“演歌の女王”八代亜紀の原点は意外にも“ジャズ”にあった

10月13日(金)17時0分 文春オンライン

 ほとんどの人が、八代亜紀さんがジャズ!? と思うかも知れない。だが、実は5年ぶり、2枚目のジャズアルバムだ。「舟唄」や「愛の終着駅」などで広く知られ、「演歌の女王」とまで呼ばれるが、意外にもその原点はジャズにあるという。


「12歳の時、父がジュリー・ロンドンのアルバムを買って来てくれたのがジャズとの出会いでした。ボサノヴァのリズムが衝撃的で、軽やかで実に心地よかったんです」





 自身の特徴的なハスキー・ボイスを生かせると思い、実家が運送会社だったので、トラックの中で曲を流して、ジャズ歌唱の練習をした。


 15歳の時、父が会社の経営に苦悩する姿を見て、「私が助けるんだ」と心に決め、故郷・熊本のキャバレークラブで歌い始める。しかしたった3日で父にばれ、キャバレーで歌った動機を告げなかったため勘当。上京し、紆余曲折を経て、銀座のクラブ・シンガーとして生計を立てていた。


 今回のアルバムには、その頃よく歌っていたヘレン・メリルの「帰ってくれたら嬉しいわ」を含む、13曲を収録。


「ジャズはずっと自分の中にあるから、古巣という感じ。歌っていると、懐かしい故郷の匂いを思い出しますね」



INFORMATION

アルバム 『夜のつづき』 (小西康陽プロデュース)

発売中




(「週刊文春」編集部)

文春オンライン

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