「ホークアイ」予告編で話題、キャプテン・アメリカのブロードウェイ舞台化が80年代に進められていた

9月14日(火)12時58分 THE RIVER

2021年11月にディズニープラス(Disney+)で配信開始となるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新ドラマシリーズ「ホークアイ」の予告編には興味深い描写が登場する。キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースを題材としたミュージカルが上演されているようなのだ。

このミュージカルがどれだけ「ホークアイ」のストーリーに関係するのかは定かでないものの、予告編が公開されてからある事実がにわかに話題となっている。1980年代にキャプテン・アメリカを題材としたブロードウェイミュージカル化の動きが実際にあったというのだ。詳細が書かれたアーカイブ記事をComicbookGamesrader+など、複数の米メディアが紹介した。

1985年4月に掲載された米New York Timesのアーカイブ記事によれば、同ブロードウェイ企画はそのまま『キャプテン・アメリカ』というタイトルで進行していたようで、およそ400万ドルの予算が割り当てられていたという。2021年現在のレートに換算するとおよそ1,000万ドルに相当する。当時の記者も、この予算について「アメリカンドリームと国旗、愛する女性のために戦うスーパーヒーローのためだとしても巨額だ」と記している。

舞台作曲家のメル・マンデルとノーマン・ザックスによって執筆作業が進められていたというミュージカルは、アメリカ大統領選の候補だったキャプテン・アメリカのガールフレンドがテロリストにさらわれてしまい、身代金を要求されてしまうという筋書きだったそう。主人公のキャプテン・アメリカは、スティーブ・ロジャースではなくジョン・ロジャースという名の人物で、事件の黒幕である化粧会社の社長ジェイ・ピーターズとの戦いが描かれることになっていた。

ジョン・ロジャース役にはブロードウェイ俳優のジョン・カラム、社長役には俳優のクリーヴォン・リトルと、実際にキャスティングまで済んでおり、資金調達を目的とした一度限りのトライアル上演もニューヨークで行われたという。しかし、これが失敗に終わり、ブロードウェイの幕が上がることはなかったそうだ。

その後、80年代後半にはマーベル・コミックが実業家のロナルド・ペレルマンによって獲得されたことに伴い、幻のブロードウェイ化も完全に消失してしまったらしい。マーベルを買収したペレルマンは米大手化粧メーカー、レブロンのCEOとして知られているが、果たしてこれは偶然?

ともあれこうした経緯もありながら、新ドラマ「ホークアイ」ではキャプテン・アメリカのミュージカルがどのように登場するのだろうか。予告に登場する「Rogers The Musical」という舞台の看板やパフォーマンス映像は、傑作ミュージカル「ハミルトン」を彷彿とさせるといった声も上がっている。また、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021)ではキャプテン・アメリカを巡る継承が描かれたが、「ホークアイ」の世界におけるキャップがどう描かれているのかも気になるところだ。

ドラマ「ホークアイ」は2021年11月24日(水)ディズニープラスにて独占配信開始

Source:New York Times,Comicbook,Gamesrader+


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