『響 -HIBIKI-』平手友梨奈、映画初主演に「まだ響でいたい」北川景子が“天才ぶり”を絶賛

2018年8月28日(火)20時1分 映画ランドNEWS

映画『響 -HIBIKI-』完成披露舞台挨拶が28日、都内・TONOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、キャストの平手友梨奈欅坂46)、北川景子、アヤカ・ウィルソン、高嶋政伸北村有起哉、野間口徹、監督の月川翔が登壇した。



映画初出演にして初主演を務めた平手。「響の生き様を伝えたいと思って、やりました」とコメントし、オファーを受ける前から原作を読んでいたようで「『絶対無理だ…』と思いました。初めての映画で主演、他の皆さんに迷惑をかけるし…飽き性なのでできないなぁと思いました」と当時の心境を語る。



主人公・鮎喰響と「似ている」との反響に、平手は「最近そう言われすぎてしまって『どうなのかな』と。自分では似てないと思っています」と明かす。だが、演じてみて「(飽き性は)全然大丈夫でした。まだ響でいたいと思いました。響が大好きだっていうのは(演じる前から)ずっと変わってないので」と応えた。



月川監督と入念に話し合いを重ねて役を作り上げていったという平手。共演した北川は「撮影に入ってから(平手が)響でいた。2人で自然とお芝居をしていくうちに(女性編集者・花井ふみ役に)なれたという感じ。すごく役にあっていたのかなと思います。無理せず役になれて(響)っぽかった」と太鼓判を押す。平手は「ふみ(北川)といると安心します」と笑みをこぼした。



さらに、本作のキャッチコピーにもある「この天才、ヤバい。」にちなみ、平手の“天才だと思うところ”を聞かれた北川。「何をするにも、そういう感覚がないところがすごいなと思う。役が憑依した、スイッチが入ったような感覚もなく、たぶん自然にやられてる。“感覚がない”ってところがすごいなと思います。私は一生懸命役に入ろうとして、必死に集中しようと思っているんですが、それを自然とやっているような感じ」と明かした。



月川監督も「鮎喰響が本当に存在している感じで現場にいた。『なんでこんな風にできるんだろう』と見ていました。平手友梨奈として生きている彼女が、鮎喰響として撮影期間にちゃんと生きていた。『演技をしてやろう!』っていう欲が一切なく、ただ本当にキャラクターとしてに存在していた」と絶賛した。




出版不況の文学界を舞台に、文学の世界に革命を及ぼす15歳の天才少女・響を主人公に描く本作。響がとる行動は過去の栄光にすがる有名作家、スクープの欲だけで動く記者、生きることに挫折した売れない小説家など、様々な人に計り知れない影響を与え、彼らの価値観をも変えていく。


主人公である15歳の天才女子高生小説家・鮎喰響役に平手友梨奈(欅坂46)、響の才能を見出す若手女性編集者・花井ふみ役に北川景子、響が入部した文芸部の部長・祖父江凛夏役にアヤカ・ウィルソンが扮するほか、高嶋政伸、柳楽優弥、野間口徹、板垣瑞生、小栗旬らが共演する。監督を『君の膵臓をたべたい』『となりの怪物くん』『センセイ君主』の月川翔が務める。


映画『響 -HIBIKI-』は9月14日(金)より全国東宝系にて公開


(C)2018映画「響 -HIBIKI-」製作委員会 (C)柳本光晴/小学館


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