「あなたは1人じゃない」女の子でいたいサシャに寄り添う『リトル・ガール』予告映像

9月19日(日)14時0分 シネマカフェ

『リトル・ガール』 (C)AGAT FILMS & CIE – ARTE France – Final Cut For real - 2020

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ベルリン国際映画祭、モントリオール国際ドキュメンタリー映画祭などを席巻、2020年の東京国際映画祭でも上映されたフランスのドキュメンタリー映画『リトル・ガール』からポスターと予告映像が解禁された。




予告映像は、女の子の衣装を身につけたくても、許可がおりないために男の子の衣装のままでバレエのレッスンに参加するサシャの姿を捉えたシーンから始まる。まだ物心がついていない頃、“女の子になりたい“と言ったサシャ。母は「私が“無理よ“と答えると、サシャは泣き出した」「夢も人生も砕かれた絶望の涙」と、そのやるせない想いを語る。

姉もサシャが学校では女の子としての登録が認められない上に“男子”からも“女子”からも疎外、通学にも男子用の服装の着用を学校から強要されていることに「性別を選べず生まれただけなのに、学校はサシャを否定してる」「納得できない」と憤り、父は「サシャはサシャだ」と断言する。

お気に入りのワンピースを着て通学したり、友達と遊んだり、好きな衣装で踊ったりしたいだけ。社会や学校からの様々な理不尽に直面しながら、ただ“女の子になりたい“というサシャの願いを叶えるために奔走し、ともに闘っていく家族の姿を捉える予告映像は「あなたは1人じゃない」という言葉に微笑むサシャの姿で結ばれている。

また、合わせて解禁となったポスターは、お気に入りの“羽”のついた洋服を着用し、大好きなダンスを1人で踊るサシャの様子を切り取った。“女の子でありたい”と、静かに、しかし強く願う彼女の心を象徴するようなものとなっている。

本作の監督を務めたのは、これまでも社会の周縁で生きる人々に光をあてた作品を撮り続け、カンヌやベルリンを始め、世界中の映画祭で高く評価されているセバスチャン・リフシッツ。トランスジェンダーのアイデンティは肉体が成長する思春期に芽生えるのではなく、幼少期で自覚されることについて取材を始めていた過程で、サシャの母親カリーヌに出会い、この作品が誕生した。

『リトル・ガール』は11月19日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。

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