安倍晋三、豊田真由子、菅直人、今村雅弘の共通点は“キレる”

10月5日(木)16時0分 NEWSポストセブン

“プッツン権力者”はもう御免

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「このハゲー!」暴言の豊田真由子氏と安倍晋三首相には共通点がある。“すぐキレる”という致命的な欠点だ──。


「こんな人たちには負けるわけにはいかない」


 国会で野党質問にすぐキレることで知られていた安倍首相は、7月の都議選の秋葉原演説で聴衆から起きた「安倍ヤメロ」コールに対し、ついに国民を相手にブチ切れた。これが大敗の最大原因になった。


「国民から権力を与えられている国会議員がキレるとパワハラになる。弾圧にもつながる。だから権力者には忍耐力と寛容さが必要で、ましてや弱者に対して感情的な怒りを見せるのは言語道断です。そんな人物に国益が懸かる外交交渉を任せることはできない」(外交評論家の天木直人・元駐レバノン大使)


 豊田氏など陣笠議員がキレる程度なら国民の被害はまだ小さい。しかし、大臣、総理と責任が重い役職になるほど国民の被害は大きくなる。


 今村雅弘・前復興相は会見で執拗な質問を繰り出す記者に「出ていけ。あなたはもう二度と来ないでください」とキレて大臣の資質を問われたが、その直後に「震災が東北でよかった」発言で案の定更迭されることになった。


 総理となると国家の危機だ。“イラ菅”と呼ばれた菅直人・元首相は東日本大震災の事故調査委の調書によれば、原発事故が起きると、現地に乗り込んで東京電力幹部たちに怒声を浴びせ、職員たちを混乱させた。国民にとって最悪のケースだった。政治評論家の屋山太郎氏が指摘する。


「政治家の役割は国民の様々な利害を調整することです。外交でも同じ。意見の違いをどこで折り合うか、臨機応変に対応して政治的な目標地点に着地させる冷静な判断と手腕が問われる。批判や反対意見にいちいち感情的になっていたら政治になりません。


 例えば小泉純一郎・元首相は、党内の反対にも馬耳東風で『他人がどう思おうとこれをやる』と郵政民営化を進めたが、反対派を罵ることはなかった。菅直人氏のようにずっとキレているのは、自分なりの信念や政治論理を持たず、本質的に自分に自信がないから八つ当たりしていたのでしょう」


“プッツン権力者”はもう御免である。


※週刊ポスト2017年10月13・20日号

NEWSポストセブン

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