大物YouTuber・水溜りボンド TV初冠レギュラーに期待の声

9月13日(日)16時5分 NEWSポストセブン

テレビ界でも活躍できるか(YouTubeより)

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 チャンネル登録者数430万人以上を誇る人気YouTuber・水溜りボンドが、10月よりテレビ神奈川で初の冠レギュラー番組『水溜りボンドの○○いくってよ』を担当することになり大きな反響を呼んでいる。彼らはテレビ界にどんな新風を巻き起こすことになるのだろうか。


 カンタ(26)とトミー(27)の二人からなる水溜りボンドは、2015年1月からYouTubeで動画投稿をスタート。都市伝説や実験・検証、料理、ドッキリといったさまざまなジャンルのコンテンツにチャレンジし、翌2016年9月にはチャンネル登録者数100万人を突破した。


 その後も毎日欠かさず動画を投稿するという精力的な活動も相まって人気は右肩上がりに上昇。市場調査会社BitStar発表の「インフルエンサーパワーランキング」では、チャンネル総再生数でつねにトップテン圏内にランクインしてきた。今年7月にメンバーのカンタと人気女優・池田エライザ(24)の熱愛を、写真週刊誌『FRIDAY』が報じて世間を騒がせたことも記憶に新しい。


 そんな水溜りボンドは、もともと青山学院大学のお笑いサークルに所属していた二人が漫才コンビとして活動をスタート。当初はテレビでの活躍を目指していたようで、2014年にキングオブコントに出場、準々決勝進出という成績を収めている。漫才やコントは“期間限定”と銘打たれて彼らのYouTubeチャンネルで公開されているため、視聴することも可能だ(2020年9月7日現在)。


 念願のテレビでの冠レギュラー番組獲得となった彼らだが、今後はどんな活躍を期待できるだろうか。YouTuberに詳しいライターでコラムニストの桂木きえ氏は「水溜りボンドの強みは、常にコンテンツを本気で面白がる姿勢、そして、飾らないからこそ万人受けする、彼ら独特のキャラと空気感です」と指摘する。


「彼らのチャンネルの人気企画には『無人島で生活する』『心霊体験をする』『お互いにドッキリをかけ合う』などがあります。企画は常に本人たちがやりたいこと、子どものときにやりたかったことだそうで、『楽しくてやっている』と頻繁に話しています。


 やりたいことを追求し、それらを本気で面白がっている等身大で素直な姿勢が好評を博してきました。今回の冠番組は定番の街ブラ企画がメインとなるようですが、計算抜きに、街で出会うものを二人で面白がる様子がひとつの魅力となることが予想できます」(桂木きえ氏)


 いわゆる“街ブラ”番組では、ハプニングのような偶然の出会いから面白いやり取りに発展することが多い。これまでもドッキリや検証・実験系動画など、ハプニングを面白がってきた彼らであるだけに、YouTubeでの経験がテレビ番組でも活かせるのかもしれない。桂木氏は続ける。


「6年間、自前のYouTubeチャンネルをメインに活動してきたことで、彼ら二人の間には、独特の空気感が強固に形成されています。いい意味で、マスコンテンツのお決まりの流れや空気に縛られていないのです。


 突拍子もないボケや企画を突然繰り出す天才肌のカンタ、そこにマシンガントークでツッコミを入れる豪快なキャラのトミー。この二人のトークからにじみ出る仲の良さ自体が強みになり、ラジオ『オールナイトニッポン0』のパーソナリティという大役獲得にも至っています。マス受けしようとしないからこそ嫌われない彼らの空気感は、テレビコンテンツにも新しい風を吹かせてくれるのではないでしょうか」(桂木きえ氏)


 9月4日からは全4回のミニ番組『水溜りボンドが何かするってよ』(テレビ神奈川)が放送され、10月からの地上波冠レギュラー番組を獲得するに至った経緯も紹介される予定だ。爆発的な人気がテレビ出演につながったとはいえ、彼らの今後の活躍が、視聴率を至上命令とするテレビ業界を変革するきっかけとなることに期待したい。


●取材・文/細田成嗣(HEW)

NEWSポストセブン

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