オタクは「障害者」発言をオタクは「虫けら」の誤りと謝罪 アニメ監督・山本寛氏の発言が物議
2017年9月28日(木)13時38分 BIGLOBEニュース編集部
アニメオタクを「障害者」と表現し、批判が殺到していたアニメ監督のヤマカンこと山本寛氏は、自身のブログでこの発言への「お詫び」を掲載した。しかし、その内容が謝罪になっておらず、「虫けら」などの表現でオタクをさらに貶めているため、再び物議を醸している。
山本氏は27日、「お詫び」というタイトルでブログを更新。「『やっぱええ歳こいてアニメ観てるような人間は障害者だよ。』の発言についてお詫び致します。」と謝罪した。しかし、この謝罪は、「障害者の方々と同じく、あたかも『人間』であるかのように表現した」ことに対するものだと説明。さらに、オタクを「三歩歩けば過去のことを忘れる『鳥頭』であり、脊髄反射で涎を垂らす『パブロフの犬』であり、ブヒブヒと啼く『豚』であり、遂には『虫けら』であります」と断じた。最後は、「引き続き『人間』の方々のみと手を取り合い、決して悪魔や害虫どもに蹂躙させないよう、アニメの発展に身を粉にして尽力する」と綴っている。
山本氏は、以前に「やっぱええ歳こいてアニメ観てるような人間は障害者だよ。」とツイート。その後、「障害者はまだ人の心があるな。やっぱり『悪魔』と言うしかないな。」と言い換えていた。これらの発言にネットでは、「アニメーション監督・演出家が言うことかよ!」「侮蔑を込める意図で障害者なんて単語は使わないでください。障害持ちの僕からしたらそれが一番精神的に来ました」といった批判が殺到。山本氏もブログで「アニメを観ることは間違いなく脳に重大な障害を与えている。何よりこの炎上がそれを確かに証明している。」などと反論していた。
過激な言動を繰り返す山本氏には、「正気でこんなこと書いてるのか」「結果的に障害者をバカにしてて笑えないんだけど」「お詫びがお詫びになってない」という声があがり再び物議を醸している。一方では、「こんな事でもしないと注目集められないヤマカン可哀想」「完全に滑ってる」といった冷ややかなコメントも寄せられている。