ロバート秋山、北大路魯山人に扮して“雑学ドラマ”「勉強になりました」 多忙な中で1日6本撮影
2024年9月14日(土)6時0分 オリコン
ドラマ化することで知られざる誕生秘話を笑って学べる、新しい雑学バラエティーが誕生。今回の「はじめて物語」は、物件チラシの駅徒歩何分、本の帯の推薦文、スーパーの生産者の顔写真、QRコードの白黒模様、納豆をクルクルする食べ方、もみじ饅頭で、魯山人に扮したロバート秋山が熱演する。
◆秋山竜次(ロバート)
Q:収録を終えての感想
「“これ最初誰が言い始めた?誰がこれをやり始めた?”というのは結構気にするタイプなので、絶妙な感じの“始まりの部分”を知れたし、すごい勉強になりました。
今回は半分ドラマ、半分コントでやれたのがめちゃくちゃ楽しかったです。台本の部分もあるし、フリーに広げるところもあったりして、それを結構活かしてくれるので嬉しかったです。みんな演技しながらくすくす笑ってやっていたので、ドラマみたいに細かすぎてなく、その辺も楽しかったですね。ドラマって何回も何回も撮影すると本当に真面目になっちゃうじゃないですか。今回は2回まわして終わりというルール。潔すぎるくらいにどのシーンも2回まわして“はい次の現場”みたいな感じで、それもなんか良かったですね!」
Q:番組のみどころ
「やっぱりまずネタでしょうね。おおもとはどうなんだ?とか、起源となったものって?というのはよくテレビで見かけますけど、“そこ!?”みたいな部分をわざわざ再現するってあんまりないので。そこ見てほしいですけどね。あと半分くらい再現して、半分くらいは正直言うと“どこでふざけよう?”としか考えてないので。その感じも見てほしいですね。コント番組でもないし、教養番組でもない。全部の良い中間の部分やいろんな要素が入っているんですよね。ただの再現VTRにしたくないので。再現VTRなのに、“なにこれ?ふざけすぎじゃない?”みたいな部分が面白いでしょうね。今回一緒にやっていただいたお二方も何度も共演経験がある方々なので、めちゃくちゃ入りやすかったですね、よく分かんないノリにもついてきてくれている方々。息ぴったりで、良かったですね」
Q:役作りでこだわったところは?
「基本的に想像でやっているだけなので、ただただ扮装(ふんそう)させてもらって、自由にやらせてもらっているものが多いですね。歴史上の偉人は想像がつくから扮装しやすいけど、そうでない人は自由なので、大丈夫かってくらい変えてやってましたね。あとはご本人が見てどう思うかですね…。けどあるネタでは撮影現場にご本人が来られて、“いや本当に私の若い時こういう感じでした!”って言われたから、そんなわけないだろうって(笑)。ちょっとやりすぎるくらいやっちゃったんですよ。でも若い時こうだったんでみたいなの言われて、良かったなって思いました(笑)」
Q: 秋山さんが「これ誰が始めたんだろう?」 と思うことは?
「しょっちゅう“これ誰だろうな最初やったの?”って思っちゃいますよね。“このノリ作ったの誰なの?”とか。収録後とかの、誕生日の時のケーキ持ってくるあのノリもそうですよね。あとMCの人が横に置いているちょっと小さめのテーブルをあのサイズにしようよって、誰が定めたのか?他にも、番組と番組のちょうどつながり。朝の1個の番組終わって次の番組のMCと前の番組のMCが掛け合う30秒。あれの始まりも知りたいですね。そういうのはいつも思ってますね。“これって誰が最初にやり始めたんだろう?”みたいな。あと帽子(ニューエラ)のあのシールを“剥がさずにいこうよ!って言い出したのは誰なのかな?とか」
◆企画・演出:角山僚祐(バラエティ制作部)
「ロバート秋山さんが忙しい合間を縫って1日6本のドラマ撮影に挑んでくれました!台本からは想定できないアドリブやキャラ造形がとても面白く、撮影現場はスタッフも思わず吹き出してしまうほどのバラエティーに富んだ映像集となっております。ぜひ土曜の深夜にゆるりとお楽しみ下さい!」