「皇室の牧場」職員のモラル低下 近隣でたけのこ泥棒も

10月13日(金)7時0分 NEWSポストセブン

「皇室の牧場」職員のモラルが低下?

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 皇族方の食卓に上る食材を生産するための牧場「御料牧場」(栃木県)の職員に不祥事が相次いでいる。10月3日、御料牧場の50代の畜産課長が、必要な許可を得ないまま散弾銃2丁と空気銃1丁を所持していた銃刀法違反容疑で逮捕された。その4か月前には、畜産課に所属する40代の男性職員2人が業務中、部下に殴る蹴るなどの暴力を振るっていたことを地元紙が報じた。さらに、暴行を働いたうちの1人の職員は、飲酒運転で懲戒処分を受けている。


 御料牧場の職員は宮内庁に雇われた国家公務員だ。皇室ジャーナリストの神田秀一氏が話す。


「逮捕された職員をはじめ、宮内庁職員としての立場を自覚しておらず、モラルの低下がみられると思います。特に地方の施設だと、天皇陛下をはじめとする皇族方をおそばで見る機会もほとんどなく、“自分は誰のために、何のために仕事をしているのか”を見失うことも生じるわけです」


 近隣住民は、こんな噂を耳にしていた。


「5月の連休頃、“たけのこ泥棒が出たらしい”って噂になったんです。敷地内に侵入者があったとなれば、もし皇族方がいらっしゃったときだったとしたら大問題ですよね。でも、あるときを境にその話題がぴたっとやんだんです。どうやら、たけのこは職員がこっそり掘って持ち出していたようなんですよね。身内で“犯人捜し”をするわけにもいかず、宙ぶらりんだそうです」


 さらに取材を進めると、神田氏の言う「モラルの低下」を物語る問題行為が浮かび上がってきた。目撃した近隣住民が語る。


「御料牧場の広々とした敷地内でゴルフの練習をしている人を見たときは目を疑いました。素振りだけならまだしも、ボールを打っているんです。警備が厳しい敷地内ですから、わざわざ一般ゴルファーがクラブを持って侵入して練習しているとは思えないし、宮内庁の職員なんでしょうね」



 御料牧場関係者による「無法ゴルフ」は、牧場周辺の近隣住民などに複数の目撃証言があった。しかも、彼らが目撃していたのは日中のこと。牧場内ではゴルフの練習が白昼堂々と行われているようだ。


「皇室にゆかりの深い場所に、ゴルフクラブとボールを持ち込んで、周囲から見える場所でカコン、カコンと球を打つのはどういう神経でしょうか。敷地内の施設や飼育している牛や馬、豚に当たったら大変でしょうし、ゴルフネットがあるわけではないので、万が一にも周囲に飛んでいけば危険ですよ」(別の目撃者)


 それだけ堂々としたものならば、牧場職員の間でも無法ゴルフはよく知られた行為に違いないが、職員の間からも「やめるべきだ」という声は上がらないのだろうか。また、職員であればゴルフクラブが簡単に持ち込める状況にあるということは、前述のように不法に猟銃を所有している職員がこっそりとそれらを持ち込んでいたとしてもおかしくはない。神田氏が続ける。


「両陛下の耳に入ったら、どんなに悲しい思いをされることでしょうか。御料牧場は皇族方の食の原点であり、両陛下や皇太子ご一家のお体や健康の根底を担う神聖な場所です。その重要な仕事の意味を、改めて考えていただきたいと切に願います」


 宮内庁ホームページの御料牧場の説明には《皇室のおもてなし》という一文がある。果たして、その言葉を裏付けるだけの「心」は込められているのだろうか。


撮影/雑誌協会代表取材


※女性セブン2017年10月26日号

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