「けものフレンズ」たつき監督降板騒動で飛び火 コラボ先の日清食品とJRAが釈明
2017年9月27日(水)19時21分 BIGLOBEニュース編集部
アニメ「けものフレンズ」のたつき監督の降板騒動が、コラボ中の日清食品や日本中央競馬会(JRA)に飛び火している。問い合わせが多数寄せられた両者は、コラボサイト内で正式に許諾を得たコンテンツだと釈明した。
続編でのたつき監督の降板については、27日に製作委員会がコメントを発表。制作会社のヤオヨロズが関係各所への情報共有や連絡がないまま作品を利用したとし、続編制作の条件として事前の情報共有を申し入れたが、この条件が折りあわなかったと説明した。そのため、アニメ1期の体制で制作されたコラボコンテンツに問い合わせが寄せられた。
日清食品の「どん兵衛×けものフレンズ」サイトには、作中のフレンズ「キタキツネ」と「ギンギツネ」が登場するコラボ動画を掲載。これについて日清食品は、「本コラボ動画に関するお問い合わせをいただいておりますが、同動画は2017年6月の企画段階から『けものフレンズプロジェクト』と連携の上、制作したものであり、許諾を得た動画です。」と説明。また、「『けものフレンズ』新規映像化プロジェクトの制作体制変更に関しては、弊社としては事前に知りえない情報であり、関与できる立場でもございません。」とコメントした。
JRAの「ウマのフレンズ」サイトでは、「サーバル」や新しいフレンズ「サラブレッド あおかげ」が登場するスペシャル動画や診断コンテンツなどのコラボコンテンツを展開。JRAは、「本サイトは『けものフレンズ』に関する正規のライセンス窓口である株式会社KADOKAWAを通じて、17年3月の企画段階から『けものフレンズプロジェクト』の許諾を得て制作したものです。」との釈明文を掲載した。