『スター・ウォーズ』旧三部作エディターが続3部作を批判「スター・ウォーズをわかってない」

9月21日(火)12時1分 THE RIVER

スター・ウォーズ旧3部作の編集を手掛けたマーシア・ルーカスが、書籍『Howard Kazanjian: A Producer’s Life(原題)』の中で『スター・ウォーズ』ディズニー傘下の続3部作を批判しているとして、米Varietyなどのメディアで話題になっている。

マーシア・ルーカスは『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)の編集でアカデミー編集賞に輝いたベテラン。『エピソード5/帝国の逆襲』(1980)『エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)の編集も手掛けているほか、ルーカス初期作『アメリカン・グラフィティ』(1973)やマーティン・スコセッシ『タクシー・ドライバー』(1976)にも参加。ジョージ・ルーカスの元妻でもある。

様々な映画プロデューサーに迫る書籍『Howard Kazanjian』の中でマーシアは、『フォースの覚醒』(2015)『最後のジェダイ』(2017)をバッサリと酷評しているようだ。マーシアは、ルーカスフィルム社長として続編を主導したキャスリーン・ケネディについては「非常に聡明で明るい方。本当に素晴らしい女性」「キャスリーンのことはずっと好き」と好意を示しながらも、「キャスリーン・ケネディとJ・J・エイブラムスは『スター・ウォーズ』を全くわかっていない」と痛烈批判していると紹介されている。特にご立腹なのは、『フォースの覚醒』でハン・ソロが殺されてしまった展開で、「そこに韻も理由もなにもない。“ジェダイの物語も、『スター・ウォーズ』の魔法も何もわかってない。ハン・ソロを退場させるなんて”と思った」とストレートだ。

さらに「ルーク像も崩壊させ、ハン・ソロも殺した。ルーク・スカイウォーカーも殺してしまって、レイア姫はもういない」と続け、「そんな映画を毎年吐き出している」と酷評。「女性の観客にアピールするのが大切だと思ったから、主人公は女性。ジェダイの力を持っていることになっているものの、なぜ彼女がジェダイの力を得たのかは不明。何者なのかも不明」と、3部作の主人公となったレイの描き方にも大いに疑問視している。続けて、「最悪。ストーリーラインが酷い。ただただ酷い。最低」と、歯に衣着せぬ言葉を投げている。

マーシアは1983年公開の『ジェダイの帰還』以来、映画編集の仕事には携わっていない。しかし、『スター・ウォーズ』伝説の起源に立ち会い、創造主ジョージ・ルーカスの側にいた立場として、続編には納得できないところが大きかったのだろう。

Colliderによると、このインタビューは『スカイウォーカーの夜明け』公開前に収録されたものだという。「名編集者がスカイウォーカー・サーガの結末をどう捉えたかはわからないが、彼女のこのコメントを見る限り、続編シリーズへの印象が変わったとは考えにくいだろう」とCollider。確かに『スカイウォーカーの夜明け』では、マーシアがかつて編集室で対峙したであろう皇帝パルパティーンが復活し、もうひと暴れを起こす。レイの出自も明らかになり、やはり賛否を招いている。一体彼女は、『スカイウォーカーの夜明け』をどう見たのだろう。

Source:Variety,Collider


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