『凪のお暇』『これは経費〜』今期の満足度2強を比較 TBSとNHK金曜夜の激戦

9月19日(木)8時10分 オリコン

『凪のお暇』(C)TBS

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 今期の連続ドラマが続々と最終回を迎えるなか、現在放送中のドラマでコンフィデンス誌のドラマ満足度調査「ドラマバリュー」の満足度2強となっているのが、『凪のお暇』(TBS系)と『これは経費で落ちません!』(NHK総合)だ。ともに金曜22時からの放送。両作ともに興味深い満足度ポイント推移で、金曜夜を熱く盛り上げている。

 視聴率で両作を比較すると、『凪のお暇』は初回10.3%と二桁でスタートした後、9%台を推移するも6話で二桁に回復。先週の第9話も10.3%と二桁をキープして今週の最終回につなげている。一方、『これは経費〜』は、7月26日の第1話が6.5%でスタート。その後、一時は7%台に乗せるも、概ね5〜6%台で推移している。

 満足度では、『凪のお暇』は初回94PT(100PT満点)と第1話としては異例の高ポイントでスタートを切り、その後も第3話で今期連ドラ最高となる99PTを獲得したほか、すべての回で90PT台後半をキープ。その話題性の高さとともに7月期を通して高い評価を得てきている。一方、『これは経費〜』は、初回が64PTと、決して高くはないが手応えを感じられるポイントでの好スタート。その後、回を重ねるにたびに毎週右肩上がりでポイントを上昇させ、第7話では90PTを獲得。『凪のお暇』とほぼ同水準までならぶデッドヒートとなっている。

『凪のお暇』が巧みな構成と脚本で自由に生きようとする女性を描き、第1話から視聴者をつかんでいたのに対して、『これは経費〜』はキャラクターやストーリーの丁寧な作りが回を重ねるごとにジワジワと評価を高め、視聴者を呼び込んできた。

 勝ち負けのあるものではないが、「先行逃げ切り型」と「後追い追い込み型」にタイプが別れた2作がシーンを盛り上げていることも興味深い。期せずして同じ曜日の同じ時間に放送されているタイプの異なる2作だが、それぞれが描くテーマ、従来とは異なるその切り口が、女性を中心にした多くの視聴者を惹きつけていることがわかる。

 TBS金曜ドラマといえば、18年1月期の『アンナチュラル』、同10月期の『大恋愛〜僕を忘れる君と』も記憶に新しいが、社会性のある娯楽作品が大きな話題を巻き起こしている注目枠。一方、NHKのドラマ10も、18年7月期の『透明なゆりかご』、同10月期の『昭和元禄落語心中』、今年1月期の『トクサツガガガ』など話題作を立て続けに輩出し、視聴者の信頼を築き上げている。

 そんな両枠の今期2作の質の高さとその人気ぶりからは、この先、金曜夜がドラマファンの注目を集める熱い枠となっていくことへの期待が高まる。

オリコン

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