貧困から這い上がったシンデレラ 福岡の21歳・ALLIさんがネクストブレイクオーディショングランプリ

9月28日(木)20時8分 オリコン

『ネクストブレイクオーディション2017』でグランプリを獲得した福岡県出身の21歳・ALLIさん(C)Deview

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 鈴木奈々、瑛茉ジャスミン、須田亜香里(SKE48)、ぺえ、加村真美らが所属する芸能プロダクション・ツインプラネットが、個性を重視した次世代のタレントオーディション『ネクストブレイクオーディション2017』を28日、都内で開催した。総勢7556通の応募の中から、東京・大阪・福岡の3大都市で実施された「全員直接面接」を勝ち抜いた20名がファイナリストとしてステージに登壇。グランプリには福岡県出身の21歳ALLIさんが選ばれた。ALLIさんは幼少期を貧困のなかで過ごし、中学の時には養護施設で暮らしたという生い立ちを持つボーカリスト。今後はツインプラネットに所属となり、「世界観のあるアーティストになりたい」と目を輝かせた。

 トップバッターでステージに登場したALLIさん。福岡で音楽活動をしている彼女は、歌への想いを語り始めた。裕福ではない家に育ったこと。小学校の頃には、帰ってこない母を待ちながら、お腹をすかせた弟と2人で公園に行って砂を食べたり、石をアメだと言って舐めたり。真夏の暑い日に車中で生活をし、中学2〜3年の1年半は養護施設で過ごしたという。しかし「そんな幼少期を音楽に支えられてきた。歌を歌うことが全てで、歌に救われてきた」と前を向き「今までの過去を恥ずかしいとは思いません、その過去があったからここにいて、私だから伝えられることがあるんじゃないかなと思っています」と語った。

 そしてアカペラでMISIAの『逢いたくていま』を歌い上げ、その圧倒的な歌唱力はMCの鈴木奈々も「グッときた」というように完全に会場の心を掴んだ。最後にALLIさんは「私には歌しかありません、でも私には歌があります、今まで私が音楽に支えられてきたように、一人でも多くの人の心の支えになったり、小さな光になるような歌を、私のこの声で歌えたらなった思っています」と語り、自己アピールを終えた。

 祖父母の家に身を寄せていたときに聴いた、由紀さおりのカセットテープなどの歌謡曲の数々を原体験に歌に目覚め、「大切な家族を支えたい」「福岡での音楽活動でお世話になった作家の方に恩返しをしたい」という思いで、今回オーディションに挑戦。結果、グランプリとSHOWROOM賞、LOVEFM賞の三冠に輝いた。今後は事務所に所属してプロとして活動することになるが「憧れているのは宇多田ヒカルさんやMISIAさん、海外ではマライア・キャリーさん。そして最近はちあきなおみさんに影響を受けています。今後は世界観のあるアーティストになりたいです」と意気込みを語る。

 一方で「養護施設の慰問もやりたいです。そういう経験をしている人にも歌を届けたい」と希望を語りつつ、「美味しい焼肉のタンを、お金を気にせずにたらふく食べたい」というささやかな夢をはにかみながら明かした。

■各賞の受賞者
グランプリ:ALLI(福岡県出身/21歳)
準グランプリ:武部尋斗(東京都出身/25歳)
Scawaii賞:南部桃伽(福岡県出身/18歳)
aimerfeel賞:寺浦帆南(兵庫県出身/21歳)
関西ウォーカー賞:寺浦帆南
samuraiELO賞:金鶴秀輝(東京都出身/17歳)
SHOWROOM賞:ALLI
SHOPLIST.com bycrooz賞:南部桃伽
旅MUSE賞:南部桃伽
天神コア賞:南部桃伽
LOVEFM賞:ALLI
PRiSiLA賞:尾崎明日香(滋賀県出身/24歳)
Mixchannel賞:武部尋斗
MAKEUPPLUS賞:南部桃伽
U-NEXT賞:中西絵美(東京都出身/21歳)
アイドル賞:大橋真子(東京都出身/13歳)

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