小渕優子氏が代表格、国会質問せず4200万円貰う税金泥棒議員

10月5日(木)7時0分 NEWSポストセブン

国会質問も議員立法もしない議員の存在価値は?(写真:時事通信フォト)

写真を拡大

 国会議員は「採決要員」ではない。法案採決の際に党の指示通りに賛成票や反対票を投じるだけなら、議員はいらないのだ──。


 与党議員も野党議員も、法案をつくり、国会で質問して政策をチェックするのが国民の代表としての役割である。たとえ質問機会が与えられにくい無所属であっても、内閣に質問主意書を出すことで質問権が保障されている。


 ところが、NPO法人「万年野党」が衆参全議員の国会活動実績を調査した『国会議員三つ星データブック』によると、国会には前回の総選挙で当選して以来、国会質問、議員立法の提出、質問主意書のいずれも出したことがない議員活動実績ゼロの“税金ドロボー議員”がゴロゴロいる。


 その代表格が小渕優子・元経産相だ。政治資金収支報告書にない後援会の観劇ツアー疑惑で経産大臣を辞任(2014年10月)後、東京地検特捜部の強制捜査を受け、会計責任者2人が有罪判決を受けた。小渕氏自身は同年12月の総選挙で当選したものの、その後の3年間の議員活動実績はオールゼロだ。


 内閣改造で初入閣した小此木八郎・防災相も同じくゼロ。議員としての能力や実績で大臣に選ばれたわけではないことがわかる(自民党では他に、伊藤達也氏、山口泰明氏、桜田義孝氏、武田良太氏など)。


 野党議員は与党に比べてはるかに質問機会が多い。それにもかかわらず、「安倍首相が最も嫌がる質問者」と呼ばれた民進党の安住淳氏、赤松広隆氏がゼロだった。


 無所属議員にはもっとツワモノがいる。当選13回の中村喜四郎氏は「万年野党」が調査を開始した2012年12月の第182国会以来、国会質問、議員立法、質問主意書を一度も出したことがないのだ。いったい、何のために国会議員を続けているのか……。政治ジャーナリストが言う。


「国会議員には歳費の他に非課税の文書交通通信滞在費、新幹線乗り放題の無料パスや東京と選挙区間の航空券、格安の議員宿舎など1人あたりざっと4200万円もの税金が与えられる。国会で仕事をしない議員ほど、暇があるから地元の祭りや運動会にせっせと顔を出し、選挙に強かったりします。しかし、そうした地元活動はいわば次の選挙で議員バッジをつけるための就職活動で、有権者・国民のための仕事ではありません。そんな無駄メシ食いの政治家は必要ありません」


※週刊ポスト2017年10月13・20日号

NEWSポストセブン

「小渕優子」をもっと詳しく

「小渕優子」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