木戸大聖、大型犬のような少年役に監督から「犬が過ぎる」 本人は「犬が抜けなくなって」と苦笑い

2024年9月12日(木)18時27分 オリコン

監督から「犬が過ぎる」と言われた木戸大聖(C)ORICON NewS inc.

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 俳優・木戸大聖(27)が12日、都内で開かれた映画『きみの色』公開御礼舞台あいさつに登壇した。音楽好きの少年・ルイを演じるにあたって「大型犬」をイメージした結果、後半には犬が抜けなくなったと苦笑いを見せた。

 本作は、高校生のトツ子(鈴川)と、同じ学校に通っていた少女・きみ(高石)、街の片隅にある古書店で出会ったルイ(木戸)がバンドを組むことになり、それぞれが誰にも言えない悩みを抱えながらも音楽で心を通わせていく“青春×音楽”の物語。「上海国際映画祭2024」では「金爵賞アニメーション最優秀作品賞」を受賞した。

 木戸はルイを演じるにあたって、山田尚子監督から「ルイくんは人を包み込む優しさを持っている大型犬のような男の子です」とディレクションを受けたことを明かした。「ルイの髪がふわってする感じも大型犬の耳が跳ねている時にふわふわとなる感じも似ているなって感じていて…でも後半になると犬が抜けなくて」と苦笑い。「監督からちょっと犬を抜きましょう」と指示を受けたことを告白した。

 同席した山田監督も「犬が過ぎる」と同意しつつ「一瞬で大型犬を自分の中で降ろされて」と振り返った。「でも、話してみると、わんちゃんと遊んでくれるお兄さんみたいに思えてきて、早々にワンちゃんを降ろしてもらったのは悪かったかなって」と話し、こちらも苦笑いをしながら反省してみせた。

 鈴川紗由(18)、高石あかり(※高=はしごだか/21)、劇中歌「水金地火木土天アーメン」のダンス振り付けを担当した3人組グループ・パワーパフボーイズ(AO、KAN、naoto)も参加した。

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