吉岡里帆がアーティスト・清川あさみとセカンド写真集でタッグを組んだ! 「(撮影中は)今までの思い出がふわっと出てくるような瞬間があって、楽しかったですね」(吉岡)

10月4日(日)13時0分 週プレNEWS


11月5日に写真集『里帆採取 by Asami Kiyokawa』を発売する吉岡里帆が10月5日(月)発売の『週刊プレイボーイ42号』で表紙&巻頭グラビアに登場!

今回、写真集の企画立ち上げから撮影前・撮影時のエピソードの一部を、吉岡さんと今作のプロデュースを担当したアーティスト・清川あさみさんの対談でご紹介いたします。

■写真集制作の発端は......

吉岡 あさみさんの作品を好きになったきっかけは、京都にいる頃に東京に足を運んで見た『美女採集』の展覧会。採集されている皆さんがとてもきれいで、あさみさんがひとりひとりの個性と向き合っていることが伝わってきたんです。

清川 2017年に初めて『美女採集』の撮影で会ったとき、そのことを話してくれてうれしかった。

いきなり「ポールダンス、やったことある?」から始まって、朝顔をテーマにして、ポールを使ってダンスしながら撮影したんです。里帆ちゃんはいろいろなものに巻きついて、栄養を吸収しながら成長して花を咲かせるイメージだったから。その後でSNSに書いてくれた「自由でいたい私だけれど、あさみさんなら針を刺されて標本にされてもいい」って言葉もとても印象に残っていて。

吉岡 それから食事に行くようになって、いつも「一緒に新しいものを作りたい」と言ってくださっていましたよね。

清川 プライベートで会っていても光と影が混在している。そこに心をつかまれてしまったんです。里帆ちゃんの出し切れていない魅力を集めた一冊を作りたいな、って。

吉岡 うれしかったです。もしかするとあさみさんとグラビアという組み合わせに意外性を感じる方もいるかもしれないけど、私の中ではすごく親和性がありました。最初の『美女採集』の撮影のとき、既存の衣装をその場で破ったりしながら、肌の見せ方を少しずつ変えていったじゃないですか。

清川 そうそう。本当にライブって感じで(笑)。

吉岡 そのときの楽しさと、ずっとグラビアをやってきた私自身が面白さを感じる部分が頭の中でぴったりとはまったんです。あさみさんと一緒にやったら絶対に楽しいと思う!という思いが実現したのが、『週プレ』でプロデュースしてもらった猫グラビア。大好きな猫と大好きなあさみさんの世界観が一緒になった企画で、とにかく楽しかった(笑)。

清川 私がいきなり『週プレ』にお邪魔します(笑)、という感じになって、とても印象的なお仕事になりました。

里帆ちゃんが言ったように普段の作品からは想像できない人もいるかもしれないけど、もともとグラビアは大好き。ディレクションをしたこともあるし、グラビアを見て『美女採集』の相手を発掘することもあります。『週プレ』さんから企画をいただいたときに、インパクトのあることをしようと考えたのが「吉岡里帆と猫」。里帆ちゃん自身が猫っぽくて猫も好きだから、ヒゲを描いたり、最後には猫に縛られるっていうのはどう?っていう感じで考えていきました。

吉岡 撮影した夜にごはんに行きましたよね。

清川 そうだったね。一緒に話しながら、デジタル写真集という形ではなく、20代の里帆ちゃんを紙の本で一冊にまとめたいな、という思いがさらに強くなった記憶がある。

■見せていない吉岡里帆がまだまだいる

吉岡 でも自分としては、2年前に『週プレ』さんから写真集『so long』を出させてもらって、あのときの海外を旅しながらグラビアを撮った時間がとても楽しくて濃厚だったので、やり切った感があったんです。

清川 自分から「写真集を出したいです!」という感じではなかったよね。でも私は、「見せていない里帆ちゃんがまだまだいるよね、宝物があるのに眠らせているのがもったいない。今しかできないことをやろう!」と。

吉岡 あさみさんにそう言ってもらわないと、一冊の写真集にしようと思わなかったかもしれない(笑)。

でもそれだけじゃなくて、グラビアのことは言葉だけじゃ伝わらないこともあると思うし、ファンの方が待っていてくださっていることや、私自身感じていたグラビアの面白さも確かにあって、そういういろいろが今回写真集をもう一度届けたい、という思いにつながっていった気がします。

