オタクの年間消費額は本当に25000円なのか 批判殺到のZIP!“リア充オタク”特集の出典元を確認すると…

10月9日(金)10時53分 BIGLOBEニュース編集部

矢野経済研究所「オタク」市場に関する調査結果 2014より

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10月9日、日本テレビの朝の情報番組「ZIP!」で“リア充オタク”が特集された。ZIP!によると“リア充オタク”とは、かっこよくて爽やかだが、アニメ好きなどのオタク要素を持つ人のこと。そのことによりギャップが生まれ、幅の広さをアピールできるという。“リア充オタク”が増加した背景には、インターネット普及で情報が手に入りやすくなったことが挙げられている。


この“リア充オタク”が年間に消費する金額は、アニメ好きの場合1人あたり25,000円と紹介、オタクの実態とかけ離れているとネット上では怒りやため息にあふれた。


「2万5千円とか年間じゃなくて、月の間違いなのでは?」

「あんたら何言ってんの?グッズ費用をファッションにあてて、ちょっとアニメ見てるからオタクだオタクだ名乗んじゃねぇよ。」

「25kで円盤マラソン完走できるわけないし円盤買わない奴をアニメのオタクとは呼ばねえよなあ?」

「25kって言ったらゲームハードすらろくに買えないんだし、ほとんど小学生のお小遣い並じゃん」

「ネットの違法アップ動画見て経費節約してるだけじゃん」

「元々オタクはリア充じゃないみたいな言い方やめろ」


アニメオタクの年間消費額25,000円は本当なのか、出典元である矢野経済研究所の『「オタク」市場に関する調査結果 2014』を確認した。まず調査は、15歳から69歳までの男女10,080名のうち、オタクを自認している、もしくは第三者からオタクと認知されている2,299人が対象になっている。この2,299人に分野別の年間の消費金額を聞き、一人あたりの年間の平均消費金額を算出している。アニメ分野は、800人の平均が25,096円となっており、これがZIP!の特集で紹介されたと思われる。


しかし、これは複数回答のため、例えばアニメに25,000円消費し、アイドルに95,000円使用している人もいる可能性があり、アニメオタクのオタク分野全体の年間消費額が25,000円ということではない。また、本来の分野とは別の分野にも少額使う人が多いと平均が下がるなどがある。ただ、全平均を取っても25,911円となるため、オタクを自認するハードルが下がっている、ライトなオタクが増えているのは事実と言えるだろう。


リア充オタク


出典:矢野経済研究所「オタク」市場に関する調査結果 2014

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