ドラゴンズ「10大どうでもいいニュース」2019秋

9月19日(木)11時0分 文春オンライン

 秋風五丈原。暑さは納まり、風が冷え、ペナントレースも終盤に差し掛かってきました。


 中日ドラゴンズは相変わらず定位置の5位に沈み、このままシーズン終了か……。と思っていたら、まさかの首位巨人・2位横浜を続けて降し6連勝。これは奇跡の逆転CSか?!とファンが意気込んだのも束の間、阿知羅が討たれ、山井が討たれ、兵どもが夢の跡。死せる中日は、生ける読売を走らせるのでしょうか?


 そんな緊迫したペナントレースの行く末をよそに、気がついたらドラゴンズ「どうでもいいニュース」がドラゴンズの残塁数と同じくらい積み重なっていました。幸いにも好評をいただいているこのシリーズ、皆様の支持のお陰で、めでたく秋も発表と相成りました。全ての読者に感謝です。もしもあなたに嫌われたなら、明日という日失くしてました。


 が、毎度冒頭で述べている通り、このタイトルは文春野球中日ドラゴンズ担当、大山くまお監督がつけたもので、筆者であるカルロス矢吹本人は微塵も「どうでもいい」とは思っておりません。中日ドラゴンズの未来が懸けられているとさえ自負しております。


 では、中日ドラゴンズ「10大どうでもいいニュース」2019秋、開幕です!



ドアラと小笠原慎之介もランクイン! ©時事通信社


高校3年時にラーメン屋で替え玉10皿を記録


(10)ドアラ、ボウリング大会でガーターを連発


 ドアラといつも一緒、久本祐一打撃投手が、主催する「久本塾」特別編として子ども達とのボウリング大会を開催しました。スペシャルゲストで参加したドアラは、普段の軽やかな動きとは違いガーターを連発。どうもバク転とは違い、ボウリングは苦手なようです。シーズン終盤は疲労のせいか、それとも負傷が長引いたのか、バク転も失敗が目立ったドアラ先生。ボウリングはともかく、オフはしっかり静養して来季に備えてくださいね。


(9)梅津晃大、ラーメン屋の大食い記録を持っていた


 デビューから3戦3勝、球団32年ぶりの快挙を達成したドラフト2位ルーキー梅津晃大。イケメン、そして親孝行は周知のとおりでしたが、なんと高校3年生の時にラーメン屋の大食い記録を更新していたことが中日スポーツ長森記者の取材で明らかになりました。仙台駅前の「初代よかろうもん」にて、当時の新記録となる替え玉10皿を平らげたそうです。「もうあのころほどは食べられませんよ」と本人は謙遜していますが、これは来季のナゴヤドームで梅津プロデュースによるラーメンメニュー誕生のフラグが立ったのではないでしょうか?


(8)石垣雅海と石橋康太、乾杯はライス大盛り


 9月初旬、ドラゴンズの野手会飲みが開催されました。現在も一軍に帯同している石垣と石橋の2名はお酒が飲めないため、先輩達との乾杯は「ドンブリにライス大盛り」だったそうです。体育会系らしい後輩のこの姿勢に、最年長の藤井淳志も「やるやないか」とご満悦。この二人には、是非ビールかけもライスでやっていただきたいですね。


(7)溝脇隼人と遠藤一星、ハンバーガー屋でニアミス


 溝脇が名古屋のハンバーガー屋「THE RISCO」でランチを食べたことをインスタグラムに投稿したところ、遠藤が「おれ今日行った笑」とすかさずコメント。これに溝脇は「気が合いますねおじいさん」と返していました。もしかしたら選手同士が鉢合わせていたかもしれません。ドラゴンズとハンバーガーと言えば、春季キャンプ地の北谷「GORDIE’S」が真っ先に思い浮かぶ人も多いでしょう。しかし伊藤準規、祖父江大輔、武山真吾らが毎年訪れているにも関わらず、同店のオーナーは野球に一切興味がなく「ウチにプロ野球選手なんて来てるの?」と一切ドラゴンズが認識されていないのが哀しいところ。とはいえどちらのお店も美味しいので、ドラファンの皆さんは是非行ってみてください。


