タブーに切り込み社会現象を巻き起こした大ヒットコミックを、30年の時を超え実写化した『沈黙の艦隊』をIMAXで観るべき理由とは――。

︎すべての要素にこだわり、世界最高レベルの臨場感を追求したのがIMAX！

① 視界いっぱいの巨大なスクリーン！
IMAXシアターに入ったら、まずはスクリーンの大きさに注目。床から天井、左右の壁から壁まで広がる大スクリーンはIMAXの特徴のひとつ。視野全体で映画を感じることができる。スクリーンと客席の距離が近く、表面も若干湾曲していることから、観客を映像が包み込み、まるで“映画の世界に入り込んだ”かのような臨場感を味わえる！

② 圧倒的な明るさ！
特許を持つ独自の映像処理技術「デジタル・メディア・リマスタリング技術（DMR）」により、映画製作者の眼に映った映像を最大限のクオリティで表現を可能に！上映に際しては最新鋭のプロジェクターを使用！それによって鮮明さと暖かみのバランスがとれ、細部までくっきりと映し出される明るくクリアな映像は、これまでにない圧倒的なリアリティをもたらす。その美しさに、きっとあなたも息をのむはず！

③ カラダの芯まで揺さぶる高精度なサウンド！
お腹の底まで響く大音響から肩ごしに聞こえるささやき、さらに人の耳では捉えきれない音域までカバーすることで、微妙なニュアンスも忠実に再現。聴くというより、“全身で感じるようなサウンド”を実現している。カスタムな配置と完璧なチューニングで、実際に“その場にいる”かのような臨場感を生み出し、シアター内の“どこに座っていても”理想的なリスニング環境になるよう設計されているから驚きだ！

︎圧倒的な世界観で「核の国際秩序」という禁断のテーマを投げかける『沈黙の艦隊』を、IMAXで体感せよ！2023年9月29日（金）公開

タブーに切り込んだテーマ性と予測不可能なストーリーが各方面で論争を呼び、社会現象となったかわぐちかいじの大ヒットコミック『沈黙の艦隊』。連載から30年の時を超え、大沢たかお主演で、満を持して実写化。9月29日（金）より、IMAX他で全国公開される。

「核抑止力をもって世界平和をいかに達成するか」という真摯な問題提起と、壮大な海中戦闘アクション＆重厚な政治サスペンス。さらには、予測不能なストーリー展開で構成される、唯一無二のアクション・ポリティカル・エンターテインメントである本作。隅々まで明るくくっきりと映し出す巨大スクリーンと、最高峰の音響設備が整うIMAXで鑑賞すれば、原子力潜水艦＜シーバット＞の臨場感あふれる潜航シーンや、息をのむほどの緊迫の海中心理戦。そして、ド迫力の潜水艦アクションの数々を、余すところなく体感できるに違いない。

1988〜96年に「モーニング」（講談社）で連載され、累計発行部数3,200万部（紙・電子）を突破した原作コミックの大ファンであり、「実写化は俳優人生における夢のひとつであった」と語る主演の大沢たかおは、俳優として参加するのみにとどまらず、本作においてはみずからプロデューサーも兼任。防衛庁・海上自衛隊への協力体制の構築や、原作者であるかわぐち氏に向けても企画プレゼンを行うなど、並々ならぬ熱意を持ち制作に携わっている。

『ハケンアニメ！』（22年）で日本アカデミー賞・優秀監督賞をはじめ、数々の受賞を果たした吉野耕平監督がメガホンを取り、『キングダム』や『銀魂』などヒット作を数多く手がけるクレデウスが制作。さらには、日本のAmazonスタジオが手掛ける初の劇場版映画として注目を集めている本作。日本映画で初めて海上自衛隊・潜水艦部隊の協力を得て撮影した実物の潜水艦と日本屈指のVFX技術を融合させ、かつてない映像体験を見事に実現した。

＜ストーリー＞
日本の近海で、海上自衛隊の潜水艦が、アメリカの原潜に衝突し沈没した。艦長の海江田四郎を含む全乗員76名が死亡したとの報道に、日本中に衝撃が走る。だが実は、乗員は無事生存していた。彼らは、日米が極秘に作った高性能原子力潜水艦の乗員に選ばれており、事故は彼らを日本初の原潜＜シーバット＞に乗務させるための偽装工作だったのだ……！シーバットは、日本が建造費を提供したにも関わらず、米艦隊所属という、数奇な運命を背負った落とし子。その艦長に任命されたのが、海自一の操艦を誇る海江田であった。

ところが、海江田はシーバットに核ミサイルを積載し、潜航中にアメリカの指揮下を離れて、深海へと消えた——。海江田を核テロリストと認定し、太平洋艦隊を集結させてシーバット撃沈を図るアメリカ。アメリカより先にシーバットを捕獲しようと追いかける、海自のディーゼル艦＜たつなみ＞。その艦長、深町洋は、過去に起きた海難事故により、海江田に並々ならぬ感情を抱いていた……。突如独立戦闘国家〈やまと〉の建国を宣言し、日米政府や海自の潜水艦乗組員たち、そして米海軍までをも運命の大波に呑みこむ、海江田の目的とは——？

大沢が演じるのは、日本初の原子力潜水艦に核を積み、反乱逃亡する主人公・海江田四郎。そして、海江田を追う海自ディーゼル艦たつなみの艦長・深町洋役に、玉木宏。深町の右腕となる副長・速水貴子役に、水川あさみ。たつなみのソナーマン・南波栄一役に、ユースケ・サンタマリアが扮するほか、官房長官・海原渉役を江口洋介、防衛大臣・曽根崎仁美役を夏川結衣、総理大臣・竹上登志雄役を笹野高史、ニュースキャスター・市谷裕美役を上戸彩が務め、中村倫也、中村蒼ら実力派キャストも集結。重厚な世界観を抜群の説得力で体現する。

普遍的な原作のメッセージはそのままに、時代に即してさらにアップデートされている本作。リアルな艦隊と現代のVFX技術の融合により、原作の重厚感ある潜水艦のアングルや潜水艦同士の激しいバトル。深海に響き渡る優雅なクラシック音楽の数々が、実写で完璧に再現されているのを目の当たりにして、胸を熱くする原作ファンもきっと多いことだろう。IMAXシアターなら、制作陣がとことんこだわり抜いた映像と音とが、存分に堪能できる。

核抑止力を手にした男の行動は、果たして、大義か、反逆か——。揺らぐ「核の国際秩序」に警鐘をならすがごとく、禁断のテーマに挑んだ『沈黙の艦隊』を、IMAXで体感せよ！

（文／渡邊玲子）

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