『スター・ウォーズ』新キャラ・ゾリは「ポーの古い友人」ふたりの間に“歴史あり”

10月12日(土)20時0分 オリコン

映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(12月20日公開)ポー・ダメロン役のオスカー・アイザックと新キャラクター、ゾリ・ブリス役のケリー・ラッセル(C)2019 Getty Images

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■『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』特別インタビュー(8)

 8月に米ロサンゼルスで行われた、映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(12月20日公開)の取材会で、『フォースの覚醒』(2015年)からの3部作すべてに出演するポー・ダメロン役のオスカー・アイザックと、『スカイウォーカーの夜明け』に初登場にするゾリ・ブリス役のケリー・ラッセルがペアでインタビューに応じた。

——映画についてどこまで語っていただけますか?

【オスカー・アイザック(以下、OI)】少しなら話せるよ。何が知りたい?

——あなた方が演じるキャラクターについて語っていただけますか?

【OI】僕が演じるキャラクターはポーという名前で…(一同笑)。いや、今のはウォームアップさ(笑)。彼はレジスタンスの優秀なパイロットだが、いよいよリーダー的役割を担うようになる。レイアが彼をそうなるように育て上げ、彼の中にある熱意を刺激して、彼にリーダー的なことを任せたんだ。今、レジスタンスは苦境に立たされ、存続の危機にすら直面しているため、僕が正しい決断をすることは、これまでにも増して重要になっている。今作の楽しいところは、みんなが集まり一緒に戦うこと。ファンもそれが見たかったんじゃないかと思うよ。その過程でゾリ・ブリスに出会うんだ。

【ケリー・ラッセル(以下、KR)】そのゾリを演じるのが、私なの。彼女は独自のモラルと暗い過去を持っている。彼女の衣装とヘルメットは最高にクールよ。彼女はポーの古い友人。彼女はこの世界でひとり立ちしてやってきたけれど、またポーに出くわしたことで、新たな局面を迎えるの。

——では、あなたたちが一緒のシーンがあるのですね。

【OI】ああ、いくつかあるよ。

——それらは、ドラマチックでエモーショナルなシーンですか?

【OI】独特の雰囲気があるね。ふたりの間に歴史があるのが感じられるシーンだ。それも複雑で、解決していない歴史。僕らはそれを解決しないといけない。

——このシリーズでは、すべてのキャラクターが、自分の内面に潜む善と悪に向き合います。あなたたちのキャラクターも、それを経験しますか?

【KR】ええ、それはあるわ。私のキャラクターは、自分のダークサイドを堂々と受け止めているように思うけど(笑)。

【OI】ああ、あるね。ポーのダークサイドは皮肉な形で少しずつにじみ出る。彼は、このギャラクシーは守るに値するのか、とも感じ始めるんだ。それまで彼は本気でレジスタンスのために戦ってきたのに。ただ、ゾリに会うことで、葛藤を乗り越えることができる。

【KR】そこがポーとゾリの関係の面白いところだと思う。

■『スカイウォーカーの夜明け』に大満足「大きなご褒美」

——今回、ようやくデイジー・リドリー演じるレイとの共演シーンがあるんですよね?

【OI】そう、かなり不思議だったよ。そのシーンを撮った時、僕は「僕らはまだ一度も会ったことがないんだよね? はじめましてと言うべき?」と言ったんだ(笑)。僕らは同じ映画に出てきたし、たどってきたストーリーも知っているから、会ったことがあるものと思いがちだよね。でも、レイとポーは今作ではじめて出会う。そこが楽しいところなんだ。そして、僕らはついにひとつのチームとして行動するのさ。

——リーダー的役割を担うようになるんですね。

【OI】ポー・ダメロンというキャラクターは、最初は細かいことは何も決まっていなかったんだよ。この男がどんな男なのか、はっきりとした設定が固まっていなかった。『フォースの覚醒』、『最後のジェダイ』、そして『スカイウォーカーの夜明け』と、ストーリーが作られていく中で、ポ—というキャラクターもできていったのさ。君たちも、今作でポーのことをもっと知ることができるよ。彼にどんな過去があり、彼にとって大切だった人は誰だったのかということを。いままでとは違った一面も見られる。

——BB-8とどうやって出会ったのかも語られたりするのでしょうか?

