最強「セレブ」黒沢咲、子育てと両立で“麻雀視力”がアップ 初優勝した暁には「みんなでパーッとやりたい」/麻雀・Mリーグ

9月22日(水)12時0分 ABEMA TIMES

 「セレブ」と呼ばれる豪運と、それを最大限に活かす胆力で、チームを引っ張るように活躍したTEAM雷電・黒沢咲(連盟)。昨期は出産してまもなく開幕を迎えながらも、チームトップの成績を残した。今期は子育てのペースも掴め、さらにコンディションを整えて開幕を迎えることもできそうだ。目標は悲願の初優勝で、その暁には「みんなでパーッとやりたい」という。そんな前向きなコメントが続く理由は、子育てしながら鍛えられた“麻雀視力”にあった。

【動画】Mリーグ2021シーズンドラフト会議
——昨期の振り返りをお願いします。
 出産して3カ月後には「Mリーグ開幕」だったので、「戦える状態になっているのか?」という不安はかなりありました。妊娠出産だけじゃなく、このご時勢で麻雀荘に行って麻雀を打つということがかなり長い間できなかったので、すごく不安なスタートだったというのが正直な気持ちでした。
——出産から1年、日々の麻雀ライフはどう過ごされていますか。
 (子供が)4月から保育園に行き始めたのもあって、日中は時間ができ、麻雀の仕事も以前と同じようにさせていただいています。後はやっぱりどうしても夕方からの対局も多いのでそういう時は家族に協力してもらいつつ、何とかやっているという感じですね。
——生まれた直後よりはだいぶ楽になったということですか。
 そうですね、かなりお利口ちゃんなので(笑)。試合の時も、今頃どうしてるかなとは考えますが、大丈夫かなという不安はなく対局に取り組めています。
——打つ時間が減りましたが、Mリーグでは活躍が目立ちました。
 打つ時間は減ったのですが、見る時間がちょっと増えて、Mリーグのオフシーズンに関してはどちらかというと自団体のリーグ戦を見ています。生放送でいくつかのリーグを見ているおかげか、あまり勝負感が鈍っている感じはしないですね。

 練習もちょっと減っているんですけれど、コロナや出産の以前よりも、見る時間は増えています。昔は見るよりも打つ方が格段に好きで、それが私の場合すごく顕著だったのですが、最近はそれができないこともあってすごく「観る雀」というか、麻雀を見ることが楽しみの一つになっていますし、そこで勉強している部分もあります。
——観戦を通して改めて見えてきたものがありましたか。
 4人の手牌も見られますし、その前後関係とかでやっぱり「流れ」とか、前の局やその前の局の「繋がり」というのがあるんだなと。もちろん「流れはない」という考え方も上級者の方にはたくさんあるんですけど、私はそれはある!という確信がより強くなったと思います。
——前局の結果を踏まえて、というようなものでしょうか。
 それもありますし、その局しっかりとガードしたことによって次の局に手が入って爆発できたりとか、そういう積み重ねなんだなという思いが強くなりました。アガれる局もアガれない局も大事だから、自分の中での正しいと思う打牌をしっかり選んでいこう、という気持ちが強くなりました。
——新たなチームメイトに本田朋広選手が加わりました。これまで交流は。
 ほぼなかったんですよ。去年の麻雀最強戦のファイナルで初めて対戦して、その時ももう初めましてという感じでしたし。しゃべったこともほぼなかったので、このドラフトで選ばれてから繋がりができたという感じです。こっそり(本田の地元)富山に行って探ってきましたけど、どこで聞いても「穏やかでいい奴だからよろしくね」という声をいろんなところから聞くので、素敵な方なんじゃないかなと思います。麻雀も最近、本田さんの対局を見ることがあったのですが、素晴らしいなと思っています。良い時も悪い時も表情や所作が一切変わらないんですよ。辛い時ほどいい顔をして打っている。これは頼りになるというか、すごく楽しみだなという気持ちがありますね。
——Mリーグの中継では顔を抜かれることも多いです。
 すごくいい顔をして打っているんですよね。どういう状況なのか顔を見てもわからないんじゃないかなと思いました。まさにポーカーフェイスに特化しているなというように思いますので、一緒に打っているとしたらどこからでも逆転してきそうだなという怖さがあると思いました。辛そうにしていると、精神的にこっちが有利になってくるんですけど、そういうのがないと思います。
——他のチームにも同じ日本プロ麻雀連盟の選手が加入しました。
 女性に関しては自団体ということと、テレビ対局などで相当数対戦した経験がありますので、お互い手の内はわかっているんじゃないかなという感じですね。松ヶ瀬(隆弥)さんに関しては、5年とか10年とかかなり前に、働いている雀荘にお客として(自分が)よく行っていて同卓もかなりしたことがあります。最近、放送対局で見ることが増えたんですが、その頃とはだいぶ違うんじゃないかなというのは感じるので、久しぶりにもし対戦することになったらちょっと緊張、ドキドキハラハラ、ワクワクみたいのが強いです(笑)。
——松ヶ瀬さんはSNSでお料理のことも紹介しています。
 料理はレベルが高すぎて、私では(張り合うのは)無理だろうと思います。プロの領域ですね。包丁でお刺身を切った断面とかがプロだなと。ちょっと勝てないかなという感じです。すごいです、本当に。
——改めて個人の目標とチームの目標をお願いします。
 個人はぶっちゃけ、「3年間良すぎたんじゃないか」という思いが強くて、あまり欲張らずにシーズンをプラスポイントで終えることを目標に。もちろん勝てそうな時はいくらでも勝ちたいんですけど、しっかりプラスで終えるというところでいきたいなと思っています。チームはたぶん、今年は初ファイナルに行けると思っていて、それは感覚的なものなんですけど。意気込みとかではなくて、ただ行けると感じているので、決勝でこれまでの悔しさを晴らせるような麻雀を4人で打てたら最高だと思います。そしたらみんなでパーッとやりたいですね。

ABEMA TIMES

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