豊川悦司、打倒「相棒」宣言! 中村倫也と“迷”コンビ再び「No Activity」シーズン2配信
2024年9月10日(火)16時50分 シネマカフェ
本作は、全く仕事をしないベテラン刑事の時田信吾(豊川)と、その相棒の人たらしな若手刑事の椎名遊(中村)のコンビが、ありえないような騒動を次々と巻き起こすコメディドラマ。1話約30分で気軽に楽しめる、まるでコントのようなドラマだ。
豊川が演じる主人公・時田信吾は、敏腕刑事のように見えるが、実は昇進とは無縁の警視庁のお荷物刑事。捜査の現場でもやる気を見せず、謎の迷言を次々と繰り出しながら人を煙に巻いていくダメ刑事だが、何故か憎めない人間味あふれるキャラクターで「見てほしいような、見てほしくないような…出演している俳優としては、微妙な作品。恥ずかしいところをお見せしながら演じている(笑)」と苦笑いを見せた。
また「先ほどコントのようなドラマだと、ご紹介がありましたが、実際はドラマのようなコント。そこだけは訂正させていただきます(笑)」と再び笑みを浮かべ、「シーズン1は、くだらなくて面白かったが、今回はくだらな過ぎて、面白いのか分からない」と複雑な表情。「確かに言えるのは、この作品が僕をもうひとつ大人にしてくれたということ。できることなら、(オファーを引き受ける前に)タイムスリップしたい」とも語ったが、「でも、まあ打倒『相棒』ですから!」と気を取り直していた。
一方、中村が演じる椎名遊は、自動車学校の教官から警察に転職してきた異色な経歴。聞き上手で人たらしな一面を持ち、ベテラン刑事の時田もつい本音を漏らしてしまうほど。椎名のお陰で時田の愛すべきダメさ加減は一層加速していく。
「キュンキュンしながら、後輩としてバカだと思っている(笑)」と豊川演じる時田について語り、シリーズ2は「いろんな意味でスケールアップしていて、でも、緊迫感はダウンしています。なんかよく分からないけど、相変わらずくだらなくて面白いですし、捜査も丸投げで何もしていない」と本作ならではの魅力をアピールしていた。
イベントにはシーズン1から続投する木村佳乃と清野菜名、新たにシリーズ参戦する白石麻衣、岡部大(ハナコ)、清水尋也、脚本を手掛けるじろう(シソンヌ)が出席した。
「No Activity」シーズン2は9月13日(金)よりPrime Videoにて一挙独占配信開始(全6話)。