橋下徹氏 斎藤知事を例に維新に提言「何があってもトップを守るなんていう執行部だと、おかしな方向に」

2024年9月20日(金)10時4分 スポーツニッポン

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が20日、自身のSNSを更新。疑惑告発文書問題で揺れる斎藤元彦兵庫県知事(46)を“例”に、日本維新の会に提言した。

 橋下氏が批判している維新の“飲みニケーション”を巡り、維新の青柳仁士衆院議員(大阪14区)は19日に自身のX(旧ツイッター)に「政党・政治の”飲み食い”は、飲食や娯楽に高額な政治資金が使われる問題もあるが、より本質的には、政治の重要な意思決定が不透明化する事が問題。民意で選ばれた政党や議員は本来、できる限り有権者にオープンな場で真剣勝負の議論を経て意思決定すべき。そこに密室の飲み会を介在させれば根幹が歪む」とポスト。

 これに反応した橋下氏は「そこを理解している維新国会議員はどれだけいるだろうか。国政維新はそこまでの議論やロジック、透明性を固めて執行部とメンバーの信頼関係を築いてきたか。その上でのサブの飲みニケーションはアリだろうが、永田町の感覚に染まって、飲みニケーションが主になっていなかったか。政策活動費の領収書すらメンバーの誰もがすぐにチェックできないような党組織であれば、ちょっとした危機が生じると党内信頼関係などすぐに崩壊する。党内自浄作用を期待します」と提言。

 そして、続く投稿で「兵庫県の斎藤知事が今のようになってしまったのは、副知事や側近幹部たちが知事に何も進言できない関係だったから。国政維新執行部がそのような状況になっていませんか?チェック&バランスが効いていますか?何があってもトップを守るなんていう執行部だと、おかしな方向に行っても全く止まらない」と自身の考えをつづった。

スポーツニッポン

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