いつまでも暴走グラドルだと思ったら大間違い! 谷桃子、映画『鬼灯さん家のアネキ』で女優開眼!! 彼女のエロさには理由がある...

8月29日(金)13時0分 メンズサイゾー

 谷桃子といえば、押しも押されもせぬ人気グラビアアイドルでありながら、『ゴッドタン』(テレビ東京)などのバラエティ番組で唯我独尊の"谷ワールド"とも言えるギャグの数々を展開。おぎやはぎら多くのお笑い芸人たちの心を折りまくり、あの有吉弘行をして「哺乳類最悪」とまで言わしめた芸人キラーぶりを発揮し、一躍大ブレイクを果たした。そんな彼女が今回『鬼灯さん家のアネキ』で、初となる主演映画に挑んだ。


 原作は累計60万部を売り上げた、五十嵐藍原作の人気4コマコミック。谷は血のつながらない弟の吾朗(前野朋哉)を相手に、次々とセクハラを含むさまざまなイタズラを仕掛ける姉・ハルを熱演。入浴シーンや裸エプロン姿もまったく動じることなくこなすなど、バラエティ界に飽き足らず映画界にも旋風を巻き起こそうとしている。そんな"史上最恐グラドル"が演じる"史上最恐の姉"、見事に女優開眼した谷桃子の"今"を知るインタビュー。


──バラエティ番組などでも活躍の谷さんですが、映画の主演には興味がありましたか?


谷桃子(以下、谷):はい、もともとお芝居が大好きだったので、映画もすっごく興味がありました!


──原作は女性が読むにはけっこう過激な内容だと思うんですが、最初に読まれたときの感想は?


谷:私が演じるハルちゃんがすっごく元気で明るくてパワフルで、裸でベッドに寝てたりとか、吾朗ちゃんにちょっとエッチないたずらをしたときの反応とかが、ものすごく愛おしいっていうか可愛らしくて、ほっこりする話だなと思いましたね(笑)。まあ、そのイタズラに至る経緯とかもキチンと描かれていたので、ドキッとする描写も微笑ましく読めました。


──なにより原作を読んでいて映画にいちばん衝撃を受けるのは、吾朗ちゃんのキャスティングだと思います。原作だとけっこうなイケメンだけど、映画はその、失礼ながら、前野朋哉さんですもんね。


谷:やっぱりそこに大きく注目なさるんですね(笑)。


大森氏勝プロデューサー(以下、大森P):横から失礼します。キャスティングのポイントとして、イケメンすぎるのは嫌いだったんです(笑)。イケメンだったら僕が以前担当した『私の奴隷になりなさい』の真山(明大)君みたいに、とことんボロ雑巾にしてやらないと気が済まないんです。


──何かイケメンに対して根深い恨みでもあるんですか(笑)。


谷:(大森Pをかばうように)ま、まぁそういう意味でも、前野くんはホントに誰からも愛される「愛されキャラ」なんですよ。前野くんだったら、いくつになっても中学生役とかできそうですもんね。


──谷さんはハルを演じるにあたり、今泉監督から具体的なリクエストはありましたか?


谷:私とハルちゃんだと「明るくて元気」っていう面が近いんで、それを活かしつつ演じて欲しいというのは言われましたね。なので、明るくハイテンションにやってみました。


──谷さんはいつもテンションが高いんですけど、それを常に保つのって大変じゃないですか?


谷:もう、いったい人を何だと思っているんですか(笑)。さすがに『ゴッドタン』のキャラそのままじゃないですけど、今みたいなこのテンションは、朝起きてからずっと普通ですよ。


──それでも僕らからすれば、やや血圧が高めのテンションです。


谷:以前、タイでの撮影だったかな? 朝の3時からバスで移動してたんですけど、バスの中で騒いでたらメイクさんに「桃ちゃん、朝っぱらからうるさいよ!!」って怒られて(笑)。あまりこの歳になって、人から騒がしくて怒られることってないですよね。


──え、えぇ...。ところでご自身のほうで、ハルを演じるにあたって心がけた点は?


