乃木坂46、「真夏の全国ツアー」神宮公演でファイナル 「来年は新たな仲間を引き連れて戻ってきます」
2024年9月5日(木)0時0分 クランクイン!
乃木坂46が2日〜4日の3日間にわたり、東京・明治神宮野球場にて「真夏の全国ツアー2024」東京公演を開催。7月から行なってきたツアーを完走し、大阪、愛知、東京の全7公演で26.5万人を動員した。
ことしは5年ぶりとなるドームツアーを行なった乃木坂46。7月の京セラドーム大阪、8月のバンテリンドームナゴヤでの公演に続き、ファイナルは毎年恒例となる明治神宮野球場で3日間の公演を開催。3日間ともライブ配信もされた。
最終日となる4日の公演は、1曲目からいきなり最新の36thシングル「チートデイ」からスタート。城を模したセットをバックに、プリンセスの衣装に身を包んだメンバーが登場し、センターの井上和が「ついに最終日、盛り上がる準備できてんのか〜!」と煽ると観客は声援でレスポンス。ラスサビ前で井上が「ごめんなさ〜い!」のせりふを決めると会場が沸く。さらに「太陽ノック」「裸足でSummer」「君に叱られた」「ジコチューで行こう!」と立て続けに「真夏の全国ツアー」には欠かせない夏曲を披露すると、序盤から大盛り上がりとなった。
最初のMCでキャプテンの梅澤美波が「今宵は私たち乃木坂46のメンバーがかわいいプリンセスになって、皆さんを夢の世界へ誘いたいと思います」とあいさつ。「それでは今回登場する32人のプリンセスをご紹介いたします」と振ると、5期生が「17分間」を、4期生が「I see…」を、3期生が「三番目の風」をパフォーマンスしながら、会場のモニターには各メンバーを「◯◯プリンセス」と紹介するキャッチコピーが映し出された。また、きょうで加入8周年を迎える3期生は、1人1人がファンに感謝の言葉を述べた。
“真の乃木坂プリンセス”を決めるべく、期別でバトルする“寸劇”を挟んで楽しませながら、続くユニットブロックでは、久保史緒里、林瑠奈、奥田いろはによる「設定温度」、伊藤理々杏、中村麗乃、吉田綾乃クリスティー、柴田柚菜、筒井あやめによる「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」、与田祐希、賀喜遥香、五百城茉央、小川彩の「ごめんね ずっと・・・」、そして5期生曲の「絶望の一秒前」を井上と中西アルノで披露。各メンバーの歌声をじっくりと聴かせるスタイルで魅了する。ユニット曲は3日間日替わりのセットリストとなり、それぞれの公演でしか見られない特別なものとなった。
五百城、岩本蓮加、奥田が浴衣姿を見せ、ファンをキュンキュンさせるVTRに続いては、メンバーがリアルに浴衣姿で登場。「あらかじめ語られるロマンス」や「ロマンティックいか焼き」などのメドレーを披露し、さらに「ガールズルール」「ひと夏の長さより・・・」と続き、会場は夏一色となった。
メンバーが夏の思い出を語るMCを挟んだところで、36thシングルのアンダーメンバーが、黒を基調としたクールな衣装で姿を現すと、奥田をセンターに「落とし物」を熱の込もったパフォーマンスで見せた。
遠藤らがスタイリッシュなダンスで魅了した「Wilderness world」、中西の“叫び”が神宮に鳴り響いた「Actually…」と続くと、ライブもいよいよラストスパートへ。「おひとりさま天国」「好きというのはロックだぜ!」「夏のFree&Easy」と再び夏曲で畳み掛け、会場のボルテージが高まりきったところで、オーケストラの生演奏をバックにした「シンクロニシティ」「僕が手を叩く方へ」で雰囲気が一転。壮大なスケールで夏の夜に歌声を響かせた。
