『響 -HIBIKI-』平手友梨奈の銀幕デビューに北川景子が涙「ずっと見守ってきたから…」

2018年9月14日(金)19時33分 映画ランドNEWS

映画『響 -HIBIKI-』初日舞台挨拶が14日、都内・TOHOシネマズ日比谷にて行われ、キャストの平手友梨奈欅坂46)、北川景子、アヤカ・ウィルソン、高嶋政伸北村有起哉、板垣瑞生(M!LK)、監督の月川翔が登壇した。



映画初主演作の公開を迎え、平手は「まだ実感がなくて…(これまで本作のプロモーション活動に専念していたため)変な感じです」とコメント。舞台挨拶中も2人で談笑したりと、「毎日連絡とってます!」と仲睦まじい様子をのぞかせる平手と北川。「何食べた?とか、食べ物の話が多いですね(笑)お弁当の写真送ったりしてくれます」と北川が明かすと、平手もにっこり。



映画初出演にして初主演を務める“座長”平手を、響の才能を見出す若手女性編集者・花井ふみ役として寄り添いながらも、プライベートを含め平手と公私ともに絆を深めていた北川。平手と取材を受けていた時に、北川は「初めての映画だし、また“映画界に戻ってきたいな”って思ってくれるような経験になりました。そう話したら、ひーちゃん(平手)が『うん。いい思い出だった』って言ってくれて。泣きそうになるくらいグッと響きましたね」とエピソードを披露。



平手は「いい思い出だったし、本当にいい出会いをさせてもらったなと思います。(女性編集者・花井ふみ役が北川で)本当に良かったです!」と笑みをこぼした。


月川監督は「小栗旬の言葉」に響いたようで、「僕が監督として所属している事務所の先輩に三木孝浩さん(『坂道のアポロン』『先生!、、、好きになってもいいですか?』など)がいらっしゃるんですが、よく青春映画を取られているんです。よく作風から“ポスト・三木孝浩”と言われることが多くて。僕はすごく嬉しいんですが、それを読んだ小栗旬が“翔やんはオンリーワンだろ”って言ってくれたんです!たまに家で奥さんに“翔やんはオンリーワンだろ”って言ってもらって自分を鼓舞しています」と明かした。



イベントでは、原作者の柳本光晴からサプライズで手紙が。平手へ「響の持つ才能という残酷さだけではなく、女の子としての可愛さまで理解してくれて、平手さんの響は“本当に響でした…”最高の映画だと思います」と感謝の言葉が伝えられると、平手は「すごく嬉しいです。自信になります」とコメント。



手紙の言葉に、北川は「クランクインした時から、映画は初めてだけどすごく表現力のある人だと思った。クリエイティブな精神を持っているから、『映画ってこうやって撮るんだよ!』って型にはめ込みすぎることなく、自由にやってもらった方がすごくいい響になると思っていて。撮影が始まったら、すごくスパークしていて『響がいる』って思ったんです。原作の先生もそう思ったんだと思います。だから、ずーっと早く皆さんにお見せしたいと思っていたから…ずっと見守ってきたから嬉しいです」と涙を浮かべながら応えた。




出版不況の文学界を舞台に、文学の世界に革命を及ぼす15歳の天才少女・響を主人公に描く本作。響がとる行動は過去の栄光にすがる有名作家、スクープの欲だけで動く記者、生きることに挫折した売れない小説家など、様々な人に計り知れない影響を与え、彼らの価値観をも変えていく。


主人公である15歳の天才女子高生小説家・鮎喰響役に平手友梨奈(欅坂46)、響の才能を見出す若手女性編集者・花井ふみ役に北川景子、響が入部した文芸部の部長・祖父江凛夏役にアヤカ・ウィルソンが扮するほか、高嶋政伸、柳楽優弥、野間口徹、板垣瑞生、小栗旬らが共演する。監督を『君の膵臓をたべたい』『となりの怪物くん』『センセイ君主』の月川翔が務める。


映画『響 -HIBIKI-』は9月14日(金)より全国東宝系にて公開


(C)2018映画「響 -HIBIKI-」製作委員会 (C)柳本光晴/小学館


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