キム・ヒチョル「ドラマよりもドラマチック」ディズニープラス「ピンク・ライ」制作発表

2022年10月6日(木)12時50分 シネマカフェ

「ピンク・ライ ~嘘を知っても愛せますか?」制作発表 © 2022 Disney and related entities

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“誰にも言えない嘘”を1つずつ抱えた参加者たちが、“嘘のない”ありのままの自分を愛してくれる人を見つけるため、シェアハウスで共同生活をはじめる恋愛リアルバラエティ「ピンク・ライ 〜嘘を知っても愛せますか?」(以下、「ピンク・ライ」)。ディズニープラス初の恋愛リアリティショーの配信開始に合わせ、制作発表会見の模様が到着した。

制作発表会見には、参加者たちの恋愛模様をスタジオで見守るMCのキム・ヒチョル(SUPERJUNIOR)、女優のイ・ソンビン(「酒飲みな都会の女たち」)、俳優のソン・ウォンソク(「社内お見合い」)、人気ライブストリーマーのラルラル、そしてキム・イナ監督の5人が登壇。“バラエティの申し子”キム・ヒチョルを中心に、番組の魅力についてユーモラスに語った。

単なる恋愛リアリティとは違い「偏見からの脱却」が大きなテーマでもある今作。キム・ヒチョルは、参加者たちの恋愛模様を観ながら反省したことがあるという。「幼い頃から、学校の先生や両親から『人に対し、職業やバックボーンによる偏見を持ってはいけない』と教わってきました。周りの人にも"僕は誰に対しても偏見はありません。職業に貴賤なんてないですし、僕たちはみんな同じ人間ですから"と言ってきました。でも、僕は今回、自分が偏見の塊だったということに気づいたんです。僕も、人に対して知らず知らずのうちに偏見を持っていた。そのことにものすごく反省しました。同時に、なぜ、参加者たちが嘘をつかなければいけないのかがわかる気がしました」と語る。

するとイ・ソンビンも「私たち、たくさん反省しました」と同調。「参加者の皆さんの姿を観ながら、私もいろんな条件、状況、バックボーンを持つ人に対する自分の考え方を振り返る機会になりました」と語った。


イ・ソンビンも夢中に!「映像に没頭してしまう」

参加者たちの言動をみながらリアクションしたり、参加者たちの嘘を予想したり、恋の行方を見守るのが4人の仕事だが、MCの中でも最もハマっているのが「普段恋愛リアリティ番組は見ない」というイ・ソンビンだそう。「MC席に座り映像を見た途端、眠気がサッと引いて、映像に没頭してしまうんです。ものすごく疲れているのに、撮影後に私たちだけで集まってずっと話続けていたり。リアルタイム視聴もする予定です」とイ・ソンビン。

キム・ヒチョルも「参加者たちがみなさん魅力的なので、ある子を応援していたのに、いつの間にか違う子に目移りしていたりするんです。応援したり、悪口を言ったり、悲しい気持ちになったり……。僕は自分がこんなにも感情の起伏が激しい人間だと思いませんでした。今作はシナリオもないし、参加者は皆さん役者でもない。だからこそ、より驚きと恐怖、ときめきがあるのだと思います」と熱弁。

「ウォンソクさんと二人で、“この子とこの子が僕に言い寄ってきたら、どっちと付き合わなきゃいけないかな?”なんて話をしたり、“僕、この人のこと好きになっちゃった”と言ってラルラルに“バカなこと言わないで”と怒られたりしたこともありました」と明かす。

あまりのハマり様に、ラルラルやソン・ウォンソクを合わせた4人でSNSのグループを作り、次の展開を予測したり探偵遊びをしたりしているんだそう。司会者に「誰が一番、予想が当たる?」と聞かれると、キム・ヒチョルは「放送を観ればわかると思いますが、僕たち4人とも、全く当たっていません」と苦笑。

ソン・ウォンソクも「だいたい人って、顔や口調でどんな人なのかわかるものだと思うのですが、ここでは想像を超えた秘密がどんどん出てくるため、全く予想がつかないんです。すべてが想像以上でした。ヒチョルさんとは同性なので考え方が似ていると思ったのですが、回数を重ねるごとに、ずれたことを言ってくるんですよね」と語るひと幕も。