清川 覚悟が必要だったということだよね。

吉岡 覚悟っていうとちょっと大げさかもですが(笑)、今なら、グラビアとまた向き合って楽しい作品を作れるかもしれないと思ったんです。それと前回の写真集を出したときの『週プレ』さんの特集で、あさみさんがコメントを出してくれたじゃないですか。それを読んで、こんなにも私のことを考えてくれているんだ......、うれしいなって思ったことも大きいです。

清川 私は一緒にやるからには徹底的にやらないと意味がない、と思っていました。これから先も里帆ちゃんの中にちゃんと残る写真集にしたくて、まずは本当に好きなものは何かをヒアリングするところから始めたんだよね。京都の実家が川の近くだから水を感じる「自然」、もちろん女優は里帆ちゃんの看板だから「舞台」、あとは大好きな「ファッション」......みたいにコンセプトを決めていって。

吉岡 猫のときもそうだったように、私自身が好きなことを聞こうとしてくださいましたよね。だからあさみさんとやってみようっていう気持ちになれたんだと思います。

清川 私は自分の色に染めようとするのではなく、答えはその人の中にあると思っているから、本質を引き出すためにどうするかを考えていくんです。例えば水というコンセプトが決まったら、撮影する場所選びだけではなくて、カメラマンさんとは水を感じるような艶感のある写真にしようとか、ヘアメイクさんとはきれいな肌を生かして艶っぽく見せたい、とか念入りに打ち合わせをしていきました。

吉岡 衣装も何度もフィッティングをしましたよね。ファッションとして面白い部分と、グラビアとして色っぽい部分とがちょうどいい具合のバランスで見せられるところを狙いたいね、っていう話もしました。

清川 あとは究極的には引き算が大事だということを、里帆ちゃんがわかってくれたのがありがたかった。ファッションを引いていく過程でその人の素や肌感が見えてきて、新たなグラビアが生まれたりする瞬間があるから。

吉岡 メイクの種類や質感も共鳴できたし、あさみさんをはじめスタッフの皆さんが出してくれるアイデアがすごくしっくりきたんです。みんなでストーリーを共有して、ひとつのほうに向かっているフィーリングの良さがありました。

清川 撮影に入る前にカメラマンさんともめちゃくちゃ打ち合わせをしたの。熊くま谷がい(貫つらぬく)さんのような巨匠の方にもはっきりと見えている絵を伝えて、「里帆ちゃんのこういういいところを見せたいんです」「わかるわかる」って、すぐに理解し合えた(笑)。

吉岡 すごく愛情がある現場でしたね。熊谷さんにはデビューしたばかりの頃からずっとグラビアを撮ってもらっているんですけど、今回、川で黄色のワンピースの下に白い水着を着て撮影をしていたときに、寒い日も暑い日も過酷な日も一緒にやってきたなぁって、今までの思い出がふわっと出てくるような瞬間があって。楽しい撮影だったなあ。

■吉岡里帆
1993年1月15日生まれ、京都府出身。ドラマでは連続テレビ小説『あさが来た』(NHK)、『ゆとりですがなにか』(日本テレビ)、『カルテット』(TBS)、『きみが心に棲みついた』(TBS)、『健康で文化的な最低限度の生活』(関西テレビ)、『時効警察はじめました』(テレビ朝日)など、映画では『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』、声の出演をした『空の青さを知る人よ』など代表作多数。主演映画『見えない目撃者』と『パラレルワールド・ラブストーリー』で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。10月9日(金)、10日(土)に福岡・北九州公演が予定されている舞台『ベイジルタウンの女神』に出演のほか、11月20日(金)より出演映画『泣く子はいねぇが』が全国公開予定

■清川あさみ
2001年に初個展。2003年より写真に刺繍を施す手法を用いた作品制作を開始し話題を集める。水戸芸術館をはじめ国内外の美術館・ギャラリーにて個展、展覧会を多数開催。代表作に女優やアーティストをアートにした『美女採集』シリーズ、『銀河鉄道の夜』など絵本のヒット作も多数。数々の広告、空間、映像のクリエイティブディレクターとしても活躍中

取材・文/細谷美香 撮影/熊谷 貫 プロデュース/清川あさみ

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