谷:吾朗ちゃんに元気なところしか見せたくないという面と、ハルちゃん自身が悩んでいる裏の一面、その両面にどうギャップを付けていくかが大変でした。


──ハルは姉としても女としても、いろんな面で吾朗と向き合わないといけないキャラクターですもんね。


谷:ハルと吾朗は姉弟なんだけど、血はつながってないんで、吾朗に対しての"好き"という気持ちが男女の愛情なのか、姉弟としての愛情なのか、そのあたりの心の葛藤を演じるのが難しかったです。


──そういうモヤモヤを示したキャッチコピー(『世の中には、まだ名前のつかない気持ちがある』)は、まさにこの映画にピッタリですよね。


谷:そうですね。そうした複雑な気持ちになっている人って、きっと世の中にもいっぱいいると思うんです。


──そのモヤモヤを人一倍強く持っていそうなのが、佐藤かよさんが演じている吾朗の同級生・水野ですね。吾朗とハルの関係を知りたいがために、劇中とんでもない行動に出てしまったりとか...。


谷:本当にいろんな感情が複雑に交差していますからね(笑)。みんなの気持ちが交差しまくっていて、ちょっと一筋縄ではいかないところが、この作品のひとつの醍醐味ですから。


──佐藤かよさんの印象はいかがでした? 


谷:かよちゃん、すごい笑い上戸なんですけど、普段はほんわかしておしとやかで、マイペースないい子でしたよ。


──でもキャラクターたちの想いが交差し過ぎて、ハルの友人の美咲(古崎瞳)とか、吾朗ちゃんをスキあらば押し倒そうとしてましたね。


谷:あそこのシーンは原作どおりですもんね(笑)。だから吾朗を想う姉としては、オチオチしてられないっていうか。


──吾朗側から見ると、なかなか夢のような展開だったりするんですが(笑)。


谷:そういえば男性って、年上が初体験の相手だったってお話、多いですよね(笑)。


──いろいろ知っている(であろう)お姉さんに手ほどきを...というのは、ある年齢の男子の妄想ネタとしてはテッパンですし、実際にもよく聞く話でもあります(笑)。それはさておき、原作との比較でいうと、実写のハルちゃんの方が優しい感じのキャラになってますね。


谷:原作のほうがひときわ過激ですよね。普通にベロチューしたりとか、裸で一緒に寝たりするのが当たり前みたいな(笑)。


──"谷桃子主演映画"ということで、いつものバラエティでのイメージを抱いて観たら、映画の谷さんはどこかお姉さんチックな雰囲気もあってビックリしますね、きっと。いい意味で裏切られると言いますか...。


谷:それはですね、まさにプロデューサーさんの意図がそこにあるんです。重要なのでちゃんと書いておいてくださいね(笑)。


大森P:谷さんをキャスティングした理由は、『ゴッドタン』とかのイメージよりも、初期のグラビア時代の清楚なイメージのほうが大きかったんですよ。彼女はグラビアをやる前に実際に料亭で働いていた経験もあって、それでいてああいったバラエティに出てるっていうのは、絶対に頭が良くて、キャラが立っているコだという確信がありました。特に今回のようなコメディタッチの作品の場合、主演の三人を集めたときにプッと笑えるというか、そういう"カラッとしたもの"がないとダメなんです。こういうことがないと出会わないような三人の中に、谷さんを置けば撮れるかなと。


──なるほどなるほど。あとハルがグラビアアイドルをやることになるのも、実際の谷さんとリンクしてるところがあって面白い設定です。個人的には「グラビアアイドルは最底辺だっ!!」っていう吾朗ちゃんのセリフがツボにはまったんですけど(笑)。


谷:吾朗ちゃんの中で偏見があるっていうか、好きすぎてアネキの水着姿をみんなに見られるのがイヤなんですよ。それでそういう言葉が出ちゃったんでしょうね。本当は絶対にハルちゃんの、私の水着姿とか見たいはずなんですよ!!(笑)


──......ところで谷さん、ご兄弟は?


谷:三姉妹で姉と妹がいるんですけど、どちらも結婚しているんで、私一人だけ最後に取り残されてるんです(笑)。


──男性の兄弟に憧れることは?


谷:弟やお兄ちゃんがいないぶん、欲しいなって思うことはありますね。可愛がるっていう意味では弟が欲しいし、頼りにするならお兄ちゃんみたいな。


──今回、映画という形で擬似的に姉を経験したワケですけど。


谷:じつは撮影に入る前に、実際に弟のいる友達の家に遊びに行ったりとかして、そこでいろんな話を聞いたりしたんですね。お風呂あがりどうしてるのとか(笑)。ほら、中にはいるじゃないですか、お風呂あがりにタオルだけ巻いて出て、平気で兄弟の前を素通りしたりとか。でも実際に話を聞くと、あんまりそういうのは気にしなかったり、意識しないみたいですね(笑)。


──実際に弟がいたとしたら、ハルみたいな気持ちになりそうっていうのはあります?


