仰天!昭和の少年誌が妄想した「大要塞」

9月17日(日)16時0分 まいじつ

北朝鮮による度重なる弾道ミサイル発射と、核実験による挑発行為が続いている。


軍事学者のカール・フォン・クラウゼヴイッツは「兵員や装備の条件が同等であっても、防御条件を改善することで攻撃を実施よりも有利に戦うことができる」と、防御の重要さを述べている。いかなる強大な兵器の前でも、防御が完璧であれば戦に負けることはない。逆に言えば防御が弱ければ、貧弱な兵器にさえ負けてしまうのだ。


日本はいまこそどんな攻撃にも耐えうる大要塞を至急、建造するべきだろう。昭和40年代の少年向け漫画雑誌の図解記事には、超兵器の紹介に加え、世界の軍事要塞を詳細に紹介したものがあった。情けないことだが、現在のメディアではありえないことだ。


マジノ線(フランス)



『週刊少年サンデー』小学館/1964年4月19日号より



ドイツ軍の猛攻を防ぐためにフランス軍が作った世界一大きな要塞。長さ314キロ(東京から仙台ぐらいまで)、深さ50メートルもあった。なかには鉄道も敷かれ、映画館もあった。ちょっとした大都市だ。30万の兵士が生活していた。



近代要塞地下ミサイル基地(アメリカ)



『週刊少年サンデー』小学館/1965年10月3日号より



最重要軍事機密であるアメリカのミサイル基地を想像で描いた図解。《大砲中心の要塞から、現代は地下ミサイル基地に形が変わった。発射の命令が出てから、30秒で恐怖のミサイルは飛び出す!》とある。


自由の女神や日本の城を要塞に改造するという、とんでもない妄想記事もあった。しかし、これほど楽しく、想像力を養いつつ、防衛意識を高められる記事もないだろう。



自由の女神レーザー砲台(アメリカ)



『週刊少年キング』少年画報社/1967年5月7日号より



土台の下は原子力潜水艦が自由に出入りできる。たいまつからレーザー光線、聖書からミサイルが発射…。あまりにも突拍子もない妄想だが、アメリカならあり得る!?



防空ミサイル城(日本)



『週刊少年キング』少年画報社/1967年5月7日号より



天守閣の屋根が左右に開き、なかから対空ミサイルが飛び出す。《高空でも低空でも、日本の空を侵す敵機は1機も許さない》とある。何と頼もしいことか。確かに現存する城こそは大要塞にうってつけかもしれない。


まいじつ

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