「ロンドン五輪でメダルを獲るため…」元バレーボール女子日本代表監督・眞鍋政義が行った“4年間の準備”

9月23日(水)19時0分 TOKYO FM+


眞鍋政義さん


荒川静香高橋尚子がパーソナリティをつとめ、東京海上日動がお送りするTOKYO FMの番組「MY OLYMPIC」。かつての名選手から将来有望なオリンピック代表選手のタマゴまで、さまざまなアスリートの輝きをお届けしています。9月1日(火)〜4日(金)、7日(月)〜11日(金)の放送では、元バレーボール女子日本代表監督の眞鍋政義さんが登場。本記事では、9月1日(火)〜7日(月)でのトーク内容を紹介します。

眞鍋さんは、バレーボール男子日本代表として1988年ソウルオリンピックに出場。2005年に現役を引退し、2012年ロンドンオリンピックでは、バレーボール女子日本代表監督として指揮を執り、日本女子バレー界28年ぶりのメダル獲得となる銅メダルに導きました。
自身が現役時代、1996年アトランタオリンピックの出場を逃し、「その悔しさがずっとあったので、いつかは監督やコーチとして“日の丸を背負って挑戦したい!”という思いをずっと持っていた」と話します。
そんな思いもあって、2008年北京オリンピックの大会後、自ら立候補してバレーボール女子日本代表監督に就任。「私は男子校からずっと男社会で育ってきましたから、女性を指導するのは経験がなくて、それはもう大変でした」と就任当初の苦労を打ち明けます。
チームスポーツであるが故に「女性もグループをつくりますし、“チームジャパン”としてまとまらないと当然勝てませんから。当時、日本は(世界と比べると)最も背が低かったんです。ですから、背の低い選手を率いて世界のトップを狙おうとなると、どのチームよりも“一致団結”をテーマにしていました」と振り返ります。
眞鍋さんといえば、タブレット端末を手に指揮を執る姿が大きな話題に。「まず、監督として選手たちに平等性を保つために活用したのが“数字”“データ”でした。毎日、練習中にさまざまな数字を計って、選手たちにも『数字がいい選手から使うよ』って発表したんです。最初は『そのやり方は違う』と何回も反発されました。しかし、世界大会でも全部(選手個々のデータが)数字で出るんですね。ですから、相手の数字を上回らないと勝てない。『だから、数字なんだ』と。タブレットを選手に渡して、映像を観てもらいながら数字を出すことで、次第に選手は納得してくれた」と話します。
また、チーム遠征が多く、選手たちがずっと携帯電話を見ている姿を目にした眞鍋さんは、“これでなにかできないかな!?”と閃いたそう。選手たちにタブレット端末を配布し、「移動中に自分のプレーを客観的に観て勉強する。これはアイデアの1つとしてすごくよかった。たぶん、この取り組みは日本女子バレーが1番早かったと思う」と言います。
なぜこうした新たな試みを取り入れていったのかというと、「(世界各国と比べ)背の低い日本女子バレーがロンドン大会でメダルを獲るためには、相手よりもなにかやらないと無理だと思っていましたから。そういう意味では、データや映像(解析)という部分では世界のトップをいっていた」と胸を張ります。
背の高さが大きな武器となるバレーボールにおいて、身体的に恵まれているとはいえない日本人選手が“世界で勝つためには……”と考え、いち早く取り入れたのがタブレット端末の活用でした。
そう聞くと、“データ重視”という印象を抱きがちな眞鍋JAPANですが、実際はというと「みんなからは『準備の眞鍋』と言われていました。4年間、2012年ロンドンオリンピックでメダルを獲るために逆算して、ずっと準備をしてきましたから。
バレーボールは、やはり身長が高いほうが有利。でも逆にいえば、相手にアタックを決めさせなければ点数が入らないですよね。背の低い選手が世界一になるには“レシーブだ”ということで、4年間やってきた」と回顧。ロンドンオリンピックという大舞台に照準を絞り、「いろいろなことにチャレンジして目標だったメダルを掴むことができてよかった」と話していました。
次回9月24日(木)の放送をradikoタイムフリーでチェック!
<番組概要>
番組名:MY OLYMPIC
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:TOKYO FMは毎週月〜金曜6:55〜7:00(JFN各局の放送時間は番組Webサイトでご確認ください)
パーソナリティ:荒川静香、高橋尚子
番組Webサイト:https://www.jfn.co.jp/myolympic/

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