「“女の人もエロが好き”って、ちゃんと言っていて…」カリスマ書店員おすすめ小説とは?

9月15日(日)21時0分 TOKYO FM+

放送作家の高須光聖が、世の中をもっと面白くするためにゲストと空想し、勝手に企画を提案していくTOKYO FMの番組「空想メディア」。9月8日(日)の放送では、先週に引き続きカリスマ書店員の新井見枝香さんが登場しました。


高須光聖、新井見枝香さん



◆本を読まないほうが小説は書ける?

高須:ご自身で小説を書きたいと思われたりはしないんですか?

新井:エッセイは書くんですけども、小説は書き終えたことはないです。

高須:嫌になるんですか?

新井:小説の良し悪しがすごくわかるので、自分で“良くない”ってわかっちゃうんですよ。

高須:自分のなかで“あ、無理や”って、“着地が悪いぞ”ってのがわかるんですか?

新井:いや、何だろうな……。面白くないんですよね、やっぱり。面白い小説をいっぱい知っているので。

高須:いっぱい知ってるじゃないですか! 人のを読んで“もっとここをこうしたほうがいいですよ”って言えるじゃないですか! なのに、自分で書くと……。

新井:小説はあまり読んでないほうが書けるのでは? って思っちゃうんですよ。書いていると他の小説が頭に浮かんでしまったり、“この作家さんだったら、こういう感じ”ってのがわかっちゃうので。

そういう小説、たまに出版されていますけれど“ああ、この人、伊坂幸太郎が好きなんだろうな”とか思って、“辛いわ〜”ってなります(笑)。

◆他人の表現が邪魔をする

新井:作家さんによっては、小説を書いているときは(他の人の小説を)読まないって人もいて。他の小説を読んでしまうと、その文体などが入ってきてしまうようです。

高須:そうなんですよ。テンポもそっちに変わっちゃうんですよ。僕もそれでやめたんです。“アカン、ここだけ急に文学的になってる”とか“違う違う、(自分の本は)そんな本じゃないよ”とか(笑)。

僕もそういうのありました。“こういう表現を入れなアカンのかな?”って思っちゃうんですよね。

この話を何ヵ月も前に聞きたかったですよ。(自著を)出したあとに聞いても、直しようがないんでね。今後もし、次を書いたら新井さんに読んでもらってもいいですか?

新井:もちろんです。

高須:点数つけてもらってもいいですか? 僕が傷つかない程度に。

新井:点数(笑)?

◆カリスマ書店員おすすめの1冊は?

高須:最近、新井さんがおすすめの本ってあります?

(中略)

新井:今まさに読んだばかりの本は、花房観音(はなぶさ・かんのん)さんっていう小説家さんの「半乳捕物帳」っていう作品。“乳って”って思って。“半乳”って、トップが見えない半分の乳なんですよ。

高須:今でいう、見せてはいるけれどもトップは出ていないっていう、谷間をしっかり見せているような着物を着ているっていう状態?

新井:そうなんですよ。半乳のところに葵の紋所が彫りもので入っているっていう(人が主人公)。すごく面白んですよ。

高須:ポップでいいですね。その捕物帳は女の人ですか?

新井:そうなんです。女の人が合口(鍔(つば)のない短刀のこと)を持って、やんちゃに追いかけ回すみたいな。けっこうエロくて。時代小説って、男性はエロいけど、女の人はエロくないっていうのが多かったんですけど、それは嘘じゃないですか。この小説は“女の人もエロが好き”って、ちゃんと言っていて。

高須:なんかすきっとしますね。それは読みたくなる!

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<番組概要>
タイトル:空想メディア
放送日時:毎週日曜 25:00〜25:29
パーソナリティ:高須光聖
番組HP: https://www.facebook.com/QUUSOOMEDIA/

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