【直虎】井伊直政役の菅田将暉、子役からバトンタッチ 大河初出演に「慢心せず」

9月25日(月)8時0分 オリコン

大河ドラマ『おんな城主 直虎』登場してから序盤はこのような般若のような顔を見せる虎松(菅田将暉)(C)NHK

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 NHKで放送中の大河ドラマ『おんな城主 直虎』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)第38回「井伊を共に去りぬ」で、後の井伊直政こと虎松役の菅田将暉(24)が初登場した。昨年7月に出演者発表がなされてから、約1年経った今年7月にクランクイン。リハーサルのためNHKを訪れた時、虎松の幼少期を演じた子役の寺田心と会う機会があり、「バトンタッチですよ」と声をかけられ、ハイタッチしたという。

 大河初出演が決まってからのこの1年、ドラマ、映画、CMに引っ張りだこだった菅田。“寺田虎松”の期間が長く、14歳の虎松として本編に登場するまでだいぶ待つことになったが、菅田自身は「目の前にある作品に集中してきたので、『直政やります』と言ってからそういえば1年経つな、という感じ。でも、いつ撮影に入るんだろう、とずっとソワソワしていました」。

 1年間50回の放送も、最後のターン。主人公・井伊直虎(柴咲コウ)の人生に大きくかかわる4人の男(いいなずけだった井伊直親=三浦春馬、幼なじみの家老・小野政次=高橋一生、直虎に協力する盗賊団の頭・龍雲丸=柳楽優弥に続く)のトリを務めるのが直政だ。第36回「井伊家最後の日」で、徳川と通じる松下家の養子となった虎松(寺田)は、第38回で描かれる直親の十三回忌の法要のため井伊谷に帰還。14歳に成長した姿(菅田)で直虎と再会する。

 「力強く、真っ直ぐな虎松のキャラクターは、心くんにぴったりだなぁ、と思って放送を観ていました。心くんの胸を借りる気持ちで(笑)。序盤の回はずっと般若のような顔をしていますし、この先も決してスマートではない。端から見ると少し笑えるくらい、『井伊を再興させる』という純粋な思いで突き進む虎松は演じていて、すごく気持ちいいです。バイタリティーにあふれて、チャーミングで、天然の賢さも備えている虎松を表現できたらいいな、思います」。

 虎松は15歳で徳川家康に仕官し、「万千代」と名を変え、元服して「直政」と名乗るようになる。「僕が15歳の頃といえば、仮面ライダー(『仮面ライダーW』)をやっていましたが、女の子にモテたくて、髪型どうしよう、服は何を着よう、そんなことばかり考えていました(笑)。戦国時代の15歳とはだいぶ違いますけれど、もし、自分が戦国時代に生きていたとしても、それなりに楽しく生きていたんじゃないかと思います」。

 直虎は本能寺の変があった年に亡くなったとされるので、それまでの間に直政とどのようなドラマが待っているのか。「直政の若い頃についてはあまり描かれてこなかった。今回は成長していく過程を演じられるのが面白い」と、菅田。直政が「赤備え」軍団を率いて戦功を積み、徳川四天王の一人に数えられるまでに出世、彦根藩30万石の藩祖となって井伊を再興させるのは、直虎が亡くなった後の話なのだ。

 「戦国時代にロマンを感じるか?」という質問に、菅田は「今の時代には、今の時代の戦いがある。毎日がある意味、戦場でもあると思っているので、僕はわりと好きです」と、答えた。「今、このタイミングで、没落したお家の再興という、マイナスからスタートして這い上がっていく直政を演じるというのは、なんだか自分自身の尻も叩かれている気がして、慢心せずにまだまだ頑張らなきゃ、という気持ちにさせてくれる。いまの自分の境遇を考えても、やりがいを感じています」。自ら「慢心せずに」と口にした菅田をスターダムに押し上げた風は、『おんな城主 直虎』でますます勢いを増しそうだ。

オリコン

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