本編最後のMCでは今回のツアーで座長を務めた井上が思いを語った。今回の全国ツアーでは「笑って楽しむ」ことを目標していたという井上は、「すごく簡単なことではあるんですけど、今の私にはそれが難しいタイミングもありました」と明かし、「去年と同じポジション(センター)であることは、すごく怖ったです」と話しながら、涙ぐむ井上。言葉に詰まると、観客から声援が飛んだ。
「自分が引っ張っていかないといけない」。そんな思いを抱えていたというが、メンバーに気持ちをこぼしたところ、「ずっと頑張ってたら疲れちゃうから逃げたっていいんだよって言ってもらって。私はそう言ってもらえて、すごく心が救われました」と吐露。「本当に乃木坂46はあったかくて。ダメだなって思ったときでも、いつでもどんなときでも、手を差し伸べてくれる人たちがたくさんいて、優しい言葉をたくさんくれて。私はそんな乃木坂46が大好きです」と話すと、「乃木坂46のためなら私はなんだってできると思います。1人だとすごくつらいし、孤独だし、苦しいこともたくさんあるけど、みんなと一緒ならどんなところへだって、どこへだって行ける気がします」とグループへの愛を伝えた井上。「皆さんと過ごした今年の夏、最高に楽しかったし、最高にキラキラしてました。ありがとうございました」と感謝を伝えると、会場からは温かな拍手が贈られた。
そして本編ラストは「誰かの肩」。しっとりと、だが力強い歌声を聴かせ、ツアーの締めくくりを祝福するように、夜空には盛大に花火が打ち上がった。
本編が終わるも、ファンの鳴り止まない声を受けて再び登場したのは池田瑛紗と小川の2人だ。しかし、ファンの声量が足りないと、アンコールのレクチャーをすることに。2人の教えに応えて、会場全体にアンコールの声が響くと、再びメンバーが登場。「僕だけの光」「スカイダイビング」「ロマンスのスタート」を歌唱しながら、フロートや花道から観客に笑顔を振りまいていき、遠藤と賀喜ダブルセンターの「Monopoly」も披露。ラストの「乃木坂の詩」では会場が乃木坂カラーの紫色のペンライトで染まり、2024年の全国ツアーを締めくくった。
だが、アンコールの曲もすべて終わり、退場のアナウンスが流れる中でも、終わらない乃木坂コール。するとメンバーが再度現れ、ダブルアンコールとして、本日2度目の「チートデイ」がスタート。井上は「ごめんなさ〜い!」の部分を「ありがとう!」に替えて、とびきりの感謝の思いを伝えた。本当のラスト曲を終え、キャプテンの梅澤は「来年はきっと、新たな仲間を引き連れて、皆さんの元に夏、戻ってくるつもりです。どんな子たちが仲間になってくれるのか、すごくワクワクですけど、迎え入れる準備はできているので、期待してお待ちください!」と未来の後輩である6期生メンバーについて言及。「また来年、ことしよりも最高の景色を一緒に見ていきましょう」と呼びかけ、2024年の「真夏の全国ツアー」は幕を閉じた。
乃木坂46「真夏の全国ツアー2024」東京公演最終日のセットリストは以下の通り。
OVERTURE
1.チートデイ
2.太陽ノック
3.裸足でSummer
4.君に叱られた
5.ジコチューで行こう!
6.17分間
7.I see...
8.三番目の風
9.Threefold choice
10.Am I Loving?
11.設定温度
12.あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
13.ごめんね ずっと・・・
14.絶望の一秒前
15.あらかじめ語られるロマンス、ロマンティックいか焼き、君が扇いでくれた、自惚れビーチ(メドレー)
16.ガールズルール
17.ひと夏の長さより・・・
18.落とし物
19.Wilderness world
20.Actually...
21.おひとりさま天国
22.好きというのはロックだぜ!
