細木数子への賛否を娘・かおりはどう見ていたか? コロナ禍の今だからこそ問われる占いの意義

9月26日(土)8時40分 オリコン

『六星占術によるあなたの運命<2021(令和3>年版』を発売した細木かおり

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 発売から40周年を迎えた『六星占術によるあなたの運命』(講談社)。著者の細木数子は、“世界一売れた占い本の著者”としてギネスワールドレコーズにも認定されている。そんな細木数子の娘・細木かおりが、後継者となり昨年から六星占術を継承したという。彼女にとって、偉大な母・数子はどのように映っていたのだろうか。再び占い番組なども増加傾向にある中、占いの活用法を聞いた。

■80歳で引退した母・細木数子、『激やせ!』『ガン疑惑』との報道も

 細木数子といえば、かつてはメディアにも数多く出演し、歯に衣着せぬ強めの発言やインパクトのあるビジュアルで一世を風靡したことでも知られる。

 「テレビに出ていたときのみなさんの母に対するイメージは、大きな宝石をつけ、毛皮を着たゴージャスな怖い人、という感じでしょうか。母が六星占術を編み出す前は、水商売で生計を立てていました。軌道に乗っている時期もありましたが、人に騙されたり、裏切られたりして借金を抱え、苦しんでいることもあったのです。

 『こんなに頑張っているのに、どうしてこんなに生活が苦しいのか』、『仕事がうまくいく人と自分は何が違うだろうか』。そんな中、運命のリズムの法則に気が付きました。自分の運気の良いときに頑張り、運気が低迷するときにはしっかり休養し英気を養う。六星占術の運気のリズムに沿った生活を母が自ら実践したことで、心豊かに充実した人生を歩むことができていました」

 そんな母・数子は、2年前、80歳を迎えたタイミングで引退したという。

 「スケジュールに追われる生活から解放され、引退してからはゆっくりと自分の好きなことをしながら過ごしています。以前『このままだと糖尿病になる恐れがある』と忠告を受け、無理のない減量に成功し私たちも喜んでいました。ですが、痩せた母を見て一部のメディアでは『細木数子激やせ!』『ガン疑惑』なんていう報道も。母の健康管理は私がしているので、それを見た母が『あんた私にウソをついていたの?』と報道を鵜呑みにしてしまったようで、私が怒られてしまいました(笑)」

 今回発売された『六星占術によるあなたの運命<2021(令和3)年版>』についても、とても喜んでいるそうだ。

 「『私もキレイだったけど、あんたもキレイだわ』と笑って、今年も無事に『あなたの運命』を発売できたことを喜んでいます。母は『教えることは全部教えた。六星占術はかおりに任せたのだから、私の教えをもとにあなたらしく伝えていきなさい』と言ってくれました。

 皆様からすると、数年前から急に代替わりしたように思われるかもしれませんが、六星占術を継承するまでに、母のマネージャー、アシスタントとして 10 年かけて身の回りのことから仕事まで様々なことを学びました。私にとって六星占術は幼いころから身近にあり、長い時間をかけて極意を学んだので、母も安心して私に譲ることができたようです。母は土星人ですから、仕事に関しては完璧でストイック。そして白黒はっきりしているので、『やるならやる、やらないならやらない』という感じですから、今は仕事の話はあまりしません」

■「いつの時代も人は人で悩む」、これからの占いの活用法

 本作が40周年を迎えたように、長きにわたり愛されている占い。占いの捉え方について聞くと、現代の活用のされ方の変化と、根本にある変わらない思いが見えてきた。

 「今までは『自分の運気や未来を知る』ために占いを活用する人が多かったように感じますが、これからは人間関係を良くするために占いが活用されていくような気がしています。多くの人を鑑定していますが、いつの時代も人は人で悩むのです。『好きな人に振り向いてもらいたい』『会社の同僚とそりが合わない』『家族の不仲』『相手の心をもう一度取り戻したい』…これらの悩みはすべて、対人関係の悩みですよね。

