【ネタバレ】『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』過酷アクションの撮影にコカ・コーラが欠かせなかった理由

10月7日(木)12時20分 THE RIVER

ダニエル・クレイグ最後の『007』シリーズ『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』では、本編序盤からジェームズ・ボンドの豪快アクションが全開だ。一方、こうした危険と隣合わせのアクションを成功させるためには、日常的に親しまれているコカ・コーラが必要不可欠だったという

この記事には、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のネタバレが含まれています。必ず本編を鑑賞後にお楽しみください。

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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ© 2021 DANJAQ, LLC AND MGM. ALL RIGHTS RESERVED.

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』では、『007』シリーズ恒例のボンド・カーならぬ、ボンド・バイクが大活躍した。常に死と隣り合わせのボンドの身を守ってきたスーパーカーだが、本作の序盤、ボンドとマドレーヌがバケーションで訪れた先、海に面したイタリアの街マテーラでのアクションシーンでは、敵から奪ったバイクを乗り回すボンドのワイルドな姿も見られた。

しかし、ダニエルのスタントダブルとして実際にバイクのハンドルを握ったマーク・ハギンズにとっては、街全体が石畳で舗装されたマテーラでのスタントは至難の技だった。THE RIVERとの取材にて、『ノー・タイム・トゥ・ダイ』最大の困難について語ったハギンズは、「イタリアのマテラ島での撮影です」と語る。

「すごく美しい場所で、丘の側面にあるんです。全ての道が石畳で出来ていて。石畳の上を走るのはとっても滑るんです。カーブもたくさんありますし。なので、すごく正確に走らせなければいけませんでした。」

世界を股にかけたアクションが展開される『007』シリーズならでは、撮影地の地形的特徴に思いがけずも苦しめられたハギンズをはじめとするスタント班だったが、そんな彼らを救ったものこそ、世界中どこにでもある大人気清涼飲料、コカ・コーラであった。ハギンズは、問題が解決した撮影当時を振り返っている。

「それを乗り切るために重要だったのが、コカ・コーラを地面に撒くことでした。スタント・コーディネーターのリー・モリソンがこれを試したんです。彼自身がバイクの元スタントマンだったんです。コーラを撒いてから、太陽が下りてきて20分くらいすると素晴らしいんですよ。滑り止めです。撒かないときとは全く違います

実際に、撒きすぎて滑り止めが効きすぎたときもあったくらいで、その時は少なめに調整しなくてはならなかったです。特にバイクのチェイスシーンなどでは、難しい道になると、コントロールすることが重要でした。そういうところでもコカ・コーラを使ったんです。たぶんコカ・コーラだけで、6万ポンドくらいかけたんじゃないかな。4輪バイクの人が後ろにスプレーを備え付けて道路に撒いてくれました。これのおかげで少しは助かりましたが、道はすっごく狭くて大変でした。」

ハギンズは6万ポンドと言及しているが、日本円にすると900万円相当。どれだけのコカ・コーラが使用されたのかは想像しにくいが、ハギンズは2020年10月のインタビューで「8,400ガロン」、換算すると約3万2千リットルと使用量を答えていた。500ミリリットルのペットボトル6万4,000本分……1日1本飲んだとしても175年かかる量だ。乾くとベタベタするコカ・コーラを使うという、庶民的な発想にも意外性を感じる『007』の撮影現場であった。

Source: Totalfilm(Via:Cinemablend


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