(6)阿部寿樹、YouTubeで長距離走を流しながら寝ている


 今年、初の規定打席&打率3割到達が目前に迫り、三十路直前にしてブレイクを果たしたと言っていい阿部寿樹。リラックス方法として、「YouTubeでオリンピック陸上競技長距離走を流しながら寝る」ことを採用しているそうです。「実況が英語なのでスゥーと寝られる」からだそうですが、プロ野球選手にとって睡眠は死活問題。今年の好成績はリディア・シモンやエリウド・キプチョゲのお陰かもしれません。



後輩のプロ初勝利祝いに「純白の地下足袋」


(5)亀澤恭平、母校の行く末を案じる


 ゴルフの全英女子オープンで優勝し、20歳にしてゴルフ界のスーパースターとなった渋野日向子。実は亀澤と同じ、岡山県作陽高等学校の出身なのです。が、同校は津山市から倉敷市への移転が内定しており、なんとそれに合わせて野球部はなくなる恐れもあるとのこと。亀澤は後輩の偉業を称えながら、「これで高校移転の話がどうなるかですね……」と一縷の望みも託していました。


(4)武田健吾、スペイン語を勉強中


 今季途中にオリックス・バファローズからトレードで移籍してきた武田健吾は、現在スペイン語を勉強中。「スペイン語より野球やれ!」というファンからの怒声が聞こえて来そうですが、なんと武田はリナレスコーチからスペイン語で直接打撃指導を受けているとのこと。残念ながらまだその成果は表れておりませんが、今季の残り試合は武田の打棒にも要注目です。


(3)小笠原慎之介、山本拓実のプロ初勝利祝いとして地下足袋を贈る


 2年目19歳にしてプロ入り初勝利を挙げた山本拓実。先輩の小笠原慎之介から「初勝利祝いなにがいい?」と聞かれ、「白い靴欲しいです!」とおねだりしたところ、純白の地下足袋が贈られました。祭りにも工事現場にも履いていけそうな立派な足袋は、スタンスミスやポンプフューリーより強い光を放って、山本の足下で輝くことでしょう。そういえば山本はドラフト時の会見も学生服に白いスニーカーでした。


(2)小笠原慎之介、3年ぶりに油そばを食べる


 その小笠原、今季は怪我で出遅れたものの、8月10日横浜戦にて一軍復帰登板を果たしました。その直後、自らの復帰を祝ってか「東京油組総本店」に3年ぶりに油そばを食べに行ったそうです。感想は一言、「うまかった」とインスタに残していました。太めに見える小笠原ですが、昇竜館の松岡館長が「小笠原は朝誰よりも早く起きて風呂に入ってからトレーニングをしている」と証言する程しっかり自己管理をしている選手です。油そばもきっと、数年に1度のご褒美だったのでしょう。


(1)中日ドラゴンズ、今秋ドラフトに中部学院大学の伊藤健太投手をリストアップ


 来季に向けて、とても無視出来ないニュースが入って来ました。中日ドラゴンズは今秋ドラフトで、中部学院大学の伊藤健太投手を指名候補としてリストアップしているそうです。「大野」、「鈴木」、「木下」、「濱田(浜田)」、「マルティネス」、極めつけは「小笠原」なんて珍しい苗字まで、ただでさえ「苗字かぶり」が多発しているドラゴンズ。準規・康祐に続いてまた「伊藤」が増えるのでしょうか? 「伊東勤」も足せば、これで「イトウ」は4人目です。しかも、東邦高校の石川昴弥を指名する可能性もあるでしょうから、そうすると駿・翔に続いて3人目の「石川」も誕生する恐れがあります。深刻化するドラゴンズの“苗字被りすぎ問題”、今季も解決の糸口は一切見えないまま、泥沼のオフに突き進んで行きそうです。


 レギュラーシーズンも残り数試合。球場で飲むビールとも半年間お別れかと思うと寂しい限りですが、野球の不在を嘆く前に、まずは目の前の試合をおもいっきり楽しみましょう!

 

 そして、また冬にお会いしましょう。


◆ ◆ ◆


※「文春野球コラム ペナントレース2019」実施中。コラムがおもしろいと思ったらオリジナルサイト https://bunshun.jp/articles/13707 でHITボタンを押してください。





(カルロス 矢吹)

文春オンライン

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