『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』キャスト&吹替声優まとめ ─ ハリソン・フォード看板シリーズ第2作

9月24日(金)13時4分 THE RIVER

スティーブン・スピルバーグが監督を務め、ジョージ・ルーカスが製作総指揮を務めた大人気アドベンチャー映画『インディ・ジョーンズ』シリーズ第2作、『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』(1984)。本作では、ハリソン・フォード演じる考古学者インディ・ジョーンズが、魔宮に潜む悪の集団から秘宝取り戻し、さらわれた子どもたちを救い出す姿が描かれる。

インディとともに冒険に乗り出す仲間役には、『グーニーズ』(1985)のデータ役でも知られるキー・ホイ・クァン、そして本作をきっかけにスピルバーグ監督と結婚したケイト・キャプショーが出演している。また、『ブルース・ブラザーズ』(1980)や『ゴーストバスターズ』シリーズでおなじみのダン・エイクロイドも名を連ねている。本記事では出演者・吹替声優の経歴を紹介したい。冒険のお供にどうぞ!

ハリソン・フォード(インディアナ・ジョーンズ役)

ハリソン・フォードPhoto by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/33374885042

1942年、アメリカ・イリノイ州出身。ウィスコンシン州の大学を中退後、俳優活動を開始するためロサンゼルスに移る。俳優デビューは1966年、犯罪映画『現金作戦』にて。以降、テレビドラマや映画の端役で経験を重ね、1973年に後のコラボレーターとなるジョージ・ルーカスの『アメリカン・グラフィティ』、フランシス・フォード・コッポラの『カンバセーション…盗聴…』に出演し、知名度と評価を得た。現在までのキャリアを築く大きなきっかけとなったのは、ルーカスとの再タッグ作『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)。ハン・ソロ役として、続く『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』(1980)『スター・ウォーズ ジェダイの帰還』(1983)に出演した。また同シリーズ以外にも、『インディ・ジョーンズ』シリーズや『ブレードランナー』(1984)などで活躍を見せた。

ほか主な出演作に、『モスキート・コースト』(1986)『逃亡者』(1993)『エアフォース・ワン』(1997)『野性の呼び声』(2020)など。近年、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)と『ブレードランナー 2049』(2017)で、かつて演じたキャラクターを再演し、話題となった。次回作は、『インディ・ジョーンズ』シリーズ第5作。現在はイギリスにて撮影中だ。『魔宮の伝説』でフォードの吹替を担当するのは、歴代のフォード作品を担当してきた村井国夫。

ケイト・キャプショー(ウィルヘルミーナ・“ウィリー”・スコット役)

1953年、アメリカ・テキサス出身。1981年にドラマ「The Edge of Night(原題)」(1956-1984)で役者デビュー。その後、『A Little Sex(原題)』と『Missing Children: A Mother's Story(原題)』、2つの映画を経た後に、『魔宮の伝説』のウィリー役に抜擢される。以降、『スペースキャンプ』(1986)や『ブラック・レイン』(1989)『キルトに綴る愛』(1995)『ラブレター/誰かが私に恋してる?』(1999)など、継続的に活動。2002年のテレビ映画『Due East(原題)』を最後に、役者としてのキャリアはストップしている。1991年には、『魔宮の伝説』で出会ったスピルバーグ監督と結婚した。『魔宮の伝説』でのキャプショーの吹替を担当するのは、グレン・クローズ、ミシェル・ファイファースーザン・サランドンらの声を当ててきたことでも知られる藤田淑子。

キー・ホイ・クァン(ショート・ラウンド役)

キー・ホイ・クァンPhoto by GabboT https://www.flickr.com/photos/tonyshek/48686127741 | Remixed by THE RIVER

1971年、ベトナム・ホーチミン出身。1980年代に役者名義“キー・ホイ・クァン”として、『グーニーズ』や『魔宮の伝説』、『パッセンジャー 過ぎ去りし日々』(1987)などに出演して人気を博した。その後、出演側としてではなく、製作側に興味を持つようになり、“ジョナサン・キー・クァン”として、『X-MEN』 などで武術指導をしたり、ウォン・カーワァイ監督作『2046』(2004)で通訳として参加したり、活動は多岐にわたる。『魔宮の伝説』でのクァンの吹替を担当するのは『ONE PIECE』のモンキー・D・ルフィ役で知られる田中真弓。

アムリッシュ・プリ(モラ・ラム役)

Amrish Puri アムリーシュ・プリPhoto by Bollywood Hungama https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Amrish_Puri_still1.jpg

1932年、インド出身。1967年に米ドラマ「巨象マヤ」(1967-1968)で役者デビューを飾る。2005年に他界するまで、インド国内外の作品問わず、俳優活動を継続した。1982年、ベン・キングズレー主演の映画『ガンジー』で注目を浴びた後、『魔球の伝説』でさらなる知名度を獲得した。『魔宮の伝説』でプリの吹替を担当したのは、「新刑事コロンボ」(1968-2003)などをはじめ、数々の海外作品の吹替を中心に活躍していた石田弦太郎。2013年に他界した。

ロシャン・セス(チャター・ラル役)

1942年、インド出身。大学卒業後に故郷のインドを出て渡英。名門の演劇学校ロンドン・アカデミー・オブ・ミュージック・アンド・ドラマティック・アート(LAMDA)に入学し、演技を学んだ。役者デビューは1965年に出演したドラマ「Public Eye(原題)」(1965-1975)にて。その後ドラマの端役で経験を積み、1974年にアンソニー・ホプキンス&リチャード・ハリス共演の映画『ジャガーノート』にて劇場長編映画デビューを果たした。一躍名を知られるようになったのは、1982年の映画『ガンジー』。翌々年の1984年には『魔宮の伝説』に出演し、知名度を上げた。79歳になった2021年現在も現役で活動を続けており、直近ではミニシリーズ「Behind Her Eyes(原題)」に出演している。『魔宮の伝説』でロシャンの吹替を担当するのは、『ロッキー』『ランボー』シリーズなどでシルベスター・スタローンの声を当ててきた羽佐間道夫。

