重岡大毅&上白石萌音、夫婦役で8年ぶり共演『35年目のラブレター』特報映像公開
2024年9月6日(金)7時0分 シネマカフェ
本作は、新聞やTV、雑誌で取り上げられ、さらには創作落語になるなど、様々な形式で広まり、多くの感動を呼んだある夫婦の本当にあった話。
戦時中に生まれ、十分な教育を受けることができず、読み書きができないまま大人になった西畑保は、自分を支え続けてくれた最愛の妻・皎子への感謝を自身で書いた手紙で伝えようと、夜間中学に通い始め、ラブレターを書くために奮闘する心温まる感動の実話だ。
『溺れるナイフ』以来、8年ぶりの映画共演となる重岡と上白石が演じるのは、西畑夫妻(笑福亭鶴瓶&原田知世)の出会い。
本編映像初出しとなった特報映像では、保と皎子の素朴で温かな日常の場面から始まり、若かりしころの2人の出会いや苦悩が映し出され、「今日から私があなたの手になるわ」と告げる皎子の姿からは、保を支え続ける決意がうかがえる。
また、温かさと切なさが交錯するティザービジュアルも公開。「その手紙は、精一杯の愛でした。」というコピーからは、読み書きができない保の不器用ながらも幸せを教えてくれた妻への思いが感じられる。中央には、2人がベンチで寄り添い合う後ろ姿が配され、35年間連れ添った夫婦の柔らかい空気感が伝わる。
コメント
重岡大毅
この役を演じるにあたり、僕と鶴瓶さんに似通ったものを感じてキャスティングいただけたことが、めっちゃ嬉しかったです。萌音ちゃんとは久しぶりに会ったはずなのに気まずさも無く、はじめから信頼感がありました。大変なシーンもあったのですが、塚本監督はじめチームがいたから乗り越える事が出来ました。読み書きを覚え、皎子さんにラブレターを書いて伝えるという保さんの決心に僕自身、勇気をもらいましたし、“何かをやることに遅いなんてことはないんだ”というパワーに溢れた温かいメッセージがきっと作品を通してたくさんの人に届くんじゃないかなと思います。劇場でお待ちしております。ぜひ観にいらしてください。
上白石萌音
原田さんの作品を拝見していましたし、歌が大好きでずっと聞いていたので、同じ役を演じられて嬉しかったです。台本を読んだ際、保役は重岡さんぽいなと思っていたので、重岡さんとの共演が決まったと聞いたときはさらに撮影が楽しみになりました。関西弁での演技に挑戦したのですが、現場のスタッフさんに関西出身の方が多く、困ったらすぐ頼っていました。撮影を重ねるごとに、段々関西弁に染まってきて本番以外でも関西弁になってました(笑)現場の温かい空気感が作品にも良い影響をもたらしていると思います。この作品を通して、この人のためになりたい、一緒にいたい、何かしたいと思う相手がいるのは、本当に幸せなことだと思いました。今の時代だからこそ、手紙の温かさが改めて伝わると良いなと思います。撮影中も保さんと皎子さんのことを考えるだけで幸せな気持ちになりましたし、こんなに心温まるエピソードが実話だという事が本当に素敵だと思います。映画を観た方にもそれが伝わると思いますので、ぜひ映画館でご覧いただきたいです。
『35年目のラブレター』は2025年3月7日(金)より全国にて公開。