「クラスメイトの女子、全員好きでした」 “富士夫”皆川猿時の遺品整理!?からのまさかの展開 「お父さん、旅立ったかと思ったよ」
2024年8月30日(金)11時25分 エンタメOVO
本作は偶然手に入れた小説を盗作し、人気作家となった枝松脛男(木村)が、中学時代に恋したクラスメイト女子たちとの思い出を回想しながら編集者の片山美晴(新川)と“真の作者”を探すハートフルコメディー。原作は爪切男氏の同名小説(集英社文庫刊)。
「春と群青」で直川賞を受賞した脛男は、盗作したことを公表し、鋭心社の編集部はパニックになっていた。脛男を心配した美晴は、脛男の自宅に向かうが、彼の姿はなかった。
会社に戻った美晴は、自分も盗作の事実を知っていたことを告げようとする。ところが、編集長の梅本(阪田マサノブ)から「君は何も知らなかった。裏切られた被害者だよね?」「枝松にかかわるな」といわれる。しかし、美晴は脛男を探しに。
そのころ、脛男は実家の前で立ち尽くしていた。15年前、「小説家になるから」と、父・富士夫(皆川猿時)の反対を押し切って家を出たきりだった。脛男が申し訳なさそうに「ただいま」と言うと、富士夫は盗作のことで怒りだし、2人は乱闘に。そして脛男は、中1に父とバク転を練習したことを思い出す…。
脛男が再び小説を執筆していると、富士夫が倒れて入院してしまう。脛男は病室で反省していると、ふと、クラスメイトの佐藤さん(金田静奈)のことを回想。翌日、脛男が母校にいると、美晴が現れて「もう一度、小説を書いてください」と思いぶつける。すると脛男は美晴にバク転を見せようとして…。
放送終了後、SNS上には、「面白いだけじゃなくて、回を重ねるごとによいドラマだなあ…」「今クールで1番好きなドラマかもしれん。軽くサラっと見られてあたたかくなる」「このドラマでこんなに泣くことになると思わなかった、脛男の気持ちが痛いほど伝わって苦しい」などの感想が投稿された。
また、脛男が富士夫の遺品整理かと思わせる演出や、父について書いた原稿に「最期」と記すなど、視聴者にミスリードを誘う演出には、「お父さん、旅立ったかと思ったよ。病院で元気爆発していて良かった」「毎回想像を裏切る展開してくれるぜ。今日流した涙は返して!笑」「遺品整理じゃなくてフリマ出品。 涙じゃなくて汗、それは想定外すぎw」といったコメントが投稿された。