桐谷健太、張り込み記者と“固い握手”の過去 週刊誌舞台のドラマで主演「業界の方も対策しながら楽しめる物語」
2024年10月7日(月)7時0分 オリコン
今作は、誉田哲也氏が新境地に挑みつづった「芸能界」と「週刊誌」を舞台にした長編小説をもとに、話題のCM美女の正体を巡って、芸能界、週刊誌業界だけでなく一般人までも巻き込んだミステリーとサスペンスが入り混じる物語。桐谷は、週刊誌記者としてスクープを追いかける主人公・栗山孝治を演じる。
作品にちなみ、週刊誌記者のイメージを問われた桐谷は「僕、14、5年前におうちの前に張り車(張り込み車両)があったんです」と切り出し、「不思議なところに車が止まっていると思っていたら、後部座席がキラッと光ったんです。あれはカメラと言われているものかと。車まで歩いて、ドアをノックさせていただいて『すみません、きょう、僕をもし“あれ”しているなら、何もないですよ。時間も遅いので、きょうは帰ってください』って」と驚きのエピソードを披露した。
さらに、桐谷は「これからも何かあったらお願いします」とあいさつし、「記者の方とカメラマンの方と固い握手をした」と告白。「すごい固い握手をしたイメージです」と振り返った。
元週刊誌記者によるアイディアも盛り込まれている今作。桐谷は「表舞台に出られる方や業界の方も対策しながら楽しめる物語になっています」とユーモアを交えつつ、「群集心理を利用する人、それにむしばまれる人、いろいろな人物が出てきます。栗山も真実を暴くことが正義なのか、真実を世に出すことが良いことなのかと葛藤します。それぞれが何を見つめて生きていくか考え、楽しめる作品になっていければと思って撮影しておりますので、楽しみにしてください」と伝えた。
会見には、影山拓也(IMP.)、岡部たかし、哀川翔も出席した。