続・イカのはなし。『学天即奥田のGossip Times』vol.11

9月12日(日)12時0分 ラフ&ピース ニュースマガジン

昨年の12月に、


「人類が絶滅したあとに、地球を支配するのはイカだ!」


と、そこそことんでもないゴシップを、コチラのコラムに書かせていただきました。


↓まだ読んでいない方は是非↓


出典: ラフ&ピース ニュースマガジン


そしてまた、イカに関してとんでもないニュースが飛び込んできました!


『イカは死の数日前まで記憶力が衰えないことが判明』


なんということでしょう……。


40歳目前にして、昨日食べた晩ごはんさえ思い出せないときがある僕は、もはやイカ以下なのかもしれません。


……ダジャレではありません。これは事故です。


出典: ラフ&ピース ニュースマガジン


「昨日の晩ごはんに海鮮丼を食べた」


のような、「いつ、どこで、何をした」という出来事の記憶を『エピソード記憶』といいます。


「小学5年生の修学旅行で広島に行った」


とか、


「4歳のときのクリスマスプレゼントに甘エビをもらった」


なども、これにあたります。ちなみに、甘エビのエピソードは、相方の本当の話です。


『エピソード記憶』というものは、かつては人類だけが持っている能力とされていましたが、最近の研究で、様々な生物が『エピソード記憶らしきもの』を持っているとわかっています。


たとえば、


「カラスは、攻撃してきた人間の顔を覚えていて、次に遭遇した時、その人間に反撃してくる」


みたいな話を聞いたことがあるかもしれませんが、これもまさに『エピソード記憶らしきもの』です。


この、敢えて『らしきもの』と付けているのは、生物によって、脳内の『エピソード記憶を置いておく場所』が違うからです。


人間の場合、エピソード記憶は4歳頃から形成され始め、歳をとるにつれて段々と衰えていきます。人間の脳において、『エピソード記憶』に対して重要な役割をはたしているのは『海馬(かいば)』と呼ばれている部分です。なので、加齢によってその力が衰えていくのは、その『海馬』の劣化が原因と考えられています。


出典: ラフ&ピース ニュースマガジン


しかし、イカの脳には『海馬』がありません。イカの『エピソード記憶らしきもの』を司っているのが、学習と記憶を担う『垂直葉系』という独自の構造らしいです。


これによって目先のことだけでなく、『エピソード記憶らしきもの』から導きだした『経験』に基づいて、未来のことを想定して行動します。


「めっちゃ腹減った時、あっちの岩の方に行ってみたけど、餌なんて全然おらんかったから、今度はこっちに行ってみよ!」


とか考えちゃってるわけです。


人間の場合は、『海馬』が衰えると、記憶力も衰えていくわけですが、最近の研究で、


「どうやら、イカの『垂直葉系』は、劣化しないのではないか?」


と判明したのです。なので、死ぬ数日前まで、記憶力が衰えないということなんです。


すごいですよね。


このことが判明したので、研究は次のステージに入り、


「まさか、イカってさぁ、この世に生まれた直後からの出来事を、全部覚えてるってことはないよね? 」


が研究されているそうです。これが証明されたら、いよいよ『イカ最強説』が現実味を帯びてくることになります。


もしも、昔の彼女にめちゃくちゃ怒られたことを全部記憶できていれば、同じミスを繰り返さず、今頃、僕は結婚できていたかもしれません。
あぁ、イカになりたい……。

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