一方、「私も自分が人を見る目があると思っていたのですが、今回、“今の動きを見ると運動している人なのかも”とか、“長男家の息子っぽいな”とか予想したことがことごとく外れて(笑)でも、4人の中で一番ましなのは私ではないかと思います」とラルラル。だが、すぐさまキム・ヒチョルに「何を言っているんですか。全員が偏見の塊でしたよ」と笑われてしまい、カンPDに同意を求めるも、「皆さん全くあたっていませんでしたね」と言われ、撃沈していた。


シェアハウスの庭に置かれた大きな月のセットの秘密は?

今作の魅力の一つが幻想的な映像美。中でも強烈な印象を与えるのが、シェアハウスの庭に置かれた大きな月のセットだ。参加者たちにミッションを与えたり、真実に導いたり、物語の転換点を作る役割をしているのだが、月にしたのにはふか〜い意味があるようで…。

カン・イナPDが「月は、地球や太陽の位置によって見え方が違います。人間も同じように他人の味方や環境によって、その人の見え方が変わる。ファンタジー要素の強い作品なので、それを月で表現してみました。私たちは彼らの嘘に焦点を当てたくはなかったんです。嘘を忘れて純粋に自分を愛してくれる人を探しに来たというところにフォーカスを当てるために、ピンクムーンがとても大きな役割を果たしました」と説明すると、キム・ヒチョルは「今初めて知りました!」と目を輝かせた。

そしてもう一つ印象的なのが、美しい韓国の風景。キム・ヒチョルは「韓国は、美しい場所や楽しい場所がとても多い国です。ここに出てくるデート場所はどこも美しくて、僕たち4人とも“絶対に行ってみなきゃ”と思う場所がたくさん出てきました。今作を観た海外の方々も、韓国に来た時、『ピンク・ライ』コースを回ることをお勧めします」とPRした。


4人が語る番組の魅力と視聴者へのメッセージコメントが到着

キム・ヒチョル
今作はドラマよりもよりドラマチックで、映画のようで、本当に次が気になる作品です。皆さんの好奇心を掻き立てる作品です。なぜ、僕がこんなにハマっているのか考えてみたんです。これは編集のおかげかもしれないのですが、ストーリーが一人称で話が進むからなのではないかと。“万が一、僕が何か一つの嘘をつくなら、どんな嘘をつこう?”とか考えながら、自分がその中に入って一人で想像しながら観ることができる。まるでゲームの中に入り込んだみたいに楽しめる作品です。

ソン・ウォンソク
「この人の嘘は何だろう」「この人にはどんな事情があるのだろう」と参加者に思いをはせたり、嘘が明らかになったあとの感情の変化や関係性、出演者たちの間に生まれるぎこちなさや嫉妬を楽しんだり、様々な見どころがある作品です。参加者たちの各自の魅力と僕たち4人のMCのケミ、そして物語を楽しく観ていただけたら嬉しいです。

イ・ソンビン
似たようなカテゴリーのコンテンツをたくさん観ていると飽きてくることもあると思います。でも、『ピンク・ライ』は、飽きる暇がない作品です。緊張感もあって、好奇心も掻き立てられて、次の回がものすごく待ち遠しい新しい恋愛プログラムなので、期待して応援していただけると嬉しいです。

ラルラル
とても面白い、それしか言葉がありません。作品に出演出来て幸せでしたし、楽しかったです。今作とほかの作品との一番の違いは、映像美です。映画よりも美しくて、まるで童話の中の物語のようです。また、脚本があったとしてもおもしろいと思えるくらいのドラマチックなストーリーと、恋愛リアリティ番組とは思えないスケールを持つ作品でもあります。皆さんも観たことを後悔しないと思います。よろしくお願いいたします。

カン・イナPD
多くのスタッフが多くの時間を費やして、一生懸命撮った作品です。たくさんご覧ください。

なお、10月11日(火)15時59分まで期間限定でディズニープラス公式YouTubeにて第1話を無料公開中となっている。

「ピンク・ライ 〜嘘を知っても愛せますか?」ディズニープラス スターにて独占配信中(初週2話配信/毎週水曜全12話)。

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