錦戸亮&佐藤隆太が語る夫論「生まれ変わるなら男がいい」

9月2日(土)16時0分 NEWSポストセブン

佐藤隆太が錦戸亮と夫論を語る

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「ぼくは仕事ができません! あなたの“理想の夫”にはほど遠い夫なんです」。こんな衝撃発言で始まった錦戸亮(32才)主演のドラマ『ウチの夫は仕事ができない』(日本テレビ系)。見た目良し、学歴良し、収入良しと、三拍子揃った理想の夫・小林司と結婚したはずの沙也加だったが、夫の真の姿は単なるダメリーマン。


 ダメな主人公を演じる錦戸と仕事ができる上司・土方役を演じる佐藤隆太(37才)が、同ドラマの制作開始時に内容の相談を受けたという「男性学」の第一人者である田中俊之先生(大正大学心理社会学部准教授)を司会に迎え、夫の本音、妻への思いなど、「夫論」を語り合った。


 かつて男性の人生は『卒業→就職→結婚→定年』という一本道を歩むものだった。しかし最近、この“普通”の人生を実現できず、「男」であることに生きづらさを感じる男性が増えている。このドラマの主人公、小林司もそのひとりだ。


田中:司が第一話から妻に「仕事ができない」と告げたのには驚きました!


錦戸:そうなんです。男としては仕事に関する弱みを見せたくないのが本音じゃないですか。あの発言は一種のカミングアウトですよね。


佐藤:ぼくは司が奥さんにちゃんと悩みを打ち明けているのは、夫婦として素敵な関係だと思います。


田中:男性は悩みを打ち明けることに抵抗を感じる傾向があります。中高年男性の自殺率は高く、女性の2〜3倍。背景には「悩みを相談できる相手がいない」という男性が抱える問題があります。


錦戸:ぼく自身、弱みを見せるのは非常に苦手です。でも、それができるようになれば、男としてステップアップする気がする。相手に弱みを見せられるって、実はとても男らしいことだと思う。自分の弱さを認められる強さがあるんですよ。


佐藤:普段の会話から生まれる夫婦の信頼感は間違いなくあると思います。ぼくは些細なことを含め何でも妻に話すのですが、そうやっていつも他愛もない話をしているからこそ、悩みを抱えたときでもすぐに感じ取ってくれる。ただ、自分に余裕がなくなると、感情にまかせてキツい言い方をしてしまって反省したりもしますね。


錦戸:どんな話でも嫌な顔ひとつ見せず受け止める松岡茉優さん(22才)演じる沙也加はできた奥さんですよね。毎晩会社での話を聞いてあげて、朝になったら玄関先まで来て「いってらっしゃい」と笑顔でお見送り。あんなに支えてくれる嫁がおったら頑張らなと思いますよね。嫁にあんな顔をさせられるような男性でいたい。


田中:ぼくもできるだけ妻と話をします。子供がまだ1才なので、毎日18時には帰宅してお風呂に入れたり、一緒に遊んだりしています。あと朝食はぼくの担当。それでも妻の負担は多いと思いますし、でもぼくがもっと家庭に時間を割けるかといえば、仕事もやらなきゃいけないし…。


◆男も育休を取るべき


錦戸:そういう話を聞くと、やっぱり生まれ変わっても男がいいと思っちゃう(笑い)。



佐藤:ぼくも生まれ変わるなら男ですね。もちろん男側しか知らないっていうのもあるんですけど(笑い)。女性は男みたいに単純じゃないから人間関係が複雑そう。たまにテレビでママ友内でのトラブル特集!みたいなのをやっているのを見ると「コレ、本当!? 怖い怖い怖い!!」ってなっちゃう。


田中:男に比べて、女性の人間関係は難しい印象がありますね。


佐藤:あとぼくがちょっとヒヤヒヤしてしまうのは、女性が彼氏や旦那のグチをこぼす時。悪気はないんでしょうけど、男ってたとえその時にけんかをしていたとしても自分のパートナーの印象が悪くなるような内容をあまり他人に話したりしないので、その点はお手柔らかにお願いしたいなと。


田中:まあ女性って共感し合いたいので、何の気なしにプライベートの話を始めて、気がつくと深い話をしちゃっているというケースが多いのかもしれません。


錦戸:でも、女性は出産があって本当に大変だと思う。ぼくはまだ結婚していないので説得力ないかもですが、男性も育休を絶対取るべきだと思う。そのときは「あぁ〜、やらなあかんのかぁ〜」というネガティブな気持ちではなく、愛する嫁のために「やってあげたい」という気持ちで努力をしていきたいですね。


佐藤:やっぱり家族の存在は大きい。いてくれるから安心もできるし、「行ってきます」と言う時には身が引き締まるんです。


錦戸:そう。男はやっぱり金を稼がんとアカン! お金ってサバンナにおける肉じゃないですか!?


佐藤:カッコいい! ただ、イクメンという言葉は厄介ですよね。「イクメンですね!」と言われても、そこを狙っているわけではないし、ただできることをやっているだけだから。ぼくの場合は普段妻がひとりで3人の子供たちの面倒を見てくれている訳で、家にいる時ぐらいはと思いますよね。それでも台本を読む時など仕事の時間はちゃんととらせてもらう。それは男の責任だと思うから。


錦戸:そやな! 男は肉獲ってきてナンボだから。


田中:今ハリウッドだと、エマ・ワトソン(27才)のように「フェミニスト」として発言する俳優もいます。日本でも、社会的に影響力のある芸能人は男女問題、夫婦問題に「正しい考え」を持っているべきというプレッシャーがある。社会的にこれを言っておけば正解という言葉があるなか、今回、お2人はこの難しい問題を本音で話してくれてありがたかったですね。


——いよいよドラマはクライマックスへと突入、小林家にも家族が増える。このドラマを通して錦戸の「夫論」にも変化が生まれるかもしれない。


撮影/木村直軌


※女性セブン2017年9月14日号

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