『アイアンマン』から最新作までマーベルの壮大な軌跡をつなぐ特別映像解禁
2024年8月30日(金)15時0分 シネマカフェ
コミックから始まり、映画やドラマシリーズ、アニメーション作品など様々な形で世界中に衝撃と感動を巻き起こす超大作を数多く生み出し、次々とエンターテインメント史を塗り替え続け世界中の人々に愛され続けているマーベル。
1939年8月31日は、そんなマーベルの“始まり”であるコミックの「MARVEL Comics #1.」が創刊された日だ。
壮大な物語と人々の心に残る魅力的な数多くのキャラクターの“生みの親”であるマーベル・コミックの原作者スタン・リーが、我が子のようにヒーローたちへの愛を語る姿から始まる本映像。
コミックからアニメ、そして実写へと広がり続けるマーベルの世界について、マーベル・スタジオの社長でMCU全作品のプロデューサーを務めるケヴィン・ファイギは「コミックス、そして映画にとってストーリーは最も重要な要素だ」と“物語”の重要性を力説。
85年という時を重ね、紡がれてきたマーベルの物語は、“裏切り王子”ロキ役のトム・ヒドルストンが「マーベルは巨大なキャンバスだ。人間とは何かを探求し続けてる」と言うと、『ブラックパンサー』『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』でワカンダの女王ラモンダを演じ、第95回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたアンジェラ・バセットが「世代も文化も超えて心に届くストーリー」…と語るように、様々な垣根を超えて愛されつづけるものとなっている。
そんな物語に欠かせないのが、映像でも次から次へと登場するヒーローたち。「私が物語で描きたいのは、誰もが共感できるような人間味あふれるヒーローたち。最後に一言だけ…エクセルシオール!」とお馴染みの名フレーズとともに、“愛されるキャラクター”へのこだわりを語るスタン・リーの姿が映し出されている。
さらに、映像のラストでは、劇場公開最新作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(2025年2月14日)公開)より、MCU初参加のハリソン・フォード演じる米大統領サディアス・ロスが、“レッドハルク”へダイナミックに変貌する姿が——。“ハリウッドの生ける伝説”による、これからのマーベルのさらなる快進撃の合図ともいえる“咆哮”で映像は締めくくられている。
85周年記念。世界興行収入TOP1、アカデミー賞ノミネート…数々の“偉業”をふり返る
●『アイアンマン』(08)…世界中から愛され続ける、MCUの挑戦となった“第1作目”
2008年にMCUの第1作目として公開された本作。天才的な頭脳を持つ実業家トニー・スタークが、圧倒的戦闘力を誇るパワードスーツを開発し、テロ組織を撲滅する物語が描かれた。
アベンジャーズの“代表格”としてのちに世界的人気を集めるアイアンマンの実写デビュー作は、当時あったコミック実写化を不安視する意見を跳ね除け、批評家からも高い評価を獲得し大ヒット。16年たったいまもなお愛され続ける大人気作だ。
●『ブラックパンサー』(18)…史上初、アカデミー賞作品賞ノミネート
最新テクノロジーを持つ文明国ワカンダで王位を継いだティ・チャラが、漆黒の戦闘スーツを纏いブラックパンサーとして祖国の危機を守る物語。
本作が映画史に刻んだのは、ヒーロー映画として史上初となるアカデミー賞作品賞へのノミネート。これまでの風潮をガラッと覆す偉業を達成し、作曲賞・美術賞・衣装デザイン賞も見事受賞。いまもなお人々の心に残る名作となった。
●『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)…史上最高興収を記録、映画史に残る超大作
最凶最悪の敵サノスにより生命の半分が消し去られた『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の物語の続きを描く超大作。
最終決戦では、1本の映画作品としてはありえないほど多くのヒーローが登場しながら各ヒーローの見せ場がしっかりと設けられ、多くの人々の心を震わせた。当時の歴代最高興行収入を記録した本作は世界中の心を鷲掴みにし、映画史に堂々と歴史を刻んだ。
今後のマーベルにも期待大 新たな歴史を紡ぐ作品が続々と登場
●「アガサ・オール・アロング」…裏切りと恐怖で翻弄する魔女の“カオス”が訪れる
9月19日(木)よりディズニープラスで独占配信開始
本作の主人公は、数百年前から現代まで生き続け最強の魔女といわれた、アガサ・ハークネス。彼女の恐ろしさはその最強の魔術だけでなく、裏工作の緻密さと、何をしでかすか分からない厄介さにある…。
一度はスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフに力を奪われたアガサが、再び意気揚々と返り咲きを狙い、強大な力を得られるという“魔女の道”へと挑んでいく。世界中が、アガサの危険な野望に釘づけになる。
●『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』…“ヒーローの象徴”を受け継いだ男の物語
2025年2月14日(金)より劇場公開
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のラストでヒーロー引退を決めたスティーブ・ロジャースから盾を託された“ファルコン”ことサム・ウィルソン。アメリカの象徴でもあり、ヒーローの象徴とさえいえる“キャプテン・アメリカ”という圧倒的な重みを背負うことになった者の物語がここからはじまる。ハリソン・フォードが演じる、ヒーローを嫌う“大統領”サディアス・ロス、そしてレッドハルクにも注目。
●『サンダーボルツ』(原題)…ヴィランを中心としたアンチヒーローが大集結
2025年劇場公開
数々のマーベル作品に登場したヴィランを中心としたアンチヒーローが集結したアクション・エンターテインメント超大作。フローレンス・ピュー演じるブラック・ウィドウの“妹”エレーナや、セバスチャン・スタン演じるスティーブ・ロジャースの親友ウィンター・ソルジャーらが登場。
『アントマン&ワスプ』に登場したゴースト、『ブラック・ウィドウ』に登場したレッド・ガーディアンといった個性あふれるキャラクターも集結。
●『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス』(原題)…マーベル・コミックス最初のヒーローチームついに登場
2025年劇場公開
スタン・リーが創造した、マーベル・コミックス最初のヒーローチーム。超能力を持つ個性豊かな4人による、壮大な戦いが開幕。リード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティック役はペドロ・パスカル、スー・ストーム/インビジブル・ウーマン役はヴァネッサ・カービー、ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ役はジョセフ・クイン、ベン・グリム/シング役はエボン・モス=バクラックと確かな実力を誇る注目の布陣が揃った。
●「デアデビル:ボーン・アゲイン」(原題)…昼は弁護士、夜は法では裁けない悪へ立ち向かう
ディズニープラスで2025年春配信予定
昼は弁護士だが夜は法では裁ききれない悪へと立ち向かうヒーロー、マット・マードックことデアデビルが主人公の本作。デアデビル役はチャーリー・コックスが演じる。
同じく弁護士ヒーローの活躍を描く、ディズニープラスで独占配信中のドラマシリーズ「シーハルク:ザ・アトーニー」にサプライズ登場した際は、歓喜の声がSNSを席捲するなど、確かな人気の高さを見せつけた。
誕生から85周年を迎える記念すべき8月31日。これまでの壮大な歴史に思いをはせる、様々なマーベル作品は映画館やディズニープラスで堪能できる。