『ここは退屈迎えに来て』橋本愛、2年ぶり3度目の海外映画祭で流暢な英語のスピーチを披露

2018年10月11日(木)11時10分 映画ランドNEWS

カナダのバンクーバーにて開催されている北米最大の映画祭の一つ、第37回バンクーバー国際映画祭のゲートウェイ部門に映画『ここは退屈迎えに来て』が正式出品された。



現地時間9日(火)のワールドプレミア上映に主演の橋本愛、監督の廣木隆一が登壇する舞台挨拶が行われた。今回が2年ぶり3度目の海外映画祭への参加となった橋本は、上映前の舞台挨拶にて、堂々とした態度で流暢な英語のスピーチを披露。さらに、上映後に行われた観客からのQ&Aコーナーでは、映画を観終わったばかりの観客から、多くの質問が寄せられ、橋本と監督が終始笑顔で答えている姿が印象的だった。



観客から地方都市を舞台とした本作にちなんだ質問で、「(橋本が)東京に行くことが自分の意志ではなかったとのことですが、今の東京にはどのような想いがありますか?」と聞かれると、「今は東京のことがすごく好きで、楽しみ方も見つけられていると思います。ただ、ここが私の居場所だというふうに、腰を据えられるかというと、違うような気もしていて、世界中のどこにもここだという場所が見つからないかもしれないですが、今自分がいる環境を充実させるようにしているので、毎日楽しいです」と東京への想いを彼女らしい文学的な表現でコメントしていた。



また、本作で最も好きなシーンを聞かれた廣木監督は「全シーンと答えるしかないです(笑)」と即答してごまかし、観客の笑いを誘ったのに対し、橋本は「監督が1番好きなシーンが気になります」と重ね、会場に笑いが広がる場面も。上映終了後に大きな拍手が巻き起こった後ということもあり、上映後の舞台挨拶は、終始和やかな空気の中行われ、アットホームな雰囲気で終了した。


舞台挨拶終了後に映画祭の感想について聞かれた橋本は、「他の映画祭と違い、日本と近いものをすごく感じました。質疑応答の時も反応を見て、見たばかりのお客さんの反応を肌で感じられたのもいい経験でした。地域を感じるというかアットホームな感じをとても受けました」と満足気に語っていた。



映画『ここは退屈迎えに来て』は10月19日(金)より全国公開


© 2018「ここは退屈迎えに来て」製作委員会


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