 六星占術の良い活用法は、まず自分を知り、そして相手を知ることで対人関係がスムーズにいくことです。多くの対人関係の悩みは、『過度に他人に期待するからガッカリする』『相手がなぜ自分にこういう態度を取るのか』、このようなことが多いのですが、それは相手を知らないことが原因。はじめからあなたの期待にこたえられない人に期待するから落ち込み、相手の性質を理解していないから、その行動に悩むのです。まずは自分の生まれ持った性質を知ること、そして相手の性質やお互いの運気を知ること。これさえすれば、もう人に悩む必要はないのです。六星占術は40年間の歴史の中で、ずっとこのことを伝え続けています」

 現在、コロナ禍における新たな人間関係の問題にも、占いは有効なアドバイスをくれるという。

 「新型コロナウイルスの影響で、“コロナ離婚”なんて言う言葉をチラホラ聞くことがありますよね。今までは、家族だから相手のことは当たり前のようにわかっていると思っていても、意外と理解してないことが多く、そこにストレスを感じた結果ではないでしょうか。2020年は『家庭』を象徴する木星人が良い運気を持っている年です。だからこそ、『家族の繋がり』『家族のありがたみ』を感じ、『家族の大切さ』が明確になった一年でもありました。いまこそ六星占術を使い、ご自分の家族の個性や性質を改めて知ってください。相手のことを知れば、『こう褒めると喜んでくれる』『こうお願いすると嫌がらずに手伝ってくれる』などがわかり、無駄に衝突することも少なくなり、コミュニケーションがスムーズになります」

 では、来年の2021年はどうだろうか?

 「財運と不動産運を持った水星人が大殺界に入っているので、来年もまだまだ経済は低迷をたどることが予想されます。2021年も経済面の発展は難しく、回復までには少し時間がかかるかもしれません。新型コロナウイルスをきっかけに、テレワークやオンライン化 が急速に進み、SNSなど個人が直接発信できるようになってきました。様々な分野で個人で活動することも増えてきます。 来年もそのような『個』の動きが強くなってきそうです。その反面、明るくプラス思考で環境の変化にも素早く対応できる天王星人の運気が良いので、新しい生活様式にも順応しやすくなると思います。そして、新しいものを作り上げることが得意な土星人も運気が上がり始める時期に入るので、新しい環境へのシフトもスムーズにいくでしょう」

■「占いは統計学、それ以上でもそれ以下でもない」…最終的に大切なのは心

 このように、日常生活や人間関係にプラスになるアドバイスをくれるという六星占術。40周年を記念した今回は、読みやすさに重点を置き、大幅にリニューアルを実施。その人の運気に合った開運法や、生まれ持った才能・性格などがわかりやすく解説されているほか、365日の運気のリズムがわかるようになっている。さらに、誰もが気になる金運と恋愛運のボリュームを2倍にするなど、読者の希望を叶える仕上がりに。

 とはいえ、占いに頼るだけではなく、大事なのはその人の心だと、後継者・細木かおりは語る。

 「占いは、自分の運気のサイクルを知ることができるので、人生設計を立てるのに最適なツールだと思っています。自分の運気が良いときに行動して、運気が低下するときに学んで作戦を練る。占いでサイクルを把握することによって、先を見通して、計画を立てることができるのは良い活用法だと思います。しかし、占いは統計学です。それ以上でもそれ以下でもありません。最終的には自分が決断するのだからこそ、その人の『心』が大切。

 そのうえで、自分の運気を知って行動するからこそ、運が開けるのです。どんなに良い運気のサイクルだとしても、何もしなければ当然何も起こりません。だから占い結果に一喜一憂するものでもないし、その活用法を間違えると仇となる場合もあると思っています。毎朝の占いなどは、『良いことを言われたら嬉しい』。このような感じで、モチベーションになるのは良いことですよね。ただ、解釈ひとつ間違えれば自分に損にもなるので、 過信しすぎない程度 に うまく活用できたら楽しめると思います。だって、あなたの人生を決めるのは、占い師ではありません。自分の心ですから」

 「特に今年は、経済や健康問題など、次々に襲い掛かる状況に不安を感じながら過ごしている人も多いのではないでしょうか? でも、ただ恐れているだけでは何も変わりません。現状をうまく乗り来るためにも、この六星占術を使ってうまくご自身の人生を切り拓いていただけたらと思っています」

オリコン

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