池松壮亮×蒼井優『斬、』第23回釜山国際映画祭へ、塚本晋也「大切な三本柱を立てることができた」

2018年9月4日(火)20時37分 映画ランドNEWS

塚本晋也監督の新作『斬、』が10月4日(木)より開催される第23回釜山国際映画祭ガラ・プレゼンテーション部門に正式出品されることがわかった。



開催中のヴェネチア国際映画祭コンペティション部門、北米最大の国際映画祭トロント国際映画祭に続き、約20万人が訪れるアジア最大の映画の祭典への出品が決定した本作。塚本晋也監督は芸術性と功績を称えるガラ・プレゼンテーション部門での出品は初めてとなる。


塚本晋也監督 コメント




釜山映画祭は、映画祭が始まった年から呼んでいただき、お客さんのあまりの熱狂ぶりに感動しました。毎回心にあたたかいお土産を持ち帰らせていただきます。このたびも釜山のお客さんとお会いできるのが今からとても楽しみです。そしてこの映画が皆さんの心にどう映るのかが楽しみです。ヴェネチア、トロント、釜山と、『斬、』にとって大切な三本柱を立てることができました。とてもよいスタートがきれたと思っています———塚本晋也





『鉄男 TETSUO』『野火』などを手がけ、俳優としても活躍する塚本晋也が初の時代劇に挑む本作。監督、出演、脚本、撮影、編集、製作を務めた完全オリジナル作品。物語の舞台は、250年にわたり平和が続いてきた国内が、開国するか否かで大きく揺れ動いていた江戸時代末期。江戸近郊の農村を舞台に、時代の波に翻弄されるひとりの浪人と彼に関わる人々を通して、生と死の問題に迫る。


文武両道で才気あふれる浪人を池松壮亮が、浪人の隣人である農家の娘を蒼井優が演じる。共演に中村達也、塚本晋也、オーディションで多数の候補の中から抜擢された映画初出演の新人・前田隆成などが脇を固める。


映画『斬、』は11月24日(土)よりユーロスペースほか全国公開


(C)SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER


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