23.夏のFree&Easy
24.シンクロニシティ
25.僕が手を叩く方へ
26.誰かの肩
<アンコール>
1.僕だけの光
2.スカイダイビング
3.ロマンスのスタート
4.Monopoly
5.乃木坂の詩
<ダブルアンコール>
チートデイ
ことしは5年ぶりとなるドームツアーを行なった乃木坂46。7月の京セラドーム大阪、8月のバンテリンドームナゴヤでの公演に続き、ファイナルは毎年恒例となる明治神宮野球場で3日間の公演を開催。3日間ともライブ配信もされた。
最終日となる4日の公演は、1曲目からいきなり最新の36thシングル「チートデイ」からスタート。城を模したセットをバックに、プリンセスの衣装に身を包んだメンバーが登場し、センターの井上和が「ついに最終日、盛り上がる準備できてんのか〜!」と煽ると観客は声援でレスポンス。ラスサビ前で井上が「ごめんなさ〜い!」のせりふを決めると会場が沸く。さらに「太陽ノック」「裸足でSummer」「君に叱られた」「ジコチューで行こう!」と立て続けに「真夏の全国ツアー」には欠かせない夏曲を披露すると、序盤から大盛り上がりとなった。
最初のMCでキャプテンの梅澤美波が「今宵は私たち乃木坂46のメンバーがかわいいプリンセスになって、皆さんを夢の世界へ誘いたいと思います」とあいさつ。「それでは今回登場する32人のプリンセスをご紹介いたします」と振ると、5期生が「17分間」を、4期生が「I see…」を、3期生が「三番目の風」をパフォーマンスしながら、会場のモニターには各メンバーを「◯◯プリンセス」と紹介するキャッチコピーが映し出された。また、きょうで加入8周年を迎える3期生は、1人1人がファンに感謝の言葉を述べた。
“真の乃木坂プリンセス”を決めるべく、期別でバトルする“寸劇”を挟んで楽しませながら、続くユニットブロックでは、久保史緒里、林瑠奈、奥田いろはによる「設定温度」、伊藤理々杏、中村麗乃、吉田綾乃クリスティー、柴田柚菜、筒井あやめによる「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」、与田祐希、賀喜遥香、五百城茉央、小川彩の「ごめんね ずっと・・・」、そして5期生曲の「絶望の一秒前」を井上と中西アルノで披露。各メンバーの歌声をじっくりと聴かせるスタイルで魅了する。ユニット曲は3日間日替わりのセットリストとなり、それぞれの公演でしか見られない特別なものとなった。
五百城、岩本蓮加、奥田が浴衣姿を見せ、ファンをキュンキュンさせるVTRに続いては、メンバーがリアルに浴衣姿で登場。「あらかじめ語られるロマンス」や「ロマンティックいか焼き」などのメドレーを披露し、さらに「ガールズルール」「ひと夏の長さより・・・」と続き、会場は夏一色となった。
メンバーが夏の思い出を語るMCを挟んだところで、36thシングルのアンダーメンバーが、黒を基調としたクールな衣装で姿を現すと、奥田をセンターに「落とし物」を熱の込もったパフォーマンスで見せた。
遠藤らがスタイリッシュなダンスで魅了した「Wilderness world」、中西の“叫び”が神宮に鳴り響いた「Actually…」と続くと、ライブもいよいよラストスパートへ。「おひとりさま天国」「好きというのはロックだぜ!」「夏のFree&Easy」と再び夏曲で畳み掛け、会場のボルテージが高まりきったところで、オーケストラの生演奏をバックにした「シンクロニシティ」「僕が手を叩く方へ」で雰囲気が一転。壮大なスケールで夏の夜に歌声を響かせた。
本編最後のMCでは今回のツアーで座長を務めた井上が思いを語った。今回の全国ツアーでは「笑って楽しむ」ことを目標していたという井上は、「すごく簡単なことではあるんですけど、今の私にはそれが難しいタイミングもありました」と明かし、「去年と同じポジション(センター)であることは、すごく怖ったです」と話しながら、涙ぐむ井上。言葉に詰まると、観客から声援が飛んだ。
