プロデューサー・佐久間宣行、“テレビの良さ”に言及「“何これ!?”に出会うことができる」

9月11日(土)21時30分 TOKYO FM+

放送作家の高須光聖が、世の中をもっと面白くするためにゲストと空想し、勝手に企画を提案していくTOKYO FMの番組「空想メディア」。8月29日(日)の放送では、先週に引き続きテレビ番組プロデューサー・佐久間宣行さんが登場しました。

(左から)高須光聖、佐久間宣行さん


◆昔の自分が笑えるのかを考えて…
高須:テレビ番組やコンテンツを作っていて、大切にしているものってある?
佐久間:1個は、ナレーション、パッケージ、何でもいいのですが、他の番組と被らないものが、何か1つでも発明できればいいなって毎回考えてはいます。これは、自分が手がけているものと区別をするためでもあるんですけど。発明のためには、出演者が他の番組ではやっていない“顔”が必要で、そこがやっぱり作り手としては一番に考えるところですよね。
あとは“視聴者側に立つ”。自分が20代前後に“東京で生きていけるのかな”と悩んでいた頃は、バラエティ番組や映画を観ているときが、唯一“楽しい”と思えたんですね。だから、あのときの自分でも“笑えるのかどうか”を考えます。
高須:それ、あるよねぇ! YouTubeでも“面白い”と思えるものはたくさんあるけど、テレビでやってきたことが何十年もあったんで、その上に築き上げるものも、まだもうちょっとあると思うしね。
佐久間:そうですね。ネットだと、どうしても自分の好きなものだけがどんどん深まっていくというか、似たようなものばかりを好きになっていってしまう。
一方で、テレビだと“何これ!?”に出会うことができるじゃないですか。それがテレビの素敵な要素だなと思っています。レイザーラモンHGみたいなやつが、急にテレビに現れたりするじゃないですか(笑)。
高須:そうね。“なんやねんコイツ!”って(笑)。
佐久間:テレビの良さって、無料で“偶然”が届くことだと思います。
◆“黒歴史が残りまくる”時代
佐久間:若手の構成作家さんって、昔に比べてすごく分析をしますよね。
高須:そうね。反省し過ぎるぐらい反省している気がする。なんでやろう?
佐久間:やっぱり、どんなものでも何回も観られてしまうからじゃないですかね。自分がスベったものでも、ネットに残り続けるんですよね。その結果、黒歴史が残りまくる。
高須:たしかに。昔の映像なんかは、あまり残っていないからね。やりたい放題だった。
佐久間:今の若手は何でも“デジタルタトゥー”として残っていくんですよね。
高須:キツいなぁ。そう言われると、たしかに“反省するなぁ”って思った。しかも、縮こまってまうよね。
佐久間:スベってしまうとSNS各所で広まりますし。
高須:昔はそういうこともなかったもんね(笑)。
佐久間:なかったです。週刊誌がちょっと言うぐらいじゃないですか。なので今は、自己プロデュースが磨かれたタレントは飛び出してくるんですけど、その代わりに縮こまってしまう人も多いと思います。
高須:多いよね。だから「ゴッドタン」(テレビ東京系)もそうだけど、今までライトに当たっていなかった人にライトを向けてあげる、っていう企画が僕は好きなのよね。
佐久間:僕も好きです。
高須:“実はこの人って、角度を変えて見ると面白いよ”って発見があるからね。ああいう企画は楽しいよね。
佐久間:そう思います。僕は最近、YouTubeでバラエティ企画をやっているんですけど、YouTubeは尺が自由なので冒険ができるじゃないですか。それで動画を作っていて、たとえばウエストランドの井口(浩之)だと“こんなにしゃべるんだ!”っていうことがわかって(笑)。普段は先輩と絡むから、縮こまってフルスイングができなかったんでしょうね。
高須:なるほどね。YouTubeでも若手を探す場になれるね。
佐久間:なれます。テレビでそのフルスイングを持っていったら“もっとハネるだろうな”って思いますし。
<番組概要>
番組名:空想メディア
放送日時:毎週日曜 25:00〜25:29
パーソナリティ:高須光聖
番組公式Facebook:https://www.facebook.com/QUUSOOMEDIA/

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