雅子さま 来春くらいに「即位に際しての会見」を行えるか

9月19日(木)16時0分 NEWSポストセブン

快復に向かわれている雅子さま(撮影/JMPA)

写真を拡大

 雅子さま(55才)が記者会見に臨まれたのは、2002年12月5日が最後だ。実に16年も前のことになる。お誕生日および、ニュージーランドなどへの海外訪問に際して行われた会見だった。雅子さまは当時、こう率直な思いを語られていた。


《外国訪問をすることがなかなか難しいという状況は、正直申しまして私自身その状況に適応することになかなか大きな努力が要ったということがございます。(中略)愛子が誕生いたしまして、今年、関係者の尽力によりましてニュージーランドとオーストラリアという2か国を訪問させていただくことができることになりましたことを本当に有り難いことと思っております》


 翌2003年12月、雅子さまが緊急入院。2004年には「適応障害」が公表された。


「会見の内容を受け、お世継ぎを期待されている状況の中、“男児を産むよりも、自分が行きたい海外訪問が大事なのか”といった批判がなされました。その後、適応障害を発症されたのも、会見が重圧になったのではないかとの指摘もありました」(皇室ジャーナリスト)


 肉声はそれ以来、国民の耳には届いていない。


「だからこそ、即位に際しての会見に待望論が出るのでしょう。平成時代を見ると、上皇上皇后陛下が即位に関する会見を行われたのは平成元年8月です。『即位礼正殿の儀』や『大嘗祭』(ともに平成2年11月)よりも前に行われたことになります。それを参考にすれば、天皇皇后両陛下もいつ会見を開かれても不思議ではありません」(宮内庁関係者)


 女性皇族の方々はたびたび会見で、その声を国民に届けられてきた。ご結婚、ご出産、外国訪問、さらには、ご自身のお誕生日に際しても会見を行われることがあった。


「皇太子妃のお立場で誕生日会見を始められたのは、美智子さまです。雅子さまもそれにならい、2002年に療養されるまでは誕生日会見を単独で行ってこられました」(前出・皇室ジャーナリスト)


 美智子さまが皇后となられてからは、誕生日には文書にてお気持ちを発表されてきた。ただ、事あるごとに積極的に会見も続けてこられた。


「海外訪問時やご結婚50年の節目などに両陛下そろって会見に臨まれてきました。ここ10年ほどは行っておらず、会見をされている印象が強くないのかもしれませんが、美智子さまは平成時代に計16回の会見を行っています」(前出・皇室ジャーナリスト)


 その背景には、「開かれた皇室」を目指す上皇陛下のお考えがあったという。


「かつて昭和前期までの皇室は、国民からはその内側の様子がうかがい知れない閉ざされたものでした。『開かれた皇室』を目指す背景には、そうした時代への問いもあったのでしょう。美智子さまも、会見の持つ、国民に直接言葉を届けるという重要な意味を理解されていたはずです」(前出・皇室ジャーナリスト)


◆来年年初の行事を終えられたら


 美智子さまが皇后として最初に臨まれた会見は、今から30年前、上皇陛下が天皇に即位された際の会見だった。


《30年にわたって、先帝陛下と皇太后陛下のお教えを受けて過ごすことができ幸せでございました。また、今上陛下が、いつも本当に広いお心でありのままの私を受け容れて下さいましたので、そのやすらぎの中で導かれ、育てられて来たように思います》


 ご結婚から30年という節目の年を迎えたことについて、率直なお気持ちを述べられたのも、その会見だった。ご成婚から平成までの30年、平成から令和までの30年、社会も大きく変わった。


 国や自治体、企業には透明性、情報発信が求められるようになり、説明責任という言葉が当たり前のように使われるようになった。メディアも新聞・テレビ中心から、ネットメディアやSNSなど多様な広がりを見せ、イギリス王室ではツイッターなどの活用を始めている。


 そうした動きと比べると、日本の皇室は、“逆行”しているようにすら見える。


「9月11日、紀子さまが53才の誕生日を迎えられました。皇太子妃と同待遇の『皇嗣妃』というお立場ですから、前例に則れば、単独で誕生日会見をされてもおかしくない。ところが今回は文書発表でした。そうした点で、皇室の“閉鎖性”が再び強まったともいえます」(皇室記者)


 この流れを断ち切る意味でも、雅子さまが即位に際しての会見に臨まれる意味は大きい。しかし、過去に心ない批判を浴びた雅子さまにとって、そのハードルが高いこともまた事実だろう。


 そんな経緯があるからこそ、今年8月に栃木県の那須御用邸で静養された際の雅子さまの姿に、安堵した国民も多かっただろう。


「ご静養中の散歩の途中、記者の問いかけに応じられる姿が報じられました。雅子さまが快復基調なのは、間違いないでしょう」(別の皇室記者)


 ご快復の延長線上には、即位に関しての会見があるはずだ。それを行わないままでは、すでにプレッシャーのかかる場面で海外の要人らとは言葉を交わされていることから、“どうして国民に言葉を届けないのか”という批判も招きかねない。すでに、“そのタイミング”については、水面下で議論が始まっているという。


「御代がわりに伴う重要儀式は、11月の大嘗祭の終了後も、伊勢神宮や神武天皇山陵など各地の重要施設への親謁の儀が続きます。即位初の年初の一連の行事も大切です。そこまでは、雅子さまに出席していただくべく、無理は申し上げられません。


 それらが一段落して、御所へのお引っ越しも済んだ後、来春ぐらいであれば、即位後1年を振り返りつつ『即位に際しての両陛下会見』を行える可能性がありそうです」(前出・皇室ジャーナリスト)


 過去の会見で雅子さまは、記者からの問いかけに、当意即妙のユーモアを交えて回答されることもあった。


「『国民の中に入る皇室』を目指されている両陛下なので、徐々にではありますが、形式的に事前質問に答えられるだけでなく、記者と問答されるような、開かれた会見を目指されることでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト)


 そこでも、雅子さまらしさが発揮されるに違いない。


※女性セブン2019年9月26日・10月3日号

NEWSポストセブン

「雅子さま」をもっと詳しく

「雅子さま」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