「自分が引っ張っていかないといけない」。そんな思いを抱えていたというが、メンバーに気持ちをこぼしたところ、「ずっと頑張ってたら疲れちゃうから逃げたっていいんだよって言ってもらって。私はそう言ってもらえて、すごく心が救われました」と吐露。「本当に乃木坂46はあったかくて。ダメだなって思ったときでも、いつでもどんなときでも、手を差し伸べてくれる人たちがたくさんいて、優しい言葉をたくさんくれて。私はそんな乃木坂46が大好きです」と話すと、「乃木坂46のためなら私はなんだってできると思います。1人だとすごくつらいし、孤独だし、苦しいこともたくさんあるけど、みんなと一緒ならどんなところへだって、どこへだって行ける気がします」とグループへの愛を伝えた井上。「皆さんと過ごした今年の夏、最高に楽しかったし、最高にキラキラしてました。ありがとうございました」と感謝を伝えると、会場からは温かな拍手が贈られた。
そして本編ラストは「誰かの肩」。しっとりと、だが力強い歌声を聴かせ、ツアーの締めくくりを祝福するように、夜空には盛大に花火が打ち上がった。
本編が終わるも、ファンの鳴り止まない声を受けて再び登場したのは池田瑛紗と小川の2人だ。しかし、ファンの声量が足りないと、アンコールのレクチャーをすることに。2人の教えに応えて、会場全体にアンコールの声が響くと、再びメンバーが登場。「僕だけの光」「スカイダイビング」「ロマンスのスタート」を歌唱しながら、フロートや花道から観客に笑顔を振りまいていき、遠藤と賀喜ダブルセンターの「Monopoly」も披露。ラストの「乃木坂の詩」では会場が乃木坂カラーの紫色のペンライトで染まり、2024年の全国ツアーを締めくくった。
だが、アンコールの曲もすべて終わり、退場のアナウンスが流れる中でも、終わらない乃木坂コール。するとメンバーが再度現れ、ダブルアンコールとして、本日2度目の「チートデイ」がスタート。井上は「ごめんなさ〜い!」の部分を「ありがとう!」に替えて、とびきりの感謝の思いを伝えた。本当のラスト曲を終え、キャプテンの梅澤は「来年はきっと、新たな仲間を引き連れて、皆さんの元に夏、戻ってくるつもりです。どんな子たちが仲間になってくれるのか、すごくワクワクですけど、迎え入れる準備はできているので、期待してお待ちください!」と未来の後輩である6期生メンバーについて言及。「また来年、ことしよりも最高の景色を一緒に見ていきましょう」と呼びかけ、2024年の「真夏の全国ツアー」は幕を閉じた。
乃木坂46「真夏の全国ツアー2024」東京公演最終日のセットリストは以下の通り。
OVERTURE
1.チートデイ
2.太陽ノック
3.裸足でSummer
4.君に叱られた
5.ジコチューで行こう!
6.17分間
7.I see...
8.三番目の風
9.Threefold choice
10.Am I Loving?
11.設定温度
12.あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
13.ごめんね ずっと・・・
14.絶望の一秒前
15.あらかじめ語られるロマンス、ロマンティックいか焼き、君が扇いでくれた、自惚れビーチ(メドレー)
16.ガールズルール
17.ひと夏の長さより・・・
18.落とし物
19.Wilderness world
20.Actually...
21.おひとりさま天国
22.好きというのはロックだぜ!
23.夏のFree&Easy
24.シンクロニシティ
25.僕が手を叩く方へ
26.誰かの肩
<アンコール>
1.僕だけの光
2.スカイダイビング
3.ロマンスのスタート
4.Monopoly
5.乃木坂の詩
<ダブルアンコール>
チートデイ