東出昌大主演『とべない風船』主要キャスト4人を写す本ポスター解禁

2022年10月12日(水)18時40分 シネマカフェ

『とべない風船』(C)buzzCrow Inc.

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東出昌大主演『とべない風船』が12月1日(木)より広島先行公開、2023年1月6日(金)より全国公開されることが決定し、本ポスタービジュアル4種が解禁。また、11月18日(金)〜20日(日)に開催される広島国際映画祭2022のOFFICIAL SELECTION部門「ヒロシマ EYE」に選出された。




本作は、豪雨で家族を失い心を閉ざした漁師の憲二(東出昌大)が、人生に迷い疎遠になった父親(小林薫)に会いに島にやって来た元教師の凛子(三浦透子)と出会い、家族でも恋人でもない2人の永遠に晴れそうにない心の行方を、美しい島々が連なる多島美(たとうび)を有する瀬戸内海の島を舞台に描いた感動作。

2018年に起きた西日本豪雨を間近で体験した広島出身の宮川博至監督が、「ここ広島で生活しているからこそ、豪雨災害をテーマに映画を作らなければならない」と決意し、被災した人々の想像を絶する経験や言葉にならない思いを反映した物語を初長編作として作り上げた。

この度解禁された本ポスタービジュアルは、垂れ下がる風船を持った主要人物4名のスチールを逆さまに配置し、本来は垂れ下がっているはずの風船が浮いているように見える象徴的なデザインになっている。これは、表面的には正常に見えても実は深く悩んでいたり、悲しい過去を抱えている、という人間が抱える表裏を表現している。加えて、右上のコピーには4名の人物それぞれの心情が描かれている。

また、各ポスターの背景に見えるのは、撮影地である広島県瀬戸内海の「多島美(たとうび)」の景色。「多島美」とは、瀬戸内海の内海に大小の島々が並ぶ様子を形容した言葉。時間帯によって様々な色に輝く水面と島々のシルエットが織りなす美しい風景は、古くから日本国内外の人々を魅了してきた。本作でも、その情景は登場人物の心のみならず、観る者の心にもやさしく寄り添う。

各ポスターとそれぞれの心情を表したコピーは以下の通り。

◆数年前に起こった豪雨で家族を失い心に傷を抱えたまま、瀬戸内海の島で漁師をしながら孤独に生きる主人公・憲二(東出さん)「手を離したら、二度と戻らない幸せだった。」

◆過去のトラウマから逃げるようにして島にやって来た元教師の女・凛子(三浦さん)「自分探しで見つけたかったのは、自信だった。」

◆凛子の父で、故郷の島で教師引退後の人生を静かに送る繁三(小林さん)「尊敬されていることは知っていた。心配されていることは知らなかった。」

◆島民の憩いの場である居酒屋を明るく切り盛りする女将(浅田美代子)「島の外の話を聞きたい。島を離れるつもりはないけど。」

さらに、本ポスタービジュアルの特製ポストカード(4枚セット)付き前売り鑑賞券が、広島・八丁座、東京・新宿ピカデリーほか劇場窓口、またはメイジャーネット通販にて10月14(金)より販売開始となる。詳しくは『とべない風船』公式サイトにて。

『とべない風船』は12月1日(木)より広島・八丁座ほか県内5館にて先行公開。2023年1月6日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。

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