ジョーニ・デップ、ジャック・スパロウ役への想い ─ 「ほんの30秒でもいい、子どもたちを笑わせられるなら」

9月28日(火)8時0分 THE RIVER

『パイレーツ・オブ・カビリアン』映画シリーズの顔であり立役者である、キャプテン・ジャック・スパロウ役ジョニー・デップ。自身の私生活におけるスキャンダルによって、米ディズニーは今後の新作におけるジャック・スパロウ役への再起用を躊躇している。既にワーナー・ブラザースの『ファンタスティック・ビースト』シリーズからも降板しており、このままではジャック・スパロウ役への復帰も絶望的だ。ディズニーは既に、女性主人公によるリブート版の計画を進めている。

しかしジョニー・デップ本人は、ジャック・スパロウ役は「決して去ることはない」と断言し、役を再演できるのなら、たとえ子どもの誕生日パーティーであっても演じたいと、健気で献身的な思いを絶やしていない。

「良い機会に巡り会えれば、皆さんのところを訪れて、笑顔と笑い声のためになることをしたい。それが世界で一番大切なことですから」と、デップはサン・セバスティアン国際映画祭での記者会見で話している。「誰かさんの家にお邪魔して、おたくのお子さんの誕生日パーティーでも(ジャック・スパロウ役を)演じるつもりですよ」。

続けてデップは、「厳しい話ではありますが」としながら、次のような想いを通じて、ジャック・スパロウ役への格別な信念を明かしている。

「病院にいる子どもたちを訪れることもあります。子どもたちの目には勇気が宿っているのですが、それでも(辛いことを)追い払って、3、4、5、7分間だけでも、(辛いことを)忘れさせることができる。けらけら笑って、楽しい時間を過ごすことができる。

たいていの場合、子どもたちのご両親は、我が子を助けてやれないことに打ちひしがれている。そんな方たちを、少しでも笑わせることができるなら。忘れさせてあげられるなら。ほんの30秒でもいいんです。それが僕にとってのキャプテン・ジャック・スパロウなのです。

デップはジャック・スパロウ役としての使命を、静かに、しかし決意固い様子で語った後、「それなら会社も必要ない。自分の好きでやることだから、誰からも止められないでしょう」と続けている。「人を笑わせるためにおバカなことを言う準備はできている。人生の嫌なことを忘れてもらうために」。

この会見の様子は映画祭のYouTubeチャンネルにて動画で見ることができるが、「もしも連中が僕のところに来たら……、いや、これを考えるのはやめておこう」とためらうなど、現在の状況についてかなり複雑な心境を抱えている様子が漏れる一幕もある。また、ジャック・スパロウ役への強い想いを語った後には、記者たちからは拍手が巻き起こる。デップは少しだけ照れるように、被っていた帽子をなおすのだった。

Source: San Sebastian Film Festival


THE RIVER

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