フィリップ・ストーン(フィリップ・ブランバート役)

1924年、イングランド出身。第2次世界大戦中はイギリス空軍に入隊する。戦後、舞台俳優としてのキャリアをスタートさせ、60年代にはテレビドラマにも出演を見せ始める。映画では『時計じかけのオレンジ』(1971)『バリー・リンドン』(1975)『シャイニング』(1981)と3つのスタンリー・キューブリック作品に出演。ほかクレジットなしで出演した作品として『007 サンダーボール作戦』(1965)や『荒鷲の要塞』(1968)などがある。2003年に他界。『魔宮の伝説』でストーンの吹替を担当するのは、「ザ・シンプソンズ」「マペット」シリーズなどで知られる北村弘一。2007年、75歳没。

ロイ・チャオ(ラオ・チェ役)

1927年、上海出身。1950年代前後から本格的に役者として活動を開始した。『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』のほか、キン・フーによる『侠女』(1970)『迎春閣之風波』(1973)といった武侠映画をはじめ、『燃えよドラゴン』(1973)や、『死亡遊戯』(1978)『燃えよデブゴン』(1978)『サイクロンZ』(1988)、マイケル・ホイによる『Mr.BOO!』シリーズなど数多くの名作に出演していたことで知られる。1999年、心臓発作により死去。72歳だった。『魔宮の伝説』にて、ラオ・チェ役の吹替を担当したのは、「Dr.スランプ アラレちゃん」則巻千兵衛役、「北斗の拳」ラオウ役、「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」アレックス・ルイ・アームストロング役などで知られる内海賢二。

リック・ヤン(カオ役)

1944年、マレーシア・クアラ・ルンプル出身。1958年に英国に移住し、プロデューサーのマイク・トッドに紹介される形で、マーク・ロブソンによる『六番目の幸福』(1958)で小さい役を演じることになった。その後、エリック・ヤングの名で、1960年代から1970年代にかけて、「セイント 天国野郎」(1962−1969)をはじめ、「ハワイ5-0」(1968-1980)「ブレイクス7」(1978-1981)などテレビ作品に数多く出演を重ねていく。「セイント」「ハワイ5-0」に関しては、リブート版でも出演した。そのほか代表作には、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』のほか、『ドラゴン/ブルース・リー物語』(1993)や、『トランスポーター』(2002)『アメリカン・ギャングスター』(2007)などがある。『魔宮の伝説』にて、カオ役の吹替を担当するのは、「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」ティム・マルコー役などの小室正幸。

チュア・カー・ジョー(チェン役)

『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』のほか映画としては、ブライアン・G・ハットンによる『ハイ・ロード』(1983)に出演しており、ドラマとしては「ドクター・フー」(1963−)「特捜班CI-5」(1977−1983)などで活躍した。『魔宮の伝説』でのチュア・カー・ジョーの吹替を担当するのは、「クレヨンしんちゃん」のカンタムロボ役などの大滝進矢。

ダン・エイクロイド(ウェバー役)

この投稿をInstagramで見る

Dan Aykroyd(@therealdanaykroyd)がシェアした投稿

1952年、カナダ・オタワ出身。「サタデーナイト・ライブ」(1975-)へのオリジナルメンバーとして出演し一躍人気者となる。同番組を皮切りに映画『ブルース・ブラザース』(1980)につながり、俳優としても知名度を上げていく。その後はコメディアン、俳優として継続的に活動する傍らで、『ゴーストバスターズ』(1984)『ゴーストバスターズ2』(1989)ではレイモンド・スタンツ博士役として出演および脚本を手掛けた。『ドライビング Miss デイジー』(1989)ではアカデミー賞助演男優賞の候補入りを果たしている。『絶叫屋敷へいらっしゃい』(1991)では出演・監督・製作を務めた。

そのほかの出演作には、『マイ・ガール』シリーズや、マイケル・ベイによる『パール・ハーバー』(2001)、アイヴァン・ライトマン『エボリューション』(2001)、ウディ・アレンによる『スコルピオンの恋まじない』(2001)、クリス・コロンバスによる『ピクセル』(2014)などがある。今後の作品としては、『ゴーストバスターズ/アフターライフ』(2021年公開予定)が待機中だ。『魔宮の伝説』でのダン・エイクロイドの吹替は、「ドラえもん」野比のび太の父・野比のび助役などで知られる加藤正之。

『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』キャスト・吹替声優一覧

キャラクター名キャスト日本語吹替声優
インディ・ジョーンズハリソン・フォード村井国夫
ウィリー・スコットケイト・キャプショー藤田淑子
ショート・ラウンドキー・ホイ・クァン田中真弓
モラ・ラムアムリッシュ・プリ石田弦太郎
チャターラルロシャン・セス羽佐間道夫
ブランバートフィリップ・ストーン北村弘一
ラオロイ・チャオ内海賢二
カオリック・ヤン小室正幸
チェンチュア・カー・ジョー大滝進矢
ウェバーダン・エイクロイド加藤正之

THE RIVER

「インディ・ジョーンズ」をもっと詳しく

「インディ・ジョーンズ」のニュース

「インディ・ジョーンズ」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