大泉洋、柳楽優弥と軽快なやりとり!桑田佳祐が共鳴した『浅草キッド』主題歌入りティザー予告
2021年9月14日(火)6時0分 シネマカフェ
本作は、ビートたけしを敬愛してやまない劇団ひとり監督が脚本も務め、初監督作品『青天の霹靂』に続き昭和の浅草を舞台に、2度目のタッグとなる大泉さん、そして柳楽さんを主演に迎えた笑いと涙に溢れる青春映画。
解禁となったティザー予告映像では、タケシが深見に「(芸は)何が出来る?」と聞かれ、「ジャズが好きです!」「やれるのか?」「いや、聞くだけ」「聞いてどうすんだバカヤロー!」と突っ込まれるテンポの良いやりとりから始まる。浅草フランス座のエレベーターボーイをしていたタケシは、やがて深見のコントに惚れ込み、人生をかけて芸人をやっていこうと決意し、弟子入りを志願する。
歌手を目指していた踊り子・千春(門脇麦)に「その青春真っ只中みたいな顔、恥ずかしくないの?」と茶化されるシーンや、頑固で口うるさい深見を支える妻・麻里(鈴木保奈美)から「あの男と四六時中一緒にいんのよ私、どう思う?」と愚痴のようなノロケ話を聞かされても嬉しそうに「師匠を尊敬します!」と答える場面など、夢に向かって走るタケシの姿が映し出される。
さらに、コントでホステスを演じるために過剰な厚化粧を施したタケシに向かって深見は、「バカヤロー!芸人なら芸で笑いを取れ!笑われるんじゃねぇぞ、笑わせるんだよ」と一喝。深見の芸人としての矜持が伺える印象的なセリフで、タケシの芸人魂が芽生える瞬間が切り取られている。
劇団ひとり監督が熱烈オファー!桑田佳祐の新曲が主題歌に
劇団ひとり監督からの熱烈なオファーを受けた桑田さんは、本楽曲を制作中に完成前の本作を鑑賞。深見とタケシの2人に通ずる精神性や時代背景など、楽曲と本作の不思議な近似性に「楽曲の世界観がより深まったように感じた」と共鳴し、楽曲提供が実現した。エネルギッシュでアップテンポな曲調に、「命がけで今日も生きてるんだよ 心は土砂降り雨の中」という歌詞が、挫折を繰り返しながらも人生を懸けて芸人を目指すタケシと重なる。
大泉さんは「タケシと師匠深見千三郎の切ないストーリーを最後に笑い飛ばすかのように流れる、明るくて、どこか懐かしいメロディがこの作品をとても前向きな、また違う次元に連れて行ってくれる気がしました」とコメント。柳楽さんは「今日までに本編を3回観ましたが、3回ともエンディングまで観るくらい『とても好きな曲がまたひとつ増えた!』と感じています。『浅草キッド』の世界観にとても合っていて、高揚感が高まり元気をもらえる曲です。Netflixはエンドロールで次の作品をオススメしたがりますが、ぜひエンドロールも楽しんでください」と語っている。
また、ひとり監督は「最後に凸と凹がピタリと合わさるような爽快感です。素晴らしい主題歌をありがとうございました。本作の色々な想いを一つにまとめて頂きました」と感謝の気持ちを寄せた。
同時に解禁となったティーザーアートは、一度細かく折ったような跡がデザインされ、どこか懐かしさを感じるレトロな雰囲気となっている。
Netflix映画『浅草キッド』は12月9日(木)より全世界独占配信。