『カメラを止めるな!』曽我真臣、100日連続で劇場へ!“皆勤賞”授与、監督の上田慎一郎から嬉しいプレゼントも

2018年10月1日(月)22時35分 映画ランドNEWS

映画『カメラを止めるな!』公開100日記念“アツアツ”御礼!舞台挨拶&絶叫上映が30日、都内・池袋シネマ・ロサにて行われた。



舞台挨拶には、監督の上田慎一郎をはじめ、キャストのしゅはまはるみ、細井学、市原洋、山﨑俊太郎、大沢真一郎、浅森咲希奈、吉田美紀、秋山ゆずき、山口友和、藤村拓矢、イワゴウサトシ、久場寿幸、白岡優、曽我真臣、佐渡未来、プロデューサーの市橋浩治が登壇。


台風24号の接近に伴い、首都圏のJR在来線が午後8時以降は運休となったが、劇場はほぼ満員。物語や音楽に合わせて熱い歓声や手拍子が送られ、客席には公開100日への祝福や俳優陣へのメッセージをつづった手作りボードも。上田監督、俳優陣が壇上に姿を見せると割れんばかりの拍手と歓声がわき起こった。


新宿K’sシネマ、池袋シネマ・ロサの2館から始まった本作だが、観客動員数は170万人を突破し、累計上映決定館数は326館(※9月30日時点で上映中の劇場は245館)にまで拡大した。この日、上映中に劇場後方からを絶叫上映の様子を見ていたという上田監督は、「ロサでの上映の最初の頃を思い出していました。(劇場来場者数は)1週目は一日50人とか60人で、不安で毎日、劇場の後ろに立って反応を見ていたこと。初めて満席になった時、ツイートを見て、しゅはまさんが泣いていたこと。細井さんが『笑い声がありがたかった』と泣いていたこと…いろんなことが思い浮かびました。100日を迎えられたのは、ここにいるみんな、そして客席にいるみなさんのおかげです。本当にありがとうございました」と深々と頭を下げた。


しゅはまは、「何度も顔を合わせてきたお客さんがたくさんいらっしゃる。みんな友達!」と胸いっぱいの様子。秋山 も、自身の名前が書かれたうちわを掲げる観客を発見し「まさか自分がうちわになる日が来るとは!」と信じられないといった面持ち。この週末で、上田監督らと北海道、仙台などの劇場を回ってきた吉田は、シネマ・ロサへの凱旋に「『ただいま』という気持ちでここに立たせていただいています!」と笑顔を見せた。


「自分は演技に救われた人間」と語る山﨑は、「演技があったからこそ、怒られたり、泣けたりしたし、演技って本当に素晴らしいなと思う。俳優になるツールとして演技があるんじゃなく、楽しむために演技はあると伝えたいです。みなさんもぜひ、興味があったらやってみてください!」と熱く訴え、劇場は拍手に包まれた。


藤村は、この日の絶叫上映の盛り上がりに触れ「最初の頃の絶叫上映では、『盛り上げなきゃいけない!』という感じ で、キャスト陣が集まって、みんなで盛り上げよう! という感じだったけど、今日は皆さんの盛り上がりが凄すぎて、後ろの方で安心して見ていられました」と語り「こんなに熱狂するような熱い夢を見させていただき、ありがとうございました」と頭を下げた。



6月23日の公開からここまでの100日間毎日、上田監督、もしくはキャストの誰かが必ずどこかの劇場で舞台挨拶を行なってきた。中でも曽我は、1日も欠かさず100日連続で劇場に足を運んできた。曽我は「6月23日に2館で始まって、K’sシネマは毎回満席でしたけど、ロサさんは最初は50人とか60人で、なんとか埋めたいと思ってチラシ配りもしてきました。1週間後に満席を見ることができて、本当に嬉しくて…」と話すうちにこらえきれずに壇上で号泣。そんな曽我に対し、客席からは「曽我さん、ありがとう!」という歓声が飛ぶ。


上田監督は「こんな人、いないですからね」と曽我を称賛。「最初の頃に曽我さんに『なんでこんなに毎日、来てくれるの?』と聞いたら、『僕みたいな脇役が毎日、舞台挨拶に来たら、(メインキャストの)みんなも来てくれるんじゃないかと』と…」と語っている内に、曽我につられたのか、上田監督まで感極まって涙。そんな姿に客席からは温かい拍手が沸き起こった。


この日、曽我に対しては観客からのサプライズで“皆勤賞”を称えるメッセージボードがプレゼントされ、さらに上田監督からは、“今後の僕の作品1作品に限り、好きな時に出演することができる券(権利)”が贈られた。「上田慎一郎監督作品出演券」は、<①クランクイン3カ月前までに上田監督に提出 ②1回限り有効 ③有効期限は2118年まで。ただし曽我真臣本人のみ有効>。上田からのこれ以上ないプレゼントに、曽我は「ありがとうございます」と溢れる思いを抑えられず、再び泣きだした。


上田監督は最後に、改めて「とんでもない100日でございました。ヘタしたら20〜30年、誰も経験できない奇跡のような100日を僕らは過ごさせていただきました。この100日を超えていかないといけないです。この100日はなかなか手ごわいですが、次は200日を目指したいと思います!そして『カメラを止めるな!』だけでなく、それぞれがまた違う道で、この100日を超えて、そしてまた大きなステージで組んで、その作品をみなさんに見ていただいて…と繋がっていければいいなと思います」とさらなる飛躍を誓った。


映画『カメラを止めるな!』は大ヒット公開中


(C)ENBUゼミナール


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