不作の83年組アイドル 水泳大会はワイプに小さく映るだけ

9月19日(水)7時0分 NEWSポストセブン

83年デビューの「お神セブン」(撮影/井上たろう)

写真を拡大

 多くのスターを輩出した1年上の代「花の82年組」に隠れて“不作”と評された83年デビューのアイドルたち。彼女たちが35年の時を経て再び集結し、「お神セブン」なるグループを結成した。シアトル在住のメンバー・徳丸純子を除いた6人、大沢逸美、木元ゆうこ、桑田靖子、小林千絵、松本明子、森尾由美が集まり、アイドル時代の思い出について語り合った。


大沢:そろそろ振り返る? アイドル時代のこと。


松本:そうだね。まあ最近は「不作だった」なんて笑って言えるけど、デビューしたら成功すると思ってたのに、ずっと鳴かず飛ばずで……。あの不安なムードは今も忘れられないよ。


森尾:そうね。デビューして半年経った頃には、私たちは“厳しい世代”なんだなって実感があった。レコードの売り上げやオリコンの順位がデビュー曲から悪くて、音楽番組に呼ばれることも滅多になかったし。


小林:まあ、82年組の早見優ちゃんや中森明菜ちゃん、小泉今日子ちゃん、堀ちえみちゃんなんかはデビュー直後から人気だったし、そこからどんどん人気も過熱してた。そんな中で私たちの出る幕なんて最初からなかった、みたいな感じで。


木元:アイドル雑誌や週刊誌でも82年組は次々と表紙を飾っていたのに、83年組は誰も表紙を飾れなかったもんね。



森尾:そうそう! 特に強烈に印象に残っているのが、『日本テレビ音楽祭』でデビュー2年目の歌手を対象にした“金の鳩賞”の時だよね(*)。「今年の受賞者は……該当者なし!」って発表されたときはもう(笑い)。あれはつらかったなー。


【*1983年の受賞者は中森明菜、シブがき隊で、1984年の最優秀新人賞は岡田有希子、吉川晃司、トップアイドル賞に小泉今日子や吉川晃司が選ばれる中、金の鳩賞は「該当者なし」であった】


小林:「アイドル水泳大会」でも、売れてない状況を否が応にも感じさせられた。83年組が歌うシーンは大体ポロリのある騎馬戦の時で、みんな歌なんか聴いてないわけですよ。


松本:しかも私たちが歌ってる画面は右側のワイプ部分に小さく映ってるだけ。完全に騎馬戦を盛り上げるためのBGMで。


桑田:誰も見ていないのにたくましく歌ってたよね。82年組の皆さんは、ちゃんとしたステージがあって羨ましかったなぁ。


◆7人のライブ『35周年イベント☆83年組アイドル〜不作と言われた私たち「お神セブン」と申します〜』が博品館劇場(東京・銀座)にて2日限定で開催。11月19日(月)19時開演、20日(火)14時開演/19時開演。


※週刊ポスト2018年9月21・28日号

NEWSポストセブン

「アイドル」をもっと詳しく

「アイドル」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