菅田将暉&仲野太賀と渡り合う『タロウのバカ』の新星、YOSHIに注目

9月10日(火)12時20分 シネマカフェ

現在16歳。ファッションデザイナーにして、モデル、5月には自身でアートワークも手がけた1stアルバム「SEX IS LIFE」をリリースしたアーティスト。

さらに、『まほろ駅前』シリーズや『さよなら渓谷』ほか、『日日是好日』では第43回報知映画賞監督賞を受賞した大森立嗣監督が、デビュー以前から温めていたオリジナル脚本作品『タロウのバカ』では映画初出演ながら主演をつとめ、若手実力派の筆頭である菅田将暉、仲野太賀と共演を果たした新人俳優。

ファッション・音楽・アート・俳優…とマルチに活躍し、ボーダーやジャンルなんてものは軽々と飛び越える、それが“新世代アイコンと呼ばれるYOSHIだ。いま、映画ファンからも熱い注目を集める彼に迫った。

ハイストリートファッションを着こなすインスタにセレブが熱視線
2003年2月26日生まれ、東京都出身、香港人の父と日本人の母を持つYOSHI。13歳にして、ビヨンセをはじめ多くのセレブやファッショニスタに愛されるハイストリートブランド「OFF-WHITE(オフ-ホワイト)」を手がけるヴァージル・アブロー(VIRGIL ABLOH)に独自のファッションセンスを賞賛され、それをきっかけに有名ブランドのモデルをつとめ、ショーにも多数参加。「オフ-ホワイト」などを彼流に着こなしたインスタグラムの投稿で注目を集めてきた。


また、経済誌「Forbes」が開催した次代を担う30歳未満のイノベーターを表彰する「30 UNDER 30 JAPAN」の「The Arts」部門の1人にも選出されており、ファッション業界では知られた風雲児にして異端児だ。



「神がっていた」「存在感が凄い」…大森監督がインスタで発見!

そんなYOSHIさんが映画『タロウのバカ』で、全くの演技未経験ながら主演として俳優デビュー。300人以上の候補者の中から、大森監督が「インスタで見つけた」と大抜擢したという。撮影当時は15歳。華奢で、あどけない顔立ちをしたYOSHIさん演じるタロウは、母親にネグレクト(育児放棄)され、戸籍がなく、生まれてから一度も学校に行ったことがない少年。

スポーツ推薦で高校に入学するも怪我で挫折したエージ(菅田さん)、中流家庭で育ち、ウリをする同級生・洋子(植田紗々)に一方的に思いを寄せるスギオ(仲野さん)とつるんでいる。“タロウ”は本名ではないが、「名前のない奴は(みんな)タロウ」という理由でスギオにつけられた。ある日、1丁の拳銃を手に入れたことで3人の日常は一変。河原をうろつき、建築中の住居にたむろしながら、「好きって何?」「死ぬって何?」と拳銃を手に繰り返すタロウに次々と試練が起こっていく。


インスタグラムの投稿からも、まるで野生動物のようにギラギラした“生意気”さを感じさせるYOSHIさんは、異物を排除したがり、何事にも線を引きたがる社会の隅っこに本当にいるかもしれないタロウの、“いま、生きている”熱量を身体全てで表現しており、目を離すことができない。

すでに鑑賞した人たちからも、「器用に演じる菅田将暉と太賀に体当たりの演技でぶつかるYOSHIの存在感が凄い」「YOSHIは神がっていた」「とても寂しさが伝わる熱量」「俳優として未完成なYoshiはタロウに適任」など、絶賛の声が多々。撮影中から身長が伸び、現在では顔立ちも少し大人びてきたが、当時のYOSHIさんが全身で演じたタロウは映画の奇跡ともいえる刹那を切り取っている。


なお、アーティストとしても、7月にはフジロックで音楽フェスデビューを果たしており、9月6日(金)には山下達郎の名曲「RIDE ON TIME」を大胆にサンプリングした新曲「RIDING ON TIME」をリリース。9月8日(日)にはAICHI SKY EXPO野外多目的利用地で開催された国内外を代表するヒップホップの雄が出揃う「WIRED MUSIC FESTIVAL’19」に出演したばかり。

彼を知れば知るほど、(映画を観た後ならばなおさら)そのジャンルレス、ボーダーレスな才能に驚かされるはずだ。


『タロウのバカ』はテアトル新宿ほか全国にて公開中。

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