谷:うーん、どうなんですかね? この映画の場合だと、あくまで血がつながってないっていうのがあって、本当の弟だとどうなんだろっていうのはありますよね。


──血がつながっていない二人がちゃんとした家族になろうとするのが、今回の映画のキモですもんね。そこに水野や美咲とかの、いろんな愛が複雑に絡まっていく。


谷:だから「相手を想うからこそ生まれてくる気持ち」っていうのが、より強く浮き上がってくると思います。優しさ、嫉妬といういろんな感情が折り合って複雑になっていくけど、きっと気持ちはひとつ。一見複雑なようだけど実はシンプルだということを、私は演じていて強く感じました。


──谷さんにとって理想の家族とは? 


谷:私の両親は、けっこう理想的な夫婦みたいなところがあって、本当に今でも仲がいいんですよ。二人で旅行に行ったり映画に行ったり、ディズニーランドのカウントダウンに行ったりとか。母親が53歳で父親が更に三つ上なんですけど、微笑ましいくらいに仲睦まじくて。この前も私のウチに遊びに来たんですけど、一緒にご飯を食べてお酒を飲んで、私がお布団を敷いてあげてたら、二人とももう寝てたんですけど、よく見たら手をつないで寝てるんですよ!! そういうのを見て育ってきているので、それが理想になってますね。 


──じゃあ、そういう感じの旦那さんを?


谷:願望はありますね。さすがにウチの両親みたいなのは稀なんでしょうけど。


──主演作をつとめて、今後、女優さんとしてやってみたいジャンルの作品とかありますか?


谷:時代劇とかやってみたいです。あと戦争ものとか歴史ものに出てみたいんですよ。そういう意味では、行き着くところは大河ドラマかな?


──「歴史を彩った女」みたいなのを演じてみたいとか?


谷:歴史上の重要人物の愛人役みたいなのがいいなあ(笑)。ちょっとイジワルな感じの役とかでもいいですね。


──これまでのバラエティでのイメージから、コメディとかは?


谷:やってみたいですね。おもいっきり振り切って身体を張るみたいな感じで(笑)。とにかく中途半端なのが嫌なんですよ。やるなら思いっきり針を振り切った役をやってみたいですね。あとアクションとかもやってみたいです。こう見えても、いま私キックボクシングをやっているので、そういうところでは役立っていくのかなと思いますね。


──最後にメッセージを一言。


谷:『鬼灯さん家のアネキ』は、ちょっとエッチなシスコンラブコメディで、きっと最後まで見てくださった方は心が温まるというか、温かみを感じられるような作品になっています。いろんな刺激もありますし、きっと最後にはほっこりした気持ちになっていただけると思うので、ぜひとも劇場にいらしてくださいね。待ってます!!
(文=テリー天野/写真=辰巳ちえ)


■谷桃子(たに・ももこ)
1984年茨城県生まれ。2006年よりグラビアアイドルとして活動し、『ゴッドタン』等のバラエティ番組で活躍する一方、女優としても『ALLDAYS 二丁目の朝日』(08)で映画初出演して以降、『湯けむりスナイパー』(09)や『梅ちゃん先生』(12)といったドラマにも出演。今年度の川崎競馬イメージキャラクター。
◆オフィシャルブログ「なんでだし?」(http://ameblo.jp/tanimomo/)


■『鬼灯さん家のアネキ』(http://hozuki-movie.jp/)
 母を亡くした高校生・鬼灯吾郎の目下の悩みは、母の再婚相手の連れ子で血の繋がらない姉のハルの存在。セクシーでかわいいハルのエッチなイタズラの数々に振り回され、泣かされる毎日を過ごす吾郎だったが、内心はハルの事を大好きな吾郎だった。やがて二人の関係は、吾郎の同級生の水野麻衣を巻き込んで予想だにしない方向へとエスカレートしていくのだが......。


監督/今泉力哉
原作/五十嵐藍(KADOKAWA 角川書店刊)
脚本/片岡翔、今泉力哉
出演/谷桃子、前野朋哉、佐藤かよ、川村ゆきえ、古崎瞳、岡山天音、葉山レイコ、水澤紳吾、モト冬樹
上映時間/118分
配給/KADOKAWA、SPOTTED PRODUCTIONS
公開/2014年9月6日(土)新宿武蔵野館他全国順次公開

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