【OI】ああ、ポーとBB-8の間には、強い絆がある。レジスタンスの戦士には相棒のドロイドがいるもので、そのドロイドはとても特別な存在なんだ。でもポーは、BB-8をレイとシェアすることを厭わない。彼は一時、ひとりぼっちになって、その時にゾリと特別なストーリーを作った。それが今回、見られるよ。

——『フォースの覚醒』、『最後のジェダイ』を経て、『スカイウォーカーの夜明け』の撮影に参加して感じたことは?

【OI】前回よりもいろんな音が混じっている感じ。ジャズみたい。最新作はスカイウォーカー家のサーガをまとめるものなんだ。J.J.は、そこに一番注意を払っていた。『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』で始まったことが、ここで終わるのさ。今回の脚本を読んでも、シスとジェダイの戦いは本当に長いこと続いていたんだなと改めて思った。彼らはずっとチェスをしてきたんだよ。そして今、ついに、どちらかがチェックメイトをかけるのさ。

——ポーのジャーニーも終わりですか? それは満足の行く終わり方でしたか?

【OI】ああ、大満足だ。今作でポーがどうなるか、僕はすごく満足している。それらのシーンを演じさせてもらえたのは、大きなご褒美をもらったような感じだったよ。

——「自分は本当に『スター・ウォーズ』の世界にいるんだ!」と感動した瞬間はありましたか?

【OI】全部と言ってもいい。たとえば、キャリー・フィッシャーとマーク・ハミルとハリソン・フォードを初めて一緒に見た時もそうだった。あれは衝撃だった。そして今作ではケープをつけたビリー・ディー・ウィリアムズを見たんだよ。アンソニー・ダニエルズの撮影最終日に現場にいられたのも素敵だった。彼は全部の「スター・ウォーズ」に出てきたんだよ。そんなことを僕は自分の目で見ることができたんだ。さらに、そこに少し自分も貢献させていただくことができたんだ。

■ケリー・ラッセル「いかにも悪役っぽい」衣装がお気に入り

——出演オファーを受けた時はなんて?

【KR】J.J.エイブラムス監督が電話をくれて、「これ、やりたい?」と聞いてきた時、「ノーという選択肢が存在すると思うの?」と言ったわ(笑)。「スター・ウォーズ」の大ファンだったから、すごく興奮した。このサーガが終わろうとしている時に、さらっとそこに紛れ込むことができたなんてね。そして彼は「すごくクールな役だから」と言ったわ。「ヘルメットとマスクをつけなきゃいけないけど」とも言われて、私は「構わないわ」と返事した。ヘアメイクをしなくていいなんて、最高よ(笑)。

——『D23 Expo 2019』のステージで、ゾリの衣装をとても気に入って、「脱ぎたくなかった」とおっしゃっていましたが、どんな衣装だったのですか?

【KR】いかにも悪役っぽいのよ(笑)。ゾリはとても寒いところに住んでいるの。肌の露出は一切ないんだけど、体にぴったり密着していて、トイレに行くのは大変だったわ(笑)。だから、あまり飲み物を摂りすぎないように注意する必要があったわね(笑)。メタルがたくさんついていて、すごくタフな感じ。ヘルメットもかっこよかった。私は相手の顔が見えていて、相手は私の顔が見えないという状況は、パワフルな気持ちになるものよ。だからセットでずっとかぶっていたの(笑)。あれをつけていると、いつの間にかそこに私がいることを忘れるの。私に聞こえているとも思わず話をする。私の目が隠れているせいね。

——J.J.がプロデューサーを務めた『フェリシティの青春』(2006年)、J.J.が監督した『ミッション:インポッシブル3』(06年)に出演していますが、久しぶりに彼と組むのは、どんな感じでしたか?

【KR】J.J.は、気が置けない人に「僕ら、これをやるんだよ! 信じられる?」って言いたくて、私を雇ったんだと思うのよね(笑)。『ミッション:インポッシブル3』もそうだったわ。あの映画で私は血まみれで、傷だらけで、トム・クルーズと一緒に燃える建物から逃げ出してくる。彼はあそこで、「僕ら、こんなのをやっているって、すごいよね!」って言いたげだった(笑)。この映画でも、あの時と同じだ、と思ったシーンがいくつかあったわ。それはとても楽しかったんだけど。気が合う人というのはいるもので、J.J.はその一人。私は彼の言いたいことがわかるし、彼も私の言葉をわかってくれるの。

